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矯正知力〇.六

メモ的ブログ

 

Nスペ「偏向」と8389人が提訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=879036&media_id=2


>産業発展に貢献したにもかかわらず、弾圧差別の首謀者としてのみ描いている」と主張

頭おかしいだろwww

植民地の産業を起こすのは、支配者がより儲けるためだろうw
今のODAなんかも、出す側が儲けるためという傾向があるが
それの、もっと剥きだしなのが
植民地経営だよ

自分たちが儲けるために、インフラや産業を整備したのを
まるで台湾の人のためかのように、理屈をすり替えるオカルトさwww

「盗人猛々しい」とは、この事だ!



『植民地経営でぼろ儲け』

~大損してるなんて都市伝説を流布すんな~


大損だって話
あんまりにも抽象的すぎて、よくわからないのですよ
具体的な経済データもないし・・・

彼らが大損だっていう理由は
みんな日本が儲けるためのモノじゃないか
何をもって大損だ
韓国に施してやっただけ
などと言うのだろう?


過去の戦争を美化しようという連中が
自分の主張に踊らされるような人は
経済学の知識がないこと分かった上で
損得を直接関係のないデータのみで
訳のわからないことを言っているんだろうな



インフラ投資した金額だけを持ってきて
こんなに大損というのは、まったくもっておかしい

韓国が日本の植民地時代にやった同じことを
いまもやってるわな
ODAもそうだ(R25の記事を引用しよう)
空港つくって会社つくって
学校つくって教育し、現地労働力にする
そんで、あとから日本の企業が物を売って回収する

高速道路もそう、関空もそう
インフラに掛かった費用、建設費だけをもってきて
大損したとは言わないよね

そもそもインフラや公共事業、公共投資というのは
そこから回収するわけだ
国庫の帳簿だけをみれば、みんな赤字

民間が儲かり、そこから税金が入ることで
かなり長い年月をかけて
儲かるという仕組みになっている

実際に賠償の議論になったときに
日本が朝鮮半島で稼いだお金を返せという話になった
それだけ、儲けていたというわけだ

こういうデータをもってきて
http://chinachips.fc2web.com/repo1/015056.html

日本帝国は、朝鮮、満州に、製鉄・造船・航空機をはじめとする重工業を中心
に、莫大な投資をして多くの工場を造ったことは良く知られています。例えば
清津・利原・元山・平壌・海洲・二浦などに製鉄所を造り、仁川・鎮南浦・海
洲・郡山・元山・釜山に造船所を造りました。それ以外にも日本窒素・三菱マ
グネシュウム、理研ピストンリング、昭和電工、三井金属アルミなどなど百箇
所を超える工場を造り、今日の工業化の基礎となっています。

合邦当初、工場総数が15箇所しかなかった朝鮮半島には、1935年には、
すでに5千6百35箇所の工場が林立し、工業製品の生産額は、1931年の
不況の真っ只中でさえ16倍、実質13倍も増えたのです

といって、韓国に産業を起こしたというけれど
これと同じことは今もやってるわなw

それは、中国や東南アジア、アフリカを富ませるためか?
自分の国が、儲けるためだろう

こんな経済の初歩的なところで
勘違いして(恐らく知識がないんだろうけど)
韓国の産業を起こしただけで、日本は韓国に良いことをしてやった
なんていうのはまったくもって、おかしな屁理屈だ

インフラ整備についても、日本だけが金だしたかというと
そういうわけではない


http://www.chosunonline.com/article/20050812000046

その結果、朝鮮銀行の総発行高(貨幣発行量)は7月末の47億ウォン水準から8月末は80億ウォンと、1か月の間に2倍近く増えた。増加分の33億ウォンは、当時の価値でコメ647万石に相当する天文学的金額。

 日本人はまた、無政府状態をうまく利用し、光復後の45日間で各銀行から2億5000万ウォンの新たな融資を受け、現金を横取りしたほか、日本に送金した金額だけでも7億ウォンに上った。


▲紙切れと化した日本の国債


 日帝が戦争費用の調達に向け、朝鮮の銀行に強制的に買わせた日本国債、日本軍需産業の社債は戦後、紙切れと化し、銀行の莫大な「こげ付き」となった。


 当時、朝鮮商業銀行(現ウリ銀行)の貸借対照表をみると、全資産(23億ウォン)のうち、日本国債と政府機関の社債が2億7000万ウォンに上った。


 当時の銀行が保有していた日本国債は対日請求権の補償対象からも外された。朝鮮商業銀行はその後の南北分断により、北朝鮮地域の銀行支店(全国の65店舗中、27店舗)の財産まですべて没収され、深刻な経営危機へと陥った。



もう一ついうことがある
日本が、朝鮮半島に会社を、日本の資本投下(日本企業のお金や、国庫から)するが
それは日本が設けるためなのは当たり前の話だが
その実態を、日本でとても有名な人を例にとって紹介しよう

http://plaza.rakuten.co.jp/kamuynupe/diary/200606080000/?

2006.06.08
皇室財産(1945年11月1日) 「大日本帝国と其の周辺(343)」 [ 昭和天皇 ]
 1947年に於いて皇室財産は37億7500万円、財産税が33億4000万円かけられ、
 日本国憲法では皇室財産は国に属する事となった。
 残りは1500万円の現金と一部の貴金属・宝石・美術品、宮中三殿(賢所など)

 三直宮家を除く11宮家51人の降下が決まり。
 1947年10月18日に赤坂離宮で皇族のお別れ晩餐会が開かれた。

 以上は「昭和天皇とその時代/川原敏明」よりの纏め。

 降下した宮様には一時金があったようだが、
 久邇宮朝融王や賀陽宮恒憲王は一旗組・団体・学校の総裁・顧問を次々引き受けた。
 と続く。

 日本国民の多くが生きる事に大変だった時代。


【皇室財産 マ司令部発表】 1945年11月1日、毎日新聞(大阪)

『15億9千余万円、御所有株は29会社』

 米軍総司令部渉外局30日発表
 日本皇室の財産は現金、有価証券・土地・林材・建物のみで15億円以上に上る旨
 30日連合最高司令部により明らかにされた、

 この正確な総額は、15億9061万5500円である、

 この報告は連合軍最高司令部の指令により日本政府によってなされたもので、
 最高司令部経済科学部はこの報告を将来の日本経済を支配すべき
 計画の作成に用ひるはずである、

 なほ上述の数字は美術品・宝石および金銀塊の額を含んでいない、
 これらについての報告は追ってなされれはづである、
 またこの数字は皇族14方の財産も含んでいない、

□皇室財産の内訳は次のごとくである

 現金および有価証券(3億3615万9890円)
 土地(331万4242エーカー、推定時価3億6229万3953円)
 林材(5億9286万5000円)

□現金および有価証券の内訳
 国債(1億3822万1513円)
 地方債(2634万7217円)
 諸株(8798万3583円)
 社債(5854万6024円)
 現金(2478万8387円)

 諸株および社債の額は購入価格に基づくものである
 しかし皇室が多額の投資をされている諸会社の多くは空襲によって施設の多くを焼失、
 現在では生産皆無またはそれに近い状態である、
 皇室は諸財閥の会社を含む29会社の株を所有されるが、
 単一の保有株としてその最大のものは銀行株で、

□銀行関係の持株内訳は左の通りである

 日本銀行(20万8000株、2080万円)
 横浜正金銀行(20万9318株、2155万231円)
 日本興業銀行(4万5450株、142万312円)
 台湾銀行(3万264株、189万1000円)
 東洋拓殖会社(5万株、187万5000円)
 帝国銀行(2万9110株、128万140円)

□その他の諸会社株の主なるもの次のごとし

 王子製紙会社(6万608株、358万2150円)
 関東電業会社(3万4749株、173万7950円)
 南満州鉄道会社(8万43175株、329万562円)
 台湾製糖会社(3万9600株、198万円)

□皇室所有の土地の内訳次のごとし

 森林(318万3287エーカー、6457万5291円)
 宮城および御所(2256エーカー、2億1367万2811円)
 農地(9万7637エーカー、189万9402円)
 建物敷地(559エーカー、7987万548円)
 その他(3万502エーカー、227万5901円)

 以上所有地の評価額を見ると、
 宮城1エーカー平均価格は9万5000円とされているのに対し
 森林および農地は約20円、建物敷地は約14万3000円とされている


注)以下は投稿者の計算の為、間違いの可能性あり

 皇室所有地計:13412737374平方メートル=13413平方キロメートル(現在の日本の3.5%)
 現在の日本国の面積=377835平方キロメートル
 エーカー:1エーカーは約40.469アール、約4047平方メートル、
 アール:1アールは100平方メートル、約三〇・二五坪



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以下、某所より引用※

※(自分が書いたのか、誰かが書いたのを引用してメモっているのか
忘れてしまいましたあせあせ


●植民地経営が赤字だったとすれば
支配の年数が短かったので、インフラの投資分を回収できなかっただけ



御回答有難う御座いました。
やっと皇室の財産についてご回答を頂けましたね。
自分が調べた限りでは、天皇の資産は以下のようなものだったらしいです。。。
(高岩仁監督著『戦争案内―映画製作現場、アジアからの報告』より)
◆明治天皇は日清戦争の賠償金から二千万円を手に入れた。
◆明治天皇は台湾の最大の産業、台湾製糖の第二位の株主になって、20年後には100%の配当を手に入れていた。
◆1904年当時、京釜鉄道の最大株主であった。
【天皇家の保有株数(1942年)】
会社名 株数
日本銀行 211528
日本興行銀行 22725
横浜正金銀行 224912
北海道拓殖銀行 3000
日本勧業銀行 12750
第十五銀行 3055
第一銀行 5000
三井銀行 4500
三菱銀行 4500
住友銀行 3000
三菱信託 5000
北海道炭鉱鉄道 159776
日本汽船 161000
大阪商船 12825
台湾銀行 15132
朝鮮銀行 2600
南満州鉄道 37500
東洋拓殖 50000
台湾製糖 39600
東京電気 23842
東京瓦斯 62068
帝国ホテル 14700
合計 993103

そして・・・・最終的に戦後の皇室財産です。。
◆【1945年当時の皇室財産資産】
種別 数量 評価額 備考
土地 1352210町歩 362,293,953円  平均1反歩26円70銭に当たる
木材 561519千石  592,865,000円  1石につき約1円に当たる
建物 約150000坪  299,296,657円  坪当たり約2000円
現金        24,788,387円   
有価証券      311,871,503円  購入及び出資金額による
合計 1,590,615,599円   

***********************************
総額37億円というのは、
?http://plaza.rakuten.co.jp/kamuynupe/diary/200606080000/?
より、当時の毎日新聞によると、上記の額に美術品・宝石および金銀塊の額を加えたものらしいですね。

天皇が大量の株を保有していた企業は、ほとんど日本が行なう侵略戦争に関わっている企業や戦争の結果獲得した植民地支配関連企業のようです。つまり天皇は、日本が侵略戦争をして、植民地を拡大すれば着実に巨大な利益が得られる仕組みになっていたようなんですが・・・。なんかここのトコロをもっと詳しく知りたいんですよね。。。




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<提訴>「NHKスペシャル」内容めぐり8389人 偏向と
(毎日新聞 - 06月25日 20:13)


 戦前の日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャルは事実を捏造(ねつぞう)し、偏向した放送法違反の内容だとして、小田村四郎・元拓殖大総長ら8389人が25日、NHKを相手に1人当たり1万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 番組は今年4月5日に放送された「シリーズ・JAPANデビュー 第1回アジアの“一等国”」で、証言や史料から統治を検証する内容。

 訴状で原告は「台湾総督府民生局長だった後藤新平が産業発展に貢献したにもかかわらず、弾圧差別の首謀者としてのみ描いている」と主張。併合直後に起きた台湾人による暴動と日本軍による鎮圧について「『日台戦争』と呼んでいるのは、弾圧の厳しさを印象づけようとするもので、事実を曲げないことなどを定めた放送法に違反する」と訴えている。

 NHKは「番組の内容には問題がなかったと考えている」とコメントした。

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右翼団体とはいってない
けったいな論旨のすり替えはしないように

偕行社は認めてますし
福田なんとかという、論壇紙によく出てくる右翼も認めております

同時代的な、天皇制思想を持つ
ゆえに、右翼のものたちが認めております


◆徳川侍従長
「昭和十二年の南京占領の時、日本軍がひどいことをしたということは、私は当時から知っていました。
中国人捕虜を数珠つなぎにして撃ち殺すとか……南京虐殺があったとか無かったとか論争がある
ようですが、当時も関係者の多くは事実を知っていたんです。陛下が知っておられたかどうかはわかりませんが、
折に触れて「日露戦争の時の軍とは違う」ということはおっしゃっていました。」

◆元教育総監 真崎甚三大将の日記
軍紀風紀頽廃し、これを建て直さざれば真面目の戦闘に耐えずということに帰着せり。強盗、強姦、掠奪、聞くに忍びざるものありたり。

陸軍省人事局長阿南惟幾少将(のち大将、終戦時陸軍大臣)
 「中島師団婦人方面、殺人、不軍紀行為は、国民的道義心の廃退、戦況悲惨より来るものにして言語に絶するものあり。」


◆松井石根元大将
「さういふやうな勢で捕虜も相当出来たけれども、捕虜に食はせる物もない。
さういふ状態で戦闘しつヽ捕虜が出来るから捕虜を始末することが出来ない。
それでちょん斬つてしまうといふことになつた。それで大したことではないのだが、
南京の東南方の鎮江との間で一万余の捕虜があつたのだけれども、
そんなのは無論追撃中だから戦闘中と見てもよろしい、又捕虜となつても逃亡する者もあるし
、始末が付かぬものだからシヤーシヤーと射つてしまつたのだ。」


◆岡村寧次大将
それなのにこのたび東京で、南京攻略戦では大暴行が行われたとの噂を聞き、
それら前科のある部隊を率いて武漢攻略に任ずるのであるから大に軍、風紀の維持に
努力しなければいけないと覚悟し、差し当り「討蒋愛民」の訓示標語を掲げることにした、
それはわれらの目的は蒋介石の軍を倒滅することであって無辜の人民には仁愛を以て
接すべしというに在った。
 上海に上陸して、一、二日の間に、このことに関して先遣の宮崎周一参謀、中支派遣軍特務部長
原田少将、杭州特務機関長萩原中佐等から聴取したところを総合すれば次のとおりであった。
 一 南京攻略時、数万の市民に対する掠奪強姦等の大暴行があったことは事実である。
 一 第一線部隊は給養困難を名として俘虜を殺してしまう弊がある。


◆石射猪太郎氏(外務省東亜局長)
上海から来信、南京に於ける我軍の暴状を詳報し来る。掠奪、強姦、目もあてられぬ惨状とある。
嗚呼これが皇軍か。日本国民民心の頽廃であろう。大きな社会問題だ。
これが聖戦と呼ばれ、皇軍と呼ばれるものの姿であった。
私は当時からこの事件を南京アトロシティーズと呼びならわしていた。暴虐という漢字よりも適切な語感が出るからであった。


◆重光葵(外交官・事件当時、駐ソ連大使)
「しかし、駐支大使として南京に赴任(一九四二、一)して南京事件の実相を知るに及んで、
我軍隊の素質、日本民族の堕落に憤りを発せざるを得なかった。」

法眼晋作(外交官・元外務事務次官・元国策研究会理事長)
「電信専門の官補時代に最もショックを受けたのは、南京事件(後述)であった。
敗走する中国軍を追って南京を占領(昭和十二年十二月十三日)した日本軍が、
筆舌を絶する乱暴を働いた事実である。」

 

 

 

 

 

■生活保護法、外国人は適用外=初判断示す、原告敗訴―最高裁
(時事通信社 - 07月18日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2973891


こんな判決が出た以上、日本は民主国家を名乗れない!
世界に恥を晒すにもほどがある!

国民とは何か、国家とは何か?
猫にでも分かるように
そして世界一、正しく解説するYO!



~「国民」や「国民主権の原理」ついての、原理的解説~


■国民主権の原理とは何か?

まずはそこから行きましょう

◆主権原理

民主国家、人権国家の統治の論理は
そこに暮らす者が主権を持ち
それを、代表者に委任することで統治される

主権を持つがゆえに、それを委任することで統治されているわけだ
統治が先じゃないよ!

これを一言でいうと
主権者と統治者が「同じ」だということだね

法学では
「統治者と被統治者の同一性」とか
「治者と被統治者の同一性」などと呼ばれるものです
これに関しては、ネットで検索かけて楽して学んでも
とりあえずおk!

こういうところを参照するといいんじゃないかな?
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1503/kokuminsyuken.html

これは、単なる一つの学説でなくて
絶対的に正しいことを解説するのに
その原理から説明しようというのが
この日記のひとつの趣旨です



◆国家とはなにか?

これについても、説明しないと話が進まない

国家は、人が集まって
共に依存しあう集団です
国家というかたちに発展するまでの段階で
部族の集落など、共同体があるわけです
これらをを一括りに、「社会」と呼ぶことにします

本質的なことは
人が生きていくために、依存しあう集団のことです
それを、解説していこうと思います


●じゃ~その「社会」とな何なのか?

人と人とが関係を結んで
その結んだものがたくさん集まったものが社会です
一見、同義語反復(トートロジー)のようですが


●人はなぜ関係(集団化、いわば社会化)を結ぶの?

生きていくためです

単独で狩りをする虎のように
大自然の中で、孤高の存在として
人は生きていけないからです
集団で狩りをしたり作物をつくったりしないといけません

これは種の保存のための、生存関係と言えますし
本能的なものと言えるでしょう

この関係を、他の言葉で言い換えると
「経済関係」です

経済的な利益のために
(それがなければ人は生きていけませんから)
人と人とは関係を結び、集団化し、社会化して
社会を作るのです

社会(国家)の本質とは、生きていくために
人と人とが取り結ぶ、「経済関係」ということです


●さらに詳しく説明すると

人が生きていくために、依存しあう集団というのはどういうことか?
ある土地で暮らす者が、単独で生きていくには難しい
だから、みんなと協力して暮らしていく

じゃ~その「協力」とは何か?

根本的なものは、労働です

狩猟生活にしろ、農業にしろ
生きていくための経済活動、いわば働くことを
協力しあうわけで


●国家とは何か?

この協力の環の範囲が、共同体、部族の集団、国家の範囲となるのです

ゆえに国家の範囲も、普遍的なものではなく
時代と共に、変化するものなのです
これは、歴史が実証しておりますから
これ以上の説明は必要ないでしょう



◆国民とは何か?

この国の設計図でありルールの理念を定めてある憲法にはこう記されている
第十条 日本国民たる要件は、法律でこれを定める

その法律、国籍法はこうなっている
http://www.moj.go.jp/MINJI/kokusekiho.html
一言でいえば、日本国籍を有する者は、「国民」というわけだ

しかしなぜ?
憲法は直接、そう記さないのか?

具体的な国のかたちやその範囲、中身については
普遍性がないから

戦時中の日本をみても、韓国を併合し
朝鮮半島に暮らす人も、「日本国民」でした
流動的なわけだから
社会の設計図であり基本理念である憲法には
記すことが出来ないわけです

法律によって、その時々の状況に合せて
現実的に対応しましょうってことです

このことは先に説明した
国家の範囲と同様です

※1
過去にも、国家や国民についての解説をしているので
それを、コメント欄に引用するので
次はそれを参照してください

※2
それに付随して、血統主義の批判の流れで
日本が単一民族であるというのが幻想であることも
過去に書いているので、それもコメント欄に引用します
コチラは、最後にでもお読みください


◆「国民主権の原理」についての、原理的解説

これから本題に入りますが
前提となる概念を説明してきましたが
整理しておきましょう

①国家とは、人が生きていくために依存しあうための集団である(経済関係)
その依存とは、労働を協力して行うということであり
その広がりの大きさが、国家の範囲である

②国民とは、国家に暮らす人であり、主権者である(民主国家の場合)


国家とは、社会全体の労働を
みんなで協業しあうことで(依存)
そのカタチを得ます

なので!
その協業の、共依存の労働の環の中にいるものが
国民でなければ、おかしいのです


国民主権の原理とは
統治者と被統治者が同じです
「治者と被統治者の同一性」というやつです

その国の労働の環に入って
国家というカタチを、「カタチ造る者」は
みんな国民でないといけないのです


法学ではこのことを、以下のように言います

「国籍保有者+定住者=国民」

つまり、憲法上の国民とは、国籍保有者に加えて、
日本政府の統治権の及ぶ空間内に生活の本拠を
有する者(定住者、特別永住権者など)であると
解すべきことになる

『憲法への招待』 渋谷秀樹 岩波新書 35~36項



◆まとめ

国家とは、人が生きていくために協力しあう集団であり
なにを協力するかといえば、労働を分業しあうということ

その分業しあう仲間が、国民であるということ

民主国家は、国民が主権を持つが
主権を持つ権限とは、国家をカタチ造る労働に参加しているということ

ゆえに、「国民」とは、法学でいうように
「国籍保有者+定住者=国民」
だということです


2×2=4
この掛け算、「掛ける」という行為が
なぜ正しいのが
原理的に解説するのは、「足し算」の説明が必要です

同様に、国民主権の原理である「治者と被統治者の同一性」
これが、一つの学説ではなく
どうして正しいといえるのかを
客観的事実に即して、原理を解説したのがこの日記です



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生活保護法、外国人は適用外=初判断示す、原告敗訴―最高裁
2014年07月18日 20:01 時事通信社


 生活保護申請を却下した大分市の処分は違法として、永住資格を持つ中国籍の女性(82)が、市に処分取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は18日、外国人には生活保護法は適用されないとの初判断を示した。市の処分を取り消した二審福岡高裁判決を破棄、請求を退けた一審大分地裁判決を支持し、原告の敗訴が確定した。

 永住外国人は、行政措置で生活保護の受給が可能となっており、女性は一審判決後の2011年から受給している。

 第2小法廷は判決で、「生活保護法が適用対象として定めている『国民』は、日本国民を意味しており、外国人は含まれない」と指摘。「外国人は、行政措置による保護対象となり得るにとどまる」と判断した。 

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※1 国家や国民の解説

◆国家ってなーに?

本当はその本質を語ろうと思っても
これは物凄く大変で
たくさんのムツかちー本を読まないと
本当のところは理解できないにゃん

なので、国家の本質の一部分だけを
これから説明するにゃん♪

外国人参政権など、外国人と日本国籍保有者との違いなど
そういう部分に関わる部分だけ


ただ法律で、こっからここまでが日本と定めてあるだけ
以上

本当にその通りなんだってば

そこの土地に住んでる人たちが
ネコーランドって国をつくろうぜ!
んで、俺たちはみんなネコーランド人な!

そうやってネコーランド国ができたにすぎない

でも、勝手ににめいめいそう言っても仕方ないので
憲法をもとにして、法を作ってそれを定めたのにゃー


◆じゃ~国民ってなーに?

上の説明で、ほとんど解説済みだ!

国を作るときに
その土地に住んでいた人たちを
国民と呼んだにすぎない
それを、法で記しただけ

DNAとか遺跡を調べると
その土地には、ずっと同じ人たち(集団)が住んでいたわけじゃないことが分る

いろんな土地から、いろんな人たちが流れ、移り住んできたわけだ

だから、そこには
「純血」なネコーランド人なんて存在しないわけだYO!

国民を定義する際の
「血統主義」が間違っていることは
これで分ったかな?


◆国家や国民の定義は、普遍的なものではない

国家はまあ、難しいから置いておこう
ただ、国の境も
永久不変じゃない
それは歴史が証明している
それだけを、とりあえず頭に入れてもらえれば、おK!

国民の定義も、はじまり方がそもそも
「そこに住んでいる人」である以上
現在も、そこに住んでいる人が含まれなきゃ矛盾する

そこに住んでいる人たちが
主権者となって
憲法をつくり
法をつくり
国家を定め
国民を定めたわけだから!

だから、できる限り普遍的なものを扱おうとする憲法では
流動的に変わる「そこに住んでいる人」を国民と呼ぶ以上
定めることが出来ないわけだ

憲法では、「法律で国民を定める」としてあるだけ
法律は、現状に応じて頻繁に変えることが出来るので
そこで定めることが、合理的なのだにょ~ん


◆じゃ~今の日本の国民とは誰のこと?

カタチの上では、国籍法で定めてある人だけになっているけれど
そもそもの、国家と国民の成り立ちと、その理屈から矛盾しているので
定住している人たちも、含めましょうよって話になっている

だから、永住しているような在日韓国・朝鮮人は
最低でも「国民」としなければいけない

それ以外にも、基準を定めるには論議が必要だけど
一定期間、日本に滞在する人も
国民扱いすべきなのだにゃん♪

これは、言い換えると
日本国籍を持っていなくても、国民が持っているべき権利を
持てるということ

「俺はネズミー人」なんて意識を持っていても
ネコーランド人になれるってこと


◆これは猫王の妄想?

違ぇよ!
これを否定する法学者っているのかよ?

中には、異端な人もいるから
異を唱える人もいるかも知れないけど
それは、認められない屁理屈だ

 

 

※2 民族なんて幻想だ

そもそも民族という概念自体が、幻想です
便宜上の定義があるだけで
学術的に、明確な定義は存在しません


民族の定義に、帰属意識を持ちだすのも
トンデモですね

アメリカ合衆国が、多民族国家だと一般的に言われてるよね
彼らはみんな、合衆国政府に帰属意識を持ってるよね
なのに、なんで「多民族国家」なんだ?w

欧州もそうだよね
フランスをはじめ、植民地を持ってた国すべてに
あてはまるよね

逆に「アメリカ民族」、「フランス民族」なんて言うか?
言わないよねw

多民族国家とは言うけどさ


どんな「民族」についての定義を持ってしても
その実態を捉えることは出来ないんだな

DNAもダメ(後述します)
人種なんて概念も、科学的にみればインチキらしい

言語でも括れない
言語で民族を定義できるなら、在日も日本民族だし
欧州とか、もう何民族か分からないくらい入り乱れている

文化もダメ
日本の文化は、大陸や半島抜きには成立しえたのか?
同じ漢字文化圏だしな

ウィキは嫌いなんだけど
そこでの「民族学」の項目をみてもらうと
私の言ってる「民族学」の解釈が、分かりやすいと思います

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%97%8F%E5%AD%A6

>世界の諸民族の『文化や社会を研究する学問』である。

ただし、国により、学派により、『位置づけや意味合いに異同がみられる』


>欧州大陸における民族学

ヨーロッパ大陸、とくにドイツ語圏を中心とする地域では、『文化科学としての民族学』



>アメリカ合衆国における民族学
「人類における自然的側面を研究する自然人類学と、文化的側面を研究する文化人類学の両者が、より包括的な人類学の二大部門をなすという体系」

『ときには文化人類学と民族学がほぼ同じ意味で用いられることもある』



>日本における民族学

日本においては、ヨーロッパ大陸流の体系とアメリカ合衆国流の分類とが混用されている

日本民族学会が日本文化人類学会に改称されたことに象徴されるように、日本の学界では、民族学はほぼ文化人類学に吸収された感がある。

「民族学」を使用しているのは筑波大学(ただし人類学も併用)、慶應義塾大学などしかない



このように、民族学の研究対象ですら
曖昧模糊としており
場所によっては自然科学分野的に捉え
場所によっては、「文化諭」として捉えております

ある地域(欧州とか日本とか)の、社会について考察するなら
歴史学や社会学の範疇ですし
もちろん、文化についての考察は、文化諭の範疇です

「民族」という概念は、幻想であって成り立っておりません
だから、学問的に分類しようとしても
他の学問と、混同してしか
存在できないんですね




日本の皇室にだって、半島の血が流れていますし
そもそも出自が、半島など大陸から渡ってきたという説もあります
日本に古来から住んでいたことを、証明することも不可能です

日本人の大半が、なんらしかの血が入っております
DNAの調査なんかでも、混ざりまくりでした

東アジアの5つの集団のミトコンドリアDNAを分析したところ
本州では、日本人固有のタイプは4・8%で
韓国人や中国人と共通の配列を持つ人がおよそ50%も!
アイヌや沖縄と共通のタイプを持つ人が4分の1だったそうです

http://www.ne.jp/asahi/manazasi/ichi/syakai/ikutumono0102.htm
http://www.pubmedcentral.nih.gov/picrender.fcgi?artid=524407&blobtype=pdf

 

 

 

◆もっと良く知りたい人は!

経済の原理を学ぶ必要があります
経済学には、いろんな分野がありますが
原理的なところを担当するのは
マルクス経済学です



これまで述べてきたように
国家も国民も、法によって定めてある
だから、それらは法の「概念」なので

原理的なところからの理解をするには
経済学を学ばないといけないですが
法学の範囲で学ぶには!


◆はじめての人でも痛くない、やさしい文献紹介

どれも、はじめての方に向けた本で
法律のあれやこれやについて
やさしく書かれております

内容はとても素晴らしく
初めて学ばれる方だけでなく
法学を学ばれた方がお読みになっても
「目から鱗」だと思います


現代の様々な問題(外国人参政権や憲法改正など)を絡めて
その解説をしてあり
それを読みながら法について学べる本は


・『憲法への招待』 渋谷秀樹 岩波新書
http://www.amazon.co.jp/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8B%9B%E5%BE%85-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B8%8B%E8%B0%B7-%E7%A7%80%E6%A8%B9/dp/4004307589

これは超おすすめです!
外国人参政権、靖国問題、ポルノ規制
そういう事例を、具体的にわかりやすく解説してあります


・『高校生から分る 日本国憲法の論点』 伊藤真(司法試験でおなじみ) 
http://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%82%B9-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E7%9C%9F/dp/4901510339

こちらは、改憲問題を中心に
憲法とは何か、分りやすく解説してあります


・『憲法読本』 杉原泰雄 岩波ジュニア新書http://www.amazon.co.jp/%E6%86%B2%E6%B3%95%E8%AA%AD%E6%9C%AC-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%89%E5%8E%9F-%E6%B3%B0%E9%9B%84/dp/4005004717

憲法の前文から条文、一つひとつについて
そして、そもそも憲法とは何かも含めて
分りやすく解説してあります



上から二つが、特にお勧め
最後のやつは、ちょっと教科書的
実際の問題に触れながら解説してある
上の二つが
最初に学ぶには、分りやすいと思います

 

 

◆補足

>永住しているような在日韓国・朝鮮人は
最低でも「国民」としなければいけない

コメント欄でこう書いたけど
これは何も、在日に同化しろという意味ではないですよ

国籍保有者+定住者=国民

こういうように
国籍を取得する必要はなく
今のままで、「国民」としましょうということです

同化を求める声への批判、解説はコチラ
『在日の帰化について』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1594862774&owner_id=147405

 

 

◆補足


労働力のない幼い子供やお年寄り、障害者や病気を持つ者、失業者、ニート
それらは、国民じゃないと言ってるわけじゃないですよ
仕事がないというのは、社会的問題であって根本の問題じゃないし
そのことは、他の例に挙げた者も同様です

子供はこれから労働力を持ちます
社会が継続するためには、子供を育まないといけない
労働力を育てている過程です

年老いて労働力を失ったものは
これまで社会を支えてきたわけですが
現代の資本主義社会において
労働できなくなると社会に排除されるというのであれば
老後の蓄えを、いくらあっても足りないくらいですから
資本主義経済の基本である消費活動が縮小します

現代社会では
安心して生を全うできるからこそ
税金を払い、社会に所属しようとなるわけで
賃金は、生涯を全うできるだけの金額を払わないといけないのです
なので、老人の場合は、働いた時代に
そべての糧を得ているわけです
これは子供が育つ過程も同じです

 

 

 

『誰かの人権も守れない社会では、自分の人権も守ってくれない』


過去に、理論的な解説をしたものを書いているので、それを以下に再掲載します


~なぜ障害者の人権を守るのか?~

社会全体、みんなの人権を守るために
障害者のみならず
万人の人権を守るのだ

障害者がかわいそうだからじゃないんだよ
そんな偽善じゃない

もちろん、本道は
誰もが生まれながらに有している人権だから
それが侵害されることはおかしいということだが

なぜ他人の人権を守ることが
自分のためになるかについて
以下に説明します


過去に、「なぜ犯罪者の人権を守るのか?」
という日記で書いた文章の再掲載ですが
論理は同じなので、紹介させていただきます




犯罪者の人権を守るのは
私たちみんなのためです


このニュースの中身はともあれ
この手の話題になると
「犯罪者に人権はない」
と、叫ぶ人たちがいる

しかし、犯罪者の人権を守ることは
私たちみんなのために必要なことなのです


人権は誰もが生まれながらに有しており
それを、誰からも奪われないために
法があります
このことは、現代の市民法、民主的法の根本です

社会をよりよく運営するために
人類が長い歴史を通じて、経験に学び
人権を社会のルールの根本に据えたのです


大勢の者が
「コイツは許しがたい罪を犯したので人権を剥奪してしまえ!」
そう言って、犯罪者の人権を奪うことにしたとする
こうやって、誰も奪われるこてがあってはならない人権を
「特別な理由」として奪っても良いとしましょう
要は、ルールを破って特例を作るわけです

犯罪者には人権がないのだから
「俺は無罪だ!」と主張して
裁判のやり直しを求めても
当然、聞き入れられません

まだ記憶に新しい冤罪の足利事件
犯罪者に人権がないとすれば
無実の者に、永遠に罪を被せることになりました

犯罪者の人権は、何も犯罪者を守るためにあるのではなく
社会のみんなを守るためにあるのです



もう一つ、お話しましょう

大勢みんなが「良し」とすれば
道理に反するおかしな事柄でも
大きな声をもってして、それがまかり通ることにもなりかねません

実は格差や派遣は、本人よりも社会に責任があるのに
まるで本人が悪いかのようにいって
彼らを助ける制度など税金の無駄だと言って
働く者の権利が、どんどん侵食されています
それどころか
社会福祉を後退されらかねない状況です

『格差や派遣、貧困は人災』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1342077695&owner_id=147405


戦前の日本もそうでした
戦争に反対すれば、逮捕されるような時代です
ナチスなども、ユダヤ人の人権を侵害しました

人気のある為政者が出てきたときに
簡単に世論は誘導されます



一度、ルールに特例を作ってしまえば
それはどんどん都合よく利用される危険性があります

そうやって、どんどん特例の対象を新たにみつけて
その結果、社会のルールの根本である「人権」が
削られていきます


「自分は犯罪者でないから安心」

そんなことを思っていると
自分はがんばって生きていたのに
突然の会社の倒産などで
派遣に陥ったとする

でも、その時には
「派遣は本人が無能だから自己責任」という
為政者におどらされて道理に反した世論によって
働く者の権利や、社会福祉が削られていた
そんな事態になっているやもしれません
実際に、今もその傾向がありますけどね


私たち自身を守るためには
おかしな特例など作ってはいけないのです
だから、誰のい人権であっても
守られなければならないのです

 

 

 

ナンバリングはもう諦めた
覚えてない!


今宵も、並の経済学教授どころか
優秀とされている経済学教授にも分からないことを
論理的レベルは、小学校の算数程度で
猫にでも分かるように、解説いたしますにゃーん


◆今宵のテーマは、貿易!

一国の経済成長とか、豊かさとかを
貿易の観点から語るとき
貿易収支ってのが問題にあるよね

輸入額と輸出額の差額で、黒字か赤字かってこと
貿易黒字とか、貿易赤字とかいうよね

で!
財界も、財界の提灯持ちであるハーコー気取りのぼんぼん(安倍)も
経済成長のため、貿易黒字だ~
なんて喚いているよね

貿易黒字なれば、本当に日本は豊かになるの?ってところをお話しようと思います

※テレ朝の朝の番組、モーニングバードでこの問題を扱っていて
あまりに下らなさすぎて、最初のほうで観るのやめてしまった
本当に最近の経済学はくだらなさすぎる
だったら私が解説しようじゃないかって思ったんだYO!


◆貿易とか、国家間の富の移転

猫国と狸国とが貿易していて
猫が黒字で、狸が赤字

猫は儲かって、わーい♪ってなるわけだ、一応ね

しかしこのとき、猫の豊かさは
狸に依存しているわけだ

だって、狸を相手に輸入したり輸出したりして
その差額が、儲かっているわけで
狸って相手で、しかも黒字にさせてくれる相手がいないと
猫の儲けは出ないわけだ

このとき、猫国は黒字である限り、経済も成長したり豊かだったりするわけだが
狸国は、マイナス成長したり、貧しくなっていくわけだ

猫黒、狸赤の構図が変わらない限り
狸は、ずっと自国の富を猫に奪われ失い続けるわけだ


◆長い目でみると

『トヨタって馬鹿なの?死ぬの?』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1738227436&owner_id=147405

ここで説明している事と、基本的に一緒なんだけど

富を失い続ける狸は、どんどん貧しくなる
そうすると、購買力(輸入)を失う訳だ

そうなってくると、いくら猫が狸に売ろうとしたって
売れなくなるわけだ

あらま大変!
猫が売る市場が閉じちゃった、なくなっちゃった、ってなる


◆結論

貿易黒字をだしてれば、ずっと猫国は安泰か、豊かなままかというと
そうじゃないんだよね

貿易っていうのは、単なる富の移転でしかないから
単純化して説明すると

お互い、百万円づつ持ってるところに
毎年、貿易収支で猫が十万円儲けていれば
10年で、狸はすっからかんになり
それ以上、猫は貿易で儲けることが出来ない

日本は、貿易立国なんていうけど
日本が貿易黒字を出し続けていれば
ずっと日本が豊かなままだってことはありえない事なのだ

いずれ、世界経済が崩壊することになるわけ

分かったかにゃーん?

 

 

ここで、どアホな巷の経済学教授なんかは
貿易とはそんな単純ではありません
「国家間経済には、所得収支とか・・・」
なんていうんだろうけど
それも一緒だから!
どんな項目、概念も、俺が説明したことで
具体的、個別的な言葉などが違うだけで
理屈は一緒だから!

鮭やるから帰れよ

 

 

 

 


世界恐慌は別の理由で起きるので
貿易が理由で起きるのではないのです
なので、貿易操作で恐慌を避けることは出来ません

 

 

経済学が科学でいられるかの指標
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920066222&owner_id=147405

今の経済学が、もはや科学から逸脱しているんですよね