昨日の東京新聞でニヤッとなるような記事を見つけてしまった。

 

本を楽しむ 新刊ピックアップ というコーナーで

横尾忠則著 

「アホのなる修業 横尾忠則言葉集」

の説明文が書いてあった。

 

3年前の夏休みに家族旅行で四国を回った時があったんだ。

最初に香川市に宿泊、その後小豆島、松山市、高知市、徳島市に1泊づつして5泊6日の旅行を楽しんだ。

2日目は小豆島から周りの島に渡って、(豊島、直島などね) 美味しいもの食べたり、美術館を見たのを覚えている。

 

その中で豊島に 豊島横尾館 があって引き込まれるように入った。

もちろん横尾忠則の作品が展示されていたんだけど、それがさすがというか強烈なんだよね。

 

僕たちの年代は横尾忠則の個性豊かな作品をメディアを通して見る機会が多かった。

ただ実物を見たのはその時が初めてだった。

不思議な感動があったんだよね。懐かしさも含めて。

 

東京新聞にこう書いてあった。

 

1960年代にグラッフィックデザイナーとして活躍し、81年「画家宣言」以降、多彩な主題と作風を駆使した絵画作品で日本のカルチャーシーンにインパクトを与え続けてきた美術家・横尾忠則。

「目的を持たない、想像もしない、考えさえもしない。これ最高です」

「怠けることは悪徳ではない。美徳だ」

など縦横無尽につづった繊細かつ大胆不敵なコトバ集。

 

完全に打ちのめされた。

そしてその後、自然と笑顔になった。

最高だね!

 

僕も本気でそういうことを言える成熟したオヤジになりたいな。

誰にも相手にされなくなるかもしれないけどね。そんなの関係ねえ。

 

いや~ 横尾忠則あっぱれ!