見た目は悪いですが、大変においしい皿でし

 

た。こういうのをいただくと、素材が良ければ

 

それで十分ということを、改めて認識しますね。

 

 

 調理はちょっとめんどうです。生のホタル

 

イカを熱いオリーブオイルで煮るだけですが、

 

下処理がちょっとめんどうです。生のホタル

 

イカはこんなパッケージで売っています。こ

 

のパッケージの品はいつでも富山県産ですから、

 

富山県の漁協の標準型なのかもしれません。

 

一列 7杯が三段で 21杯です。

 

 

 一つ一つのイカから、目と嘴と軟骨を取ってゆ

 

きます。魚の骨抜きでパーツをつまんで取るので

 

すが、生イカですから表面がヌルヌルと滑って、

 

とても掴みずらいのです。鮮度が下がるので、

 

できるだけ手早く処理することが必要なので

 

すが、一つ処理するのにすんなりいって数十秒か

 

かります。失敗すると、一分超えです。目と嘴

 

は案外簡単に取れるのですが、軟骨が難しい。

 

身にくっついている骨を掴んで、ゆっくり真っ

 

直ぐに引き抜きます。力の加減を間違うと、軟

 

骨は途中で切れてしまいます。そうなるととて

 

も厄介。身をめくりあげて、深い所から更に探

 

ってなんとか取り出します。この作業を 21杯

 

分やりますので、1パック 30分位かかる訳です。

 

生のホタルイカは好物なので毎年数回は買います

 

か、なかなか慣れないですね。たかが一年に数回

 

しか練習できない訳ですから。でもね、食べると

 

頑張った甲斐があったと実感する程旨いです。

 

もし調理する場合は、必ず生のイカを使います。

 

茹でたイカだとこの旨さは決して得られません。

 

だって最適な具合に火入れされている素材を更に

 

加熱してしまう訳で、風味も旨みも飛んでしまい

 

ますから。

特徴  軟らかいイカがおいしい
難易度 中 下処理が難しい

材料
にんにく
ほたるいか(生)
オリーブオイル

1.にんにくは大きめに切る。

2.ほたるいかは目と嘴と軟骨を取る。

3.耐熱容器にオリーブオイルをたっぷり
 注いで 1 を入れて点火する。

4.にんにくがうっすら焦げてきたら 2 を
 入れて強火で加熱する。

注意点
・ほたるいかは必ず生を使う。
・軟骨を取るのは大変だが、取った
 方が確実に食感が良くなる。