今日の午後は、


パキスタン、アフガニスタンで人々に寄り添い続けた医師・中村哲さんの軌跡を描いたドキュメンタリー映画


「荒野に希望の灯をともす」


を観てきました。




杉並女性団体連絡会と杉並区共催の映画会〜平和への願い〜(無料)


1年半くらい前から、全国でいろいろな主催者のもと上映されているようです。


中村医師は、1984年にパキスタンのある病院に赴任。

以来、貧困層に多いハンセン病などの治療に始まり、診療所を作り、アフガニスタンからの難民キャンプや山岳地帯での診療へと活動を広げました。


そんな中、アフガニスタンでは2000年に大干ばつ。多くの人が、水も食べ物もない生活に追い込まれました。


中村医師は「100の診療所より1本の用水路を」と、大工事に着手します。

診療の仕事は同僚に任せ、土木工事を一から勉強し、クナール川から全長25.5kmの灌漑用水路を建設しました。

17年かけ建設した用水路群の水で砂漠は農地になり、65万人以上の命が支えられているとのことです。


しかし中村医師は、201912月4日、アフガニスタンで銃撃され死去しました。


その中村医師の姿を、1998年〜2019年にわたってカメラに収め続けた、映画監督かつカメラマンの八津賢二さん。


1000時間に及ぶ記録映像と、中村医師が残した言葉からなる、90分の映画。


上映のあとは、谷津監督と司会者なトークショー。

映画の内容、背景がさらに深掘りされました。


中村医師の大体のことは特集番組などで知っていましたが、改めて、ものすごい方だったと知ることが出来ました。


谷津監督の話の中で出てきた中村医師のいくつかの言葉。


「平和とは戦争がないことではなく、お互いがお互いを助け合うこと。」


「一隅を照らす。」




編集された今回の映画の随所に、モーツァルトのピアノ曲が流れます。

中村医師が毎日聴いていたというモーツァルト。

そのピアノは、中村医師の娘さんが演奏されたそうです。




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上映会場を出て、次に向かったところは、都立大学駅近の、ウエダダンススタジオ。


月一のサタデープラクティスナイトです。


参加者、女性4人、男性2人。


良江先生のストレッチから始まって、上田先生の基礎練はルンバウォーク。


そのあとは、サンバ、ルンバ、チャチャの踊り込み。

かなり動きました。


そして1時間半のダンスの後、スタジオでのダンス談義も盛り上がって、気がついたら、ダンス談義も1時間半。


楽しい夜でした。