ゆりかごのように、脳下垂体を包み込む「トルコ鞍」
馬に鞍つけ乗ります。「トルコ鞍」は下垂体が乗るところです。
ところが大変なことになっています。
篩骨の垂直板の後ろにトルコ鞍
篩骨(しこつ)の垂直板の篩(ふるい)とは
砂や砂利、土などを網を通して大きさを選別する道具のことを意味します。
篩骨の垂直板の両サイドは選別の網のように空洞があり衝撃を吸収し脳へのダメージを減らす作りになっています。
蝶形骨の後ろに「トルコ鞍」
画像が小さいですが分かりますか!
鼻の衝撃により篩骨の垂直板が歪みトルコ鞍が押されて脳下垂体を圧迫し機能が低下します。
沢山の種類のホルモンを分泌していて、例えば甲状腺ホルモンの異常も甲状腺刺激ホルモンが正常に働かないことが病気の原因になっています。
他にも、下垂体腫瘍があり摘出手術方法は
上唇をめくり、鼻の穴から骨を削り内視鏡手術します。
髄液が漏れるなど大変な手術です。
ゆりかごのように、脳下垂体を包み込む「トルコ鞍」に整える
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黄色い葉は落葉の木です。2013-11-07新十津川町で撮影
自然をじーっと見れば分かります。
むりにこじ開けなくても、自然の仕組みにそえばいい