毎日の献立を考えるのって、本当に

 

大変ですよね。常々世のお母さん達は

 

偉いなぁと思っております。昨日ですが、

 

夕食は何にしようかと考えたのですが、

 

まとまりません。私一人なら好物の中

 

華炒めでも食ってりゃいいんですが、最

 

近油の強い物を作ると家人が文句を

 

言うのですよ。太るとか胃もたれすると

 

かうるさいです。文句つけても食べてくれ

 

ればいいんですが、食べないので困りま

 

す。そのくせバターや生クリームをたっ

 

ぷり使った物なら、喜んで食べるのに。

 

明らかに矛盾してますが、要はベタな

 

中華炒めみたいなものは頻繁には食

 

べたくないのでしょう。

 

 ということで、油が強くなくて、栄養の

 

バランスも取れている物は何か無いだろ

 

うかと考えていたら、土井善晴さんの言

 

葉を思い出しました。一汁三菜は必

 

要無い。飯と具だくさんの味噌汁で

 

もあればいいと。そっか、それでいこう

 

と鶏と野菜の味噌汁にしました。

 

 味噌汁ですから特別凝ったことは

 

していませんが、鶏の皮目だけはし

 

っかり焼きました。鶏の皮のブワブワ

 

した食感はまずいですから。後、味

 

噌だけでなく、醤油も入れました。

 

夏ですから味噌の甘みだけでなく、

 

醤油のピリッとした辛さもあった方

 

がいいです。更に、焼酎のアテになる

 

ように、すりおろした生姜をどっさり入

 

れました。つまはきざみ葱、吸い口は

 

青南蛮です。焼いた南蛮を少しづつ

 

かじりながらいただいたのですが、少し

 

辛くて酒が進みました。

特徴  酒のアテになる味噌汁
難易度 低

材料
鶏腿肉(から揚げ用)
醤油
人参
舞茸
筍(水煮)
生姜
長葱
青唐辛子
日本酒
昆布
鰹節(厚保削り)
味噌

1.鶏腿肉に醤油をまぶして皮目
 を下にして、鍋に並べる。点火
 して、中 ~ 弱火でゆっくりと焼く。

2.人参は銀杏切にする。

3.舞茸はほぐしておく。

4.筍は水洗いする。

5.生姜はすりおろす。

6.長葱は小口切りにする。

7.青唐辛子は直火で炙る。

8.鶏肉の皮目がすっかり焼けたら、
 日本酒を入れてアルコールを飛ばす。

9.水、2 - 5、昆布、鰹節を入れて人参
 が完全に軟らかくなるまで煮る。

9.味噌と醤油で味を整える。

10.器に盛って、6,7 を添える。

注意点
・1 の工程で皮目は極端に焦がさない
 程度にしっかり焼く。
・4 の工程で筍を水洗いするのは水煮
 臭さを取る為。
・9 の工程で醤油を入れることで、味噌
 のまったりだけでなく、塩味(えんみ)の立
 った汁にする。