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フリーエージェントについて

このブログはアメリカでは主流になっている、
フリーエージェントというビジネススタイル。
それについて色々な記事を書いて、皆さんに紹介していきます。

こんにちは!池田翼です^^

今回は日本のFA化を後押しする要因を書いていきます。

ダニエル・ピンク氏はアメリカのFA社会化が進んだ要因として

4つの点を挙げています。

1.従業員が、忠誠心と引き換えに会社から安定を保証される関係が崩壊した。

2.生産手段が小型で安価になり、個人で所有できるようになった。

3.仕事の目的が生活の糧を得るだけでなく、やりがいを求めるようになった。

4.会社組織の寿命が短くなり、勤め先よりも雇用者が長く生きるようになった

これらは全て、今の日本にも当てはまることです。

まず1の「会社に忠誠を尽くす代わりに、生活を守ってもらう」という

今までの日本人の考え方。自分は武士道にも似てすばらしいもの

であると思うし、どちらかというと自分はそういう考えの人間です。

中には今でも成長し続けている企業もありますし、FAが絶対正しいとは

思いません。

しかし、終身雇用制度はもはや崩壊しています。今までの日本のように

いい大学を出て、大手企業に入社して、定年を迎え退職金をもらって

老後は趣味に生きるという流れは崩壊しています。

そこでFAというワークスタイルも選択肢の一つであると思います。

パソコンが普及し、自分でもできるビジネスがあるかもしれないと

みんなが考え実行に移しているし、うまくいけば生活の糧だけでなく

自由な時間や、やりがいも得られることも知っています。

会社の寿命が短くなり、いつ職を失うかもしれない不安と焦りと共に

生活をしていくのはとても辛いことだと思います。

日経ビジネスの記事である大手のデパートの人事担当は

「40代以上の日本人男性従業員はもういらない」

と語っているそうです。

海外にはいくらでも安くて優秀な人材がいるからです。

グローバル化に向かない日本人社員を「英語や中国語が話せる人材」

「安い人材に」置き換えていきたいわけです。

これからますます会社から追い出されていくサラリーマンは増加していきます。

さらに2の、IT情報ネットワークの急激な進化も、FA化を強く後押ししてくれます。

今の日本人のサラリーマンの仕事は1日中パソコンとにらめっこするような

仕事も多いと思います。IT技術と情報ネットワークが進んだ今では

自宅でも十分仕事ができます。「会社で仕事をする」ということの必然性が

薄くなってきているということです。

今後、会社を辞めさせられたり、都合よく会社から押し出されたりする人は

どんどん増えていくはずです。

リストラ、早期退職、フリーランス契約、業務委託契約など

名目は様々ですが、会社を離れざるを得ない状況に追い込まれていくはずです。

では会社から追い出された人々がどうやって生きていこうとするのか?

アメリカと同じように、FAとして生きていく人が増えていくと思います。

今までの経験を生かしながら個人でビジネスを作っていく人が

今後爆発的に増えていくと感じています。

よく

「アメリカで流行ったことは、10年後、20年後になって日本で流行る」

と言われますが、ビジネスのスタイルでも同じことが当てはまります。

そう考えると、アメリカでは20年前ほどからFA化が進み始めたわけですが

その頃のアメリカと今の日本の状態はとてもよく似ていて

これから急速に「フリーエージェント社会」にシフトしていきます。

次に3の仕事が生活のためだけでなく、やりがいを求めだしたのも

影響しています。これは4とよく連動しているのですが

言われなくても、仕事にやりがいを持って働いている方もいる

持っていない方もやりがいを見出そうと努力していると思います。

ちょっと自分の話をさせていただきます。FAとは全く関係なく

自分がFAになりたいと決意した話です。

自分も会社にいるときはやりがいを持って仕事をしていました。

しかしある時、自分の身内と会社の先輩とのあいだでトラブルが

起きました。その一件以来、会社に居づらくなり自主退職させていただきました。

その一件で今まで家族のように仲の良かった会社と

言いたくもない言葉や聞きたくもない言葉のやりとりをしました。

その後、実家に帰ってきて再就職先を探すことになったのですが

自分の家は大量の借金を抱えていて、日々不安がつきまとう状況です。

昔から借金があることは知っていて返済に協力もしていたのですが

その返済がとても厳しい状態になっており、自分の5年間貯めてきた

百数十万の貯金がわずか2ヶ月で全てなくなりました。

5年前就職してから、会社のために一生懸命働きました。

徐々に認めてもらい、新天地に進出するときに上司と一緒に

任せてもらう形になり、営業成績もどんどん伸びている状況でした。

しかし、たったひとつの出来事でもろくも崩壊しました。

それに加えて貯金も底をつき、全てを失った無気力状態でした。

役職もお金も、これといって能力もない。何もない。

そんな時に出会ったのがFAとして生きる道でした。

会社のためにと頑張っていた日々、何がほしいでもなく貯めていた貯金

それらすべてを失った時に

「自分自身の足でこの社会にもう一度立ち上がり前を向いて歩く」

と強く決意しました。どうせ失うものなどないという自分の状況も

あったのですが。

会社に勤めてものすごくお世話になり、勉強させていただきました。

今でも入社できて本当に良かったと、素晴らしい会社だったと

心から思っています。

しかし、結局最後は会社も助けてくれない、自分自身の足で

歩いていくしかないと身をもって知りました。
 
考えてみると会社が倒産すればそれまでであるし、今の日本の社会状況は

今後ますます悪化していくと思います。ハローワークに行った時の人の

多さ、そして暗い表情には驚きました。

家族と暮らす時間や友達と過ごす時間が全くなかった今までの人生

それは自分自身の責任が一番大きいと思います。

親友の結婚式や、3年ぶりに会う友人との約束、病気で入院した家族のお見舞い

仕事で行けないことが多々ありました。

いろいろなことを振り返り、もう一度会社に就職して…

というふうには考えられませんでした。

一生懸命働くなら、会社にいた時よりもやりがいをもって

自分自身で責任を持ってこの社会で働いていこうと。

とはいってもFAとして全く成功していません。置かれている状況も厳しい。

しかし諦めずに挑戦する。そして自分が持っている少ない知識でも

だれかの役に立てるかもしれないから発信していく。

そう考えてこのブログを始めました。

長々と自分の話を書いてしまい、読んでくださった方に感謝です。

では今日もFAとして活躍している方の実例を紹介します。

「出版エージェントの40歳の方の場合」

元々独立希望のこの方は、サラリーマン時代からFAとして生きていきたいと

考えていました。書籍印刷を中心とした印刷会社で10年以上営業を

担当していました。数多くの出版社の人と人脈を築き、人脈を活用して

出版支援サービス業をはじめるという目標を持っていました。

「本を書きたい人」と「編集者」の仲介役をする仕事です。

サラリーマンの方々の中にも本を書きたいという情熱や

素晴らしい知識を持っている方もいます。そういう方々の

著者デビューを手伝っていくわけです。

最初は会社に勤めながら、週末などの空いた時間で実績を作っていく

ことにしました。とはいっても最初はタダ働きのようなもの。

なにしろ、この方のサポートは「ここまでするか」というくらい徹底していて。

執筆指導に始まり、出版企画書の作成、出版社への企画提案代行

出版決定後のフォロー、販売の促進まですべてのプロセスで

顧客の力になっていくというもの。

しかも、成功報酬型で、顧客が著者デビューするまでは一銭も

入ってきません。顧客からすればリスクゼロでデビューできますが

エージェントであるこの方からすれば儲けが出るまで相当な時間がかかります。

会社に勤めながら基盤を築くやり方でなければ、難しかったかもしれません。

ともあれ、この方の努力は実を結び、何人もの「新人サラリーマン著者」を

デビューさせることに成功し、自信がついたところで、会社を辞め、独立しました。

独立の時、すでに30タイトル以上の本を世に送り出していました。

出版会社は「実績」がモノをいう世界。

地道に真摯に顧客開発をしていくことによってこの方はFAとして

必要な実績を作り上げていったのです。

最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました^^