「ビジネスメンタルスキル」と「ビジネススキル」は、内部要素と外部要素の関係です。(下図参照)
 

ビジネスメンタルスキルとビジネススキルの関係図

 

 

この「メンタルスキル」がビジネススキルを制御する役目を担っています。真のビジネスを継続していくため「メンタルスキル」を中核とすることは、成功ファクターなのです。

 


このテーマに関する電子書籍を、11月30日に発行しました
アメブロに記載していないカテゴリーもあります。

●著書「調和数3で成り立つ55の鍵【完全版】」
メンタルスキル&ビジネススキルのプロトコル・キー

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※プロトコル(protocol)とは、誰もが共通して使える手順・約束事・協定です。

「ビジネスメンタルスキル」および「ビジネススキル」に関する
各カテゴリーの成功ファクターになるものを3要素にまとめ、図解にてご紹介。
基本かつ著作出所のものもありますが、妥当であるものを出しています。
ほとんどは私釈です。

全ては、調和数「3」で成り立ちます。

 

 

メンタルスキルに関するプロトコル・キーprotocol


 ※背景がこの色は、2015年11月の追加分です。

 

強化すべきキャリア3つ

自己が強化すべき3つのキャリア

パーソナル・ケイパビリティ」を強化するために3つのキャリアを磨きます。「メンタルスキル」「静的キャリア」「動的キャリア」です。「メンタルスキル」は活動の根幹となる内面的精神的キャリアで、人間的要素があります。「静的キャリア」はコミュニケーション力のように長期的・汎用的に活用できるキャリア。「動的キャリア」は実践の場で必要な技術力、行動力、身体力などで、実現化するキャリアです。これをバランスよく強化していきます。
メンタルスキル関連性

メンタルスキルの関連性

各カテゴリーのスキル・キャリアを「習慣化(継続化)」することで「メンタルキャリア」が強化されていきます。信念・価値観による活動などが自己に根付くことで「アイデンティティ(自己概念)」として構築されていくことになります。「アイデンティティ」は、自我および自己の同一性であり、メンタルモデル(独自の既成観念)にも連動するものです。メンタルスキルを高めることができればアイデンティティは自立心と社会性を高め、よりよい人格形成へと誘うことになります。
志向思考試行

 

良い習慣化のための3シコウ

習慣化されていくものが善であれば、アイデンティティは希望・情熱・自信などが溢れるものとなり、習慣化されていくものが悪であれば、アイデンティティは希望も自信もない無気力なものとなります。質の高い習慣を行なうための実践要素(ファクター)は「志向」「思考」「試行」の三シコウです。「志向」は使命や目的を明確にすること、「思考」は理由や役割を明瞭にし、知恵を持って行動できるようにすること、「試行」は実際の具体的行動で体験・経験を積み重ねながら、挑戦し続けることでスキル(技術)や能力を高めていくことです。
3大パーソナルキャリア

自己3大パーソナル・キャリア

「メンタルスキル」「静的キャリア」「動的キャリア」を磨くことと同時に「リーダーシップキャリア」「マネジメント」「フォロワシップキャリア」を磨きます。この「パーソナルキャリア」は自己制御(セルフ・コントロール)にも重要であり、さらに他者との関係においてもポイントになります。これらが良くなっていくことで「パーソナル&ソーシャル・ケイパビリティ」へと醸成していきます。
メンタルスキル,モチベーション制御,自己効力感

 

モチベーションのための自己効力感

モチベーション制御、つまり「やる気を促す」動機付けには、外発的動機付けと内発的動機付けがあります。継続的な観点では、内発的動機付けによるモチベーション制御が重要であり、その主になるのが「自己効力感」です。これは報酬がなくても自発的に「やる気を促す」ことが可能です。その特徴が三つ、「有能感」「自己決定感」「対人交流」(エドワード・L・デシによる)です。
intelligence人の能力

社会に必要なIntelligence

人の能力は様々です。全てがバランスよく備わっているわけではありませんが、強化していくことは可能です。特に「SQ(Social Quotient)=社会的知能、精神的知能」、「PQ(Physical Quotient)=身体的能力」、「EQ(Emotional Quotient)=心の知能指数」は近年、重要性が主張されています。それ以外のAQ(Adversity Quotient=逆境指数)、MQ(Moral Quotient=道徳性知能)、CQ(Creative Quotient=創造性知能)なども不可欠です。
成功の3サイクル

成功・成長・発展のための3サイクル

「考察」「決断」「活動」の”3K”。「決断」は意思決定です。そのための判断コア(メンタルスキル)が必要です。その事前の「考察」では、それなりの情報・知識が必要で、選択肢の分析などを行ないます。実際「活動」しながら、良い結果悪い結果関係なくその結果に対する「考察」を行ない、次の「決断」を実施。その繰り返しになります。
3つの自己成長

3つの自己成長

自己成長には、「自然成長」「努力成長」「合体成長」の3つがあります。個人の「自然成長」と「努力成長」がベースとしてあり、「合体成長」がシナジー効果によって有効化されます。「合体成長」は他者が絡むため、先ずは「自然成長」と「努力成長」のバランスを考えていきます。
自己成長意識3タイプ

自己成長意識の3タイプ

自己成長に対する意識には「自己満足型」「自己効力型」「他者評価型」の3タイプがあります。この3タイプを自分自身に備えることで、モチベーション向上・保持の自己制御(セルフ・コントロール)が可能になります。多様な場面に適したモチベーション制御方法を、都度実行すればモチベーションを保つことができます。
自己価値成長3プロセス

自己価値成長プロセス3S

自己価値の成長・向上させるためのオリジナルプロセス3S「整理清算化」「志向化」「修得化」を日常から実践することで、下記の「成功・成長・発展のための3サイクル」の「考察」「決断」「活動」の”3K”を促進。「整理清算化」は心・脳・リアルに。「志向化」はメンタルスキルに。「修得化」は実践・経験に。これらを繰り返していきます。
自己成長3エネルギー

自己成長3大エネルギー

自己をバランスよく成長させるために不可欠なエネルギーです。「心的エネルギー」「脳エネルギー」「身体的エネルギー」の3大エネルギーは、消耗するため補填も必要になります。エネルギー不足が色々な弊害をもたらすため、それらの制御を行なっていかなければなりません。
自己エネルギー構成3要素

 

自己エネルギー構成3要素

3大エネルギーには、「ピューリティ(質)」「ベクトル(方向)」「流束(強さ)」の3要素で構成されており、エネルギーの使い方を効率よく行なうためには理解する必要があります。この三要素を意識し、目的・使命を果たすために三大自己エネルギーを効率よく活用し調整し、質の高いセルフ・コントロール(自己制御)を行なっていきます。
成功者の3要素

成功者の共通する3要素

「人間力」「創造力」「習慣力」という当然と言えば当然の能力。「人間力」は抽象的ですが、品格・能力など総合的なパワーで、当方では「パーソナル&ソーシャル・ケイパビリティ」として具体的に強化。「創造力」はイノベーション的ですが、小さいシフト(チェンジ)からスタート。「習慣力」は「継続は力なり」なのです。継続するためには「メンタルスキル」が必要です。
成果を出すための3プロセス

成果を出すための3プロセス

左図は有名な「ゴールデンサークル理論」(サイモン・シネック氏提唱)。事業で成功している優秀な方々は「Why」「How」「What」の順で物事を行なっていて、この順が逆になっていたり、「Why」が疎かになっている場合は大抵失敗あるいは短期的であるというものです。
これは、ビジネス設定における「3W1H」に該当します。
ビジネスメンタルスキル3コア

ビジネス成功ためのメンタルスキル3コア

「使命」「価値観」「目的」をコア(中核)としてスタートすべきです。
『Why=なぜ、それをやるのか?』の問いに答え得る根幹的ファクターになります。ビジネススキルなどのノウハウやテクニックを先に学ぶ方がいますが、続かない理由はコアがないからと言えます。
「7つの習慣」のコヴィー氏も「マネジメントの父」ドラッカー氏も、この「Why」に該当するものの重要性を語っています。
関係構築化3要素

人間関係強化における3要素

人間関係を構築する上で必要な3要素「RAC(ラック)」と呼んでいます。
「Rality」は同意・認知の意で、相手の思考と現実性の一致です。「Affinity」は親密・親近の意で、心理的距離感です。”相手の懐に入る”という距離感が大事です(”同じ空気を吸うのも嫌だ”は、地球と宇宙の距離感です)。そして「Communication」はコミュニケーションで、意思疎通、相互に理解・共感・納得・共有することです。
ケイパビリティ成長3ステップ

自己ケイパビリティの成長3ステップ

パーソナル・ケイパビリティ」を成長させるために、日本伝統の「守破離」をイメージすることができます。「守」は学んだことをモデリング(模倣・マネ)し、それを「破」、個人の経験と智慧でカスタマイズしていき、マスターしたら「離」として個の価値を付加したオリジナルのスキル・能力に発展させます。「守破離」をステップとして「パーソナル・ケイパビリティ」を発展させていきます。
ケイパビリティ発見3原則

自己ケイパビリティを発見するための3原則

パーソナル・ケイパビリティ」世間で言われている「自分の強み」と類似していますが、さらに包括的な能力と考えます。これを発掘する際、「楽しいこと」「できること」は誰でも思い立つのですが、「(他者にとって)必要なこと」も重要なことです。「好きなコトをやること」と言われていますが、それだけでは成功しません。ポイントは「他社貢献」です。「楽しいこと」「できること」「(他者にとって)必要なこと」を原則として「パーソナル・ケイパビリティ」を発見、発展させていきます。
習慣化する3要素、7つの習慣

「7つの習慣」習慣化させる3つの要素

スティーブン・コヴィー氏「7つの習慣」にある習慣化させる3要素です。
行動しなければならい理由である「知識」が必要です。それに対して実行したい「やる気・情熱」が必要です。そして、実際に行なう方法「スキル」が必要です。これらの循環によって習慣化させることが可能です。3日坊主のように途中で止めてしまう場合、「知識」不足または「やる気」の問題だということでしょう。

 


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