【転記】日本人は働かされすぎ? | 矯正知力〇.六

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メモ的ブログ

以下転記。

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【Viva!ヨーロッパ】
デンマーク ゆったり優雅にロングバケーション 2011.8.1 17:42
より転記。


 Viva! 日本人がヨーロッパに憧れるのはなにも文化や歴史だけではない。生活様式の優雅さこそ賛嘆せざるを得ない。特に夏になると実感するのが休暇。デンマークでは通常、夏は3週間の休暇を取る。上も下も男も女も、である。そして多くが長期旅行に出かけるのである。


 ■3週間は当たり前

 デンマークでは、週37時間が法定労働時間。残業もせず、確実に週休2日。そのうえ、年間約6週間の休暇が認められている。実際にこれだけの休暇をだれもがしっかり取る。
休めない労働環境、は存在せず、休める労働環境を作るのがトップの仕事
と皆が言いきる。

 夏は3週間程度の休暇を取るのが普通である。3週間連続もあれば、2週間と1週間に分けることもある。知人の幼稚園園長は毎夏、7月は4週間連続で休む。3週間の休暇に、さすがに園長は残業があるため、その代休を1週間あまりくっつける。休暇中は副園長が代役。そして副園長は8月にきっちり4週間休む…。

 しかし、どこかに出かければお金もかかる。3週間は人によっては不要に長いこともある。そんなときは、1週間は別の職場の臨時職員として働き、残り2週間を稼いだ分でパーっと休む者もいる。


 ■キャンプにヨットも

 これだけ長い休暇をどのようにして過ごすのか。自宅でのんびり、という人もいるが、デンマーク人の多くは、イタリアなどの南の地へ海と太陽を求めて行く。キャンピングカーで出かけたり、現地のキャンプ場でコテージを借りて長期間滞在する。

 小生が暮らすデンマーク・フュン島の街、ボーゲンセは、キャンプ場2か所と島内一大きいヨットハーバーがある。特別なアトラクションはないが、風光明美な街として有名で、デンマーク人をはじめ、ドイツやオランダなどから多くのが家族連れが車やヨットで来て、1、2週間滞在する。このため、通常は街の人口は3500人ぐらいだが、7月には倍以上に膨らむ。スーパーマーケットは休日もオープンし、営業時間も延ばす。


 ■ゆっくり散歩や読書

 キャンプ場での過ごし方は、朝ゆっくりと起き、近くを散歩したり、時が経つのをゆっくりと楽しむ。車で来ていれば周辺の散策に出かけることもあるが、日がな一日出かけることなく、本を読んだり、寝たりして過ごすのも普通だ。

 少々大きなキャンプ場では、家族連れのために、子供の遊び場やプールが併設されているのが一般的。ちょっとした食材や生活用品、バーベキューセットなどが買える売店もあり、すべては内部で完結することも可能だ。これこそが本当の休暇、とこちらの人は言う。日本人には理解はできても、実践は難しそうだが…。(銭本隆行、写真も/SANKEI EXPRESS)

       ◇

 ■年間休暇 デンマークでは1920年ごろには休暇は無給で3日間(週休以外)しか認められていなかった。しかし、時代とともに増え、現在は休暇法によって有給で5週間。さらに、労使間の協定でほとんどの労働者が5日間の休暇を認められている。

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【各国の夏休み】
オーストラリア・・・1ヵ月半
スペイン・・・1ヶ月
スウェーデン・・・年齢に応じて25日から32日
オーストリア・・・35日
フランス・・・5週間+労働時間が半分になる日が2週間
ポーランド・・・46日 ※10年以上働いてる人は+10日
ドイツ・・・最低33日・最大37日
イタリア・・・最低32日・最大42日
ノルウェー・・・平日だけで25日


日本・・・5日(盆休みを兼ねる)

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参照
【転記】自殺や貧困は政財界による人災


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CNNの報道
貧富の格差増大、上位62人と下位36億人の資産が同額
2016.01.18 Mon posted at 13:32 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 世界の富裕層の上位62人が保有する資産は、世界の人口全体の下位半数が持つ合計と同じ額に達していることが18日までに分かった。貧困問題に取り組む非政府組織(NGO)オックスファム・インターナショナルの報告で明らかになった。

オックスファムは今週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に向け、米経済誌フォーブスの長者番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年版の年次報告書を発表した。

それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7600億ドル(約206兆円)だった。

富裕層の資産は近年、急激に膨れ上がっており、上位グループの資産はこの5年間で計約5000億ドル増えた。一方、下位半数の資産は計1兆ドル減少した。10年の時点では、上位388人の資産の合計が下位半数の合計に等しいという結果が出ていた。

また、上位1%の富裕層が握る資産額は、残り99%の資産額を上回る水準にあるという。

オックスファム・アメリカのガウェイン・クリプキ氏は、世界の富が「ピラミッドの頂点に位置するごく一部へ急速に集中しつつある」と指摘する。

富裕層と貧困層の所得格差も拡大を続けている。1日あたりの生活費が1・90ドル未満という極貧ライン以下の生活を送る下位20%の所得は1988年から2011年までほとんど動きがなかったのに対し、上位10%の所得は46%も増加した。

一方で富裕層の税金逃れは総額7兆6000億ドルに上っていると推定される。オックスファムは格差縮小に向け、世界の指導者にこうした問題への対策を改めて呼び掛けた。


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