えいしょうです。
最近、仏教離れとよく言われます。
そんな世の中に対し、私はこう考えております。
「仏教離れの今!求められるのは宗派を超え、
仏教ファンを増やすため協力すること!」
ですが、今の僧侶は他の宗派と交流する機会に
とぼしいのが現状です。。
「これではいかん!まずは自分が他の宗派と関わりをもとう!!」
と、他宗派のお坊様方の仏教イベントに協力することを
通して、積極的に他宗派かかわるようになりました!
そんな中で、
「もっと色んなお寺・宗派に詳しくなりたい!」
と思うようになりました。さらには、
「どうせなら、楽しく勉強したい!」
と思うように。そんな時ふと友人と
ごはんを食べに行ったときに、
「今度受けようと思う」
と言われ、
「それや!」
と思わず飛びついたのが、『京都検定』です。
問題集形式で、学習した内容をまとめております。
「京都検定勉強したいけど、距離的に現地回るのが難しい、、」
「京都検定をだれかと一緒に勉強したい」
「僧侶目線でお寺を見てみたい」
そんなあなたにおすすめです!
精一杯精進して、
知的好奇心をくすぐる文を書けるよう努力してまいります。。
【1:南京都編】
{ 問3 ここはどこでしょう }
ここでわかるあなたは京都検定3級はほぼ100%合格でしょう。
<ヒント1>:東に十六羅漢の庭があります。
南は方丈前庭
北は枯山水
全体が国の名勝です。
【ちょこっと仏教①】
羅漢って何?
「羅漢さん」とよく呼ばれます。正式には阿羅漢さん。
仏教の修行を完成し悟りを得たお坊さんのこと。
おしゃかさんの弟子で特に優れた16人をまとめ、
十六羅漢といいます。
※なかには神通力を使える方も!
おしゃかさんが亡くなったあと、あらためて教えを
お経にまとめよう!と集まったお弟子さん500人
(これを仏典結集という)のことを、
五百羅漢といい、五百羅漢像は圧巻です!
(↑東京目黒の五百羅漢寺)
羅漢さんは表情がユニークで、自分に似てる
羅漢さんを探すのも一興です。
<ヒント2>:「このはし渡るべからず」
ピンときませんか?
そう、答えは、、
酬恩庵(=一休寺)
有名な、一休さんのお寺です。
虎のとんちにちなんだこんな絵もおいてあります。
一休さんのお墓もあります。
一休さんの像の頭には一休さんの遺髪が植えてあったそう、
現在はなくなっている。
【酬恩庵の問題】
別名「(1)の一休寺」。もとの名を「妙勝禅寺」という。
一休さんはもとのお住まいの(2)からここに移住する。
1650年武将(3)が寄進する。
東庭は(4)の庭。
答えじらしてごめんなさい!その前に②
【ちょこっと仏教②】
とんちとは?
その場に応じて即座にでてくる知恵のことを
いうそうです。
一休さん:虎の話
殿:「そこの屏風のトラをしばりあげてくれまいか。
夜中に屏風から抜け出して悪い事ばかりする。
ほとほと困っておったのじゃ」
一休:「こわいトラですね。それでは、しばりあげて
ごらんにいれます。なわと鉢巻をください」
殿:「やってくれるか」
一休:「もちろんです!」
ねじりはちまきをして腕まくりをしました。
一休:「それでは、トラを屏風から追い出して
ください。しばってごらんにいれます」
殿:「何をいう!びょうぶに描かれたトラを、
追い出せるわけがなかろうが」
一休:「ではトラはでてこないのですね?
安心しました。さすがに私もでてこない
トラを退治はできませんからね。」
オチは、
「殿がトラをだしてくださいよ」
でした。
個人で見解がわかれると思いますが、
無茶ぶりに対して無茶ぶりで殿に
返すというのは、勇気あるなあと
思います。
【問題の答え】
1:薪
2:虎丘庵
3:前田利常
4:十六羅漢
本日はここまで、、
新版 京都・観光文化検定試験公式テキストブック
Amazon |
3日でマスター!京都検定3級虎の巻
Amazon |
一級合格者が語る「京都検定」の楽しみ方
Amazon |