以下、mixiの猫王さんの日記より転記。
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『性風俗産業が、お仕事じゃないことを科学的に説明するYO！ 』
今日の政府広報放送の『クローズアップ現代』が
女性の貧困をテーマに扱っていたんだが
その中で、「風俗というお仕事」って言葉が何度か出てきて
めっちゃ腹が立ったので、以前にも書いたが
あらためて、解りやすく説明しようというのがこの日記の趣旨
◆賃金ってのは・・・
生涯を支えるだけの額ってのが基本
例えば一つの企業が、誰かを採用するよね
定年まで雇うとしたら
その人が得る総賃金は、その人が家族も含めて生涯をやっていけるだけの額
そこから換算される
生涯雇用でなくてもそれは同じ
転職先との合計で、生涯やってけるねってことで賃金は決まる
経済学的にいうと
生涯に渡って労働力を再生産できるだけの賃金
◆性風俗は、生涯労働力を再生産できない
ごく一部、凄く稼ぐ人がいるってだけで
ほとんど（限りなく100％に近似値）が
とてもじゃないが、生涯をやっていけるだけ稼げないわけだ
とても下品な例え方をして申し訳ないが
命より大事なお金を、自分の好みじゃない女に払わないだろ
稼げるのは、特別な人だけなのだ
◆やってる事の内容からも、「仕事」とは言えない
性風俗は、人格を切り売りするから仕事じゃない
誰だって、望まないことを強要されてはいけないよね
嫌でもやらないと生きていけないから
「人格の切り売り」となるわえだが
俺だって嫌々、今の仕事してるYO！
その点で、風俗と何が違うんだYO！
って、言う人が必ず出てくると思う
では、一般的なお仕事と風俗を比較してみようじゃないか！
●お刺身工場
一時期、ネットで嫌な仕事の代表例として
お刺身にタンポポを乗せる仕事ってのが、AAと共によく使われていたので
他意はないが、それを使わせてもらおう
やる夫が、お刺身にタンポポを乗せる仕事が
どんなに嫌であったとしても
お刺身にタンポポを乗せるという行為は
仕事の内容として、業務命令として妥当だろ
お刺身のセットを作る工場なんだから
そしてその行為は、犯罪じゃないだろ
風俗は、その行為に着目すると
ニャゴニャゴやそれに付随する行為を、したくないのに
強要すれば、犯罪だろ
人格を侵害するというのは、こういう意味においてなんだYO！
生きていくために、やりたくない仕事を我慢している
我慢できる妥当な範囲を、風俗は超えているのだ
強要されれば犯罪となる行為を
どんなに嫌でも、泣きながらでも
やらないと生きていけない
ここには自由がなく
そういう最底辺の行為だから
「人格の切り売り」となる訳だ
◆さいごに
この話の要点は
風俗産業では、労働力を再生産できないってこと！
この、「労働力」とか「労働力の再生産」の意味は
資本論を学ばないと解らないので
そういう基礎をやらないと
心底解るとはならないのだ
もう今の時代
俺並のレベルで社会科学を理解していて
それを、気軽に無料で教えたり質問に答える人って
俺以外に、いないからな。。。
◆あくまでも余談で、個人的なことを言わせてもらうと
性風俗は、その強制性ゆえに社会的レイプなので
また、愛がないニャゴニャゴって何にも楽しくないので
私は一度も性風俗に行ったことがないし、いく気もないが
たくさん、性風俗で働く女性を知ってるよ
お付き合いしたこともあるしね
その人には、社会復帰できるよう助力したけどね
吉原でどんなに稼いでいても
自分の末路がどうなるのか、女性たちは良く知ってたよね
最後は誰もが、どえらい貧困に墜ちこんでいく
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女子高生がAV女優に憧れてた？ ～性産業の女性の本音～
【自叙帖 100％コークス】番外編～風俗雑誌/伊雄大公式ウェブサイト
そこで風俗で働いたり、AVに出演した人にインタビューを始めたのですが、彼女たちはまず取材にあたって敬語で接されることにひどく当惑した様子を見せました。いわく風俗誌の取材では初対面であってもタメ口や「どうせ好きでやっているんでしょ」といった態度がほとんどだったからだそうです。
それにも驚きましたが、ともかく企画趣旨を説明すると、「本当に本当のことを言ってもいいんですか？」と何度も確認してくるのです。だから「本当にあなたの思っていることを言ってください」とお願いすると、彼女たちの口からただちに漏れてきたのは、呪詛の言葉でした。
「誰がセックスなんか好きでやっているか」「癒やしとか期待する客は気持ち悪い。バカじゃないかと思う」
本音をそのまま記事にしたら、企画は上層の意向で３ヶ月で打ち切りになりました。
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お刺身をタンポポに乗せることが嫌であっても
業務命令で強要されても犯罪じゃないけど
性行為を嫌だというとき
仕事だからと強要すれば、それは犯罪でしょ
その違いは、前者は業務命令として妥当だけど
後者は、たとえ仕事として雇われていても
断る権利ありますから
実際に裁判で
風俗嬢が仕事を拒否したとき
強要された場合に、強要した側が犯罪に問われるかは
今の司法をみると、解らないですけど
まあでも、普通に犯罪ですよね
夫婦間でもレイプが成立した判例もあるし
あれはちょっと特殊といえるけど
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「職業」というのは、人間の生涯を支えるだけの賃金を得られなければ、職業として成立しない。 性風俗産業はそれが出来ない。 大金稼ぐ人は、ほんの僅か。 例え本人たちが矜持を持とうが、それとは関係なく、職業として認めてしまえば、社会は大変なことになる
リストラや病気などで仕事ができない時、税金が未払い そういう時に役所は、「お宅は若い娘さんがいらっしゃるので、仕事がないと言わずに身体を売って稼げばいいじゃないですか」なんて事も通るようになる。 これの意味が分からない奴は義務教育を修了していないだろ？
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＞性風俗が職業と呼び難いのは同意できるのですが、身近にもう一生働かなくて済む金を稼いで足を洗った子が二人いるので「生涯を全うできるだけの賃金を稼げない」は事実ではありません。
そういう人が中にいるというだけで、ほとんどの人がそうではありません。
特例をもってきて、性風俗産業で生涯賃金が稼げるといえば嘘になります。 特殊と一般を同列に扱うのは、非論理であり詭弁であり、意図してやってるなら悪質であり、分からずやっているのであれば、あまりにも無知です。
論理レベルは算数です。
経済学で厳密いえば 相撲もボクシングも職業じゃないよ！
介護の仕事なんか「人の役に立ちたい」と言って就く人は、昔はいたけど 恐らく今は、他に職がないから嫌々選択している人が多いんじゃないかな？
でもそれは職業本来の姿とは関係なく、ブラックなだけ。
一方で性風俗産業は、他に満足できる収入を得る仕事に就けるのであれば、いくら待遇が良くても誰も就かない。
そういう点からも、風俗はブラックであるかどうかは関係ないです。
嫌がる事を強制されるのは、奴隷的であるし それが職業として事実上強制されるのは、自己決定権や諸々、自由への侵害で「人格の切売り」に通じていきます。
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【転記】売春はなぜいけないのか？
仮にに「性行為が好きでやっている」という人がいたとしても、それは特例だし、もし性で自己表現したのならば、仕事とは別に表現すればいい。
少なくとも、貧困という現実がある以上、性風俗産業は容認してはいけない。