7:00 岳沢小屋出発

写真…重太郎新道のお花畑から岳沢小屋(赤い屋根)を見下ろす
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この辺りは、比較的勾配が緩いです。
(緩いと言っても、標高が2500m程度と十分に高く、走ると息苦しいため、歩きました)


お花畑を抜けると・・・勾配は一気に急になります。

そして、岩壁の登場。

写真…重太郎新道の岩壁
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最初はどうやって登るんだ?と思いましたが、いざ登り始めると、手掛かり・足が掛かりがたくさんあるため、意外と簡単に登れます。


写真…重太郎新道の長い梯子(下から)
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本当に登れなさそうな岩場には、梯子や鎖がありますので安心です。


写真…重太郎新道の長い梯子(上から)
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梯子を登りきったところから下を撮った写真です。

御覧の通り、梯子の下の足場は狭いですから、足を踏み外さないように注意が必要ですが、難しい技術等は不要です。


写真…重太郎新道の梯子2
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さっきのとは違う梯子です。(写真の方々は60代くらいの3人パーティーですが、すいすい登っていました)


写真…鎖場
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鎖はあくまで補助であり、思いっきり引っ張って登ってはいけません。ここも十分な手掛かり・足がかりがあるので、鎖を使う必要はないでしょう。


写真…紀美子平手前の鎖場
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写真の方は少しお年を召されており、安全のため、鎖をしっかり掴んで登ってますが、御覧の通り十分な手掛かりと足掛かりがありますので、鎖は不要です。


この鎖場を登って、

8:45 紀美子平に到着

写真…前穂高岳との分岐点:紀美子平
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岳沢小屋から紀美子平までの標準コースタイム3時間に対して、私は1時間30分。

全く走らず早歩きのみで、標準コースタイムの半分の時間で来れました。
8月下旬か9月上旬に予定している本番のルートは以下の通り( ( )内の数字は標高です)

上高地(1500)→岳沢小屋→(重太郎新道)→紀美子平→前穂高岳(3090)→紀美子平→(吊尾根)→奥穂高岳(3190)→涸沢小屋→北穂高岳(3106)→南岳(3032)→中岳(3084)→大ばみ岳(3101)→槍ヶ岳(3180)→槍沢→横尾→徳沢→上高地

3000m級の山を一気に7つ登頂するという欲張りルートで、ガイドブック記載の標準コースタイムだと3泊4日です。

私は、これを1泊2日で行こうかと考えていて、今回の下見は、これが可能かどうかについての感覚を掴むことを目的としていました。



5:25 上高地到着! こんなに朝早いのに賑やかです。


写真…上高地バスターミナル
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まずは、バスターミナルから河童橋までジョギングで移動。

5:30 河童橋到着!

写真…スタート地点…河童橋
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写真…河童橋から梓川と(たぶん)焼岳
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5:35 いよいよ出発(^_^)

しばらく林道を走ると、登山口に到着。

写真…岳沢登山口
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登山道の地面は土、周りは木々に囲まれています。

この登山口から登る登山者は少なく、勾配も緩やかなため、走ることは可能です。

河童橋から走ったり歩いたりして、6:05に風穴に到着。


写真…風穴
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「岳沢名物天然クーラー」と書いてありますが・・・

この日はあまり風が吹いてなかったです。こんな日もあるのかもしれません。


さらに進んでいくと、土の登山道は終わり、下の写真のような石の道になります。

写真…岳沢の登山道(石)
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走れなくもないのですが、トレランシューズだと足の裏が少し痛いです。

コースは、写真のように石に○印のペイントがされているので、昼間で視界が良ければ、迷うことはまずないでしょう。



写真…岳沢小屋少し手前の下り坂
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写真だと分かりにくいですが、急な下りです。

下り終えたら、再び登って・・・


6:50 岳沢小屋(2170)に到着

ガイドブックの標準コースタイム2時間20分に対して、実際は1時間20分。ここまで渋滞もなく自分のペースで登れました。

写真…岳沢小屋
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4,5人の宿泊者が出発の準備をしていました。

登り始めてまだ1時間半くらいなので疲れていないのですが、この後、穂高岳山荘までの6時間(標準コースタイム)ほどは、小屋がないため、10分ほど休憩しておきました。


写真…岳沢小屋の案内看板
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ここ岳沢小屋から、北アルプス三大急登の一つ「重太郎新道」が始まります。


8月下旬か9月下旬に行く予定だった北アルプス…

ふらっと散歩感覚で行くと、遭難してしまうので…

3月ごろからガイドブックやDVDを見て…

主な登山道とエスケープルート、小屋の場所等を調べ、山岳気象まで勉強して準備をしていました。


7月頃からガイドブックに記載されている標準コースタイムを参考にして登山計画を立てていたのですが…

実際にどの程度の時間がかかるのか?というのがどうしてもわからず、計画の妥当性がわからない…

座学の限界です…


これは一回行ってみるしかない!

ということで…



急遽、荷物をまとめて出発しました。

この時点での計画は…

11日の夕方自宅を出て、駐車場で車中泊…

12日の朝一に上高地を出発して…

岳沢から前穂高岳、奥穂高岳…その後は、どこかでビバーク…

13日の夕方まで…どこかの山を登って…上高地に戻る

というゆる~い計画。奥穂高岳以降は、ほぼ無計画ですが、今回はあくまで計画を立てるための下見ですのでこれでよし!


以下備忘録。


【上高地までのアクセス】

交通手段としては、車、夜行バス、電車がありますが、今回は車を利用しました。

上高地は、マイカー規制がされていて、途中の平湯(高山側)か沢渡(松本側)の駐車場から上高地まではシャトルバスに乗り換える必要があります。平湯の駐車場は早朝まで入庫できないとのことでしたので…24時間営業の沢渡駐車場を利用しました。


11日(日曜日)17:30 出発  → 沢渡第3駐車場 22:40 到着

運転好きではない私にとって、高速+山道を5時間も運転するのはかなりの苦痛でした。

私が到着した時点でこの駐車場には10台ほどの空きがありましたが、夜中も続々と車が入ってきて、起きたら(3:30)満車になっていました。


この駐車場の近くに(徒歩1分)沢渡バスターミナルがあります。

この日このバスターミナルで乗った人は、約20人ほど。

このバス停はバスの始発駅ではないので、乗れないかも・・・と心配してましたが、ぎりぎり乗れました。

ちなみにバスの始発時間は、4:40で、上高地到着は5:25。
上高地から駐車場までの終バスは、18:00上高地発(駐車場へのシャトルバスは、17:00が最終ですが、18:00上高地発新島々駅行きの路線バスが駐車場にも停車するため、これが実質的な終バス)

駐車場・上高地間を歩くことはできないのか?とも考えたのですが、バスで30分とそれなりに距離がありますし、バスやタクシーの通りが多いので、歩行者が通るのは危険です。(多分、歩行者通行禁止)



駐車場の看板の写真・・・
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真夜中ということもありますが、この看板以外に撮るものがなかった(笑)


星空はとてもきれいでしたが、Iphoneではうまく撮れません。

写真…満天の星空
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真っ暗(笑)



帰るときに、駐車場の近くに24時間利用可能(無料)な足湯があることがわかり、そこで足を洗いました。その足湯の写真を撮ろうと思ったのですが、、、

私の他にも2,3人の登山帰りっぽい男性と、近くのホテルの宿泊客と思われる登山とは無縁そうな5人の酔っ払い女性(大学生かな?)が入っていて、

その女性グループがちょっと写真が撮れない状態(笑)になっていたので、写真は撮ってません


今回は、車で行きましたが、車で行っても、駐車場・上高地間のシャトルバスの時間には縛られてしまうので、次回はバスで行こうと思います。料金的にも安いですし、圧倒的に楽!!

ただ、事前にバスの予約をしないといけないので、天気がよいから明日行こう!というような自由度はありません。好天に恵まれるのを祈るしかない。



さて、次は装備について、

下調べの気温は、16~20度程度で、実際の気温も概ね下調べ通り。


【服装】
・ノースリーブシャツ、長袖トレーナー、ロングタイツ、登山用防水ハーフパンツ、サングラス、登山用ソックス、登山用グローブ、トレランシューズ

反省点:特になし、当日の服装としてはよかったと思います。
サングラスは、マストアイテムです。岩登りの時にまぶしくてまともに上が見れないし、雪渓に反射した太陽の光で目がやられます。
グローブは、マストではないですが、あったほうがいいですね。梯子が冷たいし、岩を掴むときに指を切らないか?という心配がいらなくなります。


【携行食】
・ハイドレーション(アミノバイタル2リットル)、パン(おやつ用)、ゼリー系サプリ(3個)、パワーバープロテイン(1本)、黒棒(12本:非常食)、BCCAキャンディ(10個)

反省点:特になし。
汗をかきやすい私でさえ、登山中ほとんど汗をかきませんでした。息苦しくて、汗をかくようなペースで登れません(笑) なので、水は1日であれば2リットルもあれば十分です。


【携行品】
・バックパック(28リットル)、ヘッドライト、ハンドライト、予備電池1セット、少し厚手のウィンドブレーカー(車中泊時に着用、登山時も携帯でも不使用)、レインウェア(上のみ、不使用)、ツェルト(不使用)、地形図、ガイドブックの付録の地図、コンパス、応急セット、携帯のバッテリー、携帯トイレ

反省点:今回は雨が降らなかったのでよかったのですが、レインウェアは上だけでは意味がないです。
当初、ツェルトでビバーク予定でしたが、駐車場で寝る時点で、想定よりも寒かったので、ビバークするのが不安になり、日帰りに変更しました。
ビバークするなら、もっと厚手のウェア(上下)が必要です。今回は特に下半身の冷えが心配でした。


重大なミスとしては、日焼け止めを忘れたことです。首の日焼けがひどい・・・


装備については、以上。