最近の課題はデーツ(ナツメヤシ)です。

 

友人からどっさりいただいたのですが、何

 

せ甘いので、左党の私としては少々持

 

て余しぎみなのです。ブルチーズを挟んで

 

いただくととても美味しいのは知っていま

 

すが、それだじゃねぇ・・・ ということで、

 

日々、どうやって食べるか考えているので

 

あります。

 

 調理する為には、その食材のことを知る

 

必要があります。特徴を整理すると、まず

 

出て来るのが栄養価が高いと。なんと、オ

 

タフクソースの会社がデーツを販売している

 

ようで、サイトがありました。オタフクソー

 

スの原料でもあるんですね。食物繊維が豊富

 

で、ミネラルも豊富のようです。次に、濃く

 

のある強い甘味ですね。これはレシピによ

 

っては料理に活かせそうです。

 

 今回の餅(ピン)は餡に刻んだデーツも入

 

れました。甘さのアクセントですね。ナッツは

 

胡桃、松の実、ピスタチオです。デーツ入

 

れると決めた時点で、なんとなく中近東あ

 

たりを想像して羊とナッツにしました。

 

 羊はラムです。当初はマトンにする予定

 

で冷凍の骨付きマトンを切り出してみた

 

のですが、骨が多くて肉がちょっぴり。しか

 

も一番おいしいはずの骨の周囲の膜が取

 

れずに断念しました。ラムはサフォークの掛

 

け合わせなので、強い風味は期待してい

 

なかったのですが、意外や意外、一口齧る

 

と羊の風味がふわりと立ち上がりました。

 

おお羊だ! と、テンションが上がりました。

 

反面、ナッツがあまり主張しません。ピスタ

 

チオだけにした方が良かったかも。肝心のデ

 

ーツはというと、所々で顔を出してきます。

 

やはりあの強烈な甘さは只者ではないです。

 

カテゴリー 前菜
特徴    素朴なストリートフード?
難易度   中 生地を作って包むのが手間

材料 餡

玉葱 1/8 個
人参 1/8 本

唐辛子 1本

にんにく 1片
オリーブオイル 小匙 1
クミンシード 小匙 1/2
デーツ 大 1個
胡桃 2つ分
ピスタチオ 10個
松の実 15個
ラム切り落とし肉 100g
塩 一つまみ
トマトペースト 5g

タマリンドペースト 小匙 1/2

塩 小匙 2/3

材料 生地 8個分
薄力粉 150
ぬるま湯 85
油 3g
塩 2g
打ち粉 適量

1.唐辛子と玉葱、人参は微塵切りにする。

2.にんにくは粗微塵に切る。

3.1 の玉葱をオリーブオイルで炒める。全体
 に焼き色が付いたら、1 の唐辛子と人参、 

 2、クミンシードを入れて更に炒める。人

 参がしっかり脱水されたら火を切る。

4.デーツは開いて種を取り、縦に細く切った
 後、細かく刻む。

5.胡桃とピスタチオは 5mm 程度に切る。
 松の実はそのまま。

6.ラム切り落とし肉は可能な限り細かく切る。

7.6 に塩一つまみを入れてよく練る。粘りが
 出たら、3 - 5、トマトペースト、タマリン

 ドペースト、塩を加えてよく混ぜる。

8.小麦粉、ぬるま湯、油、塩を入れてよく
 捏ねる。全体が 240g 程度になるので、
 一つ 30g づつに丸める。

9.まな板に打ち粉をして、8 を丸く延ばす。

10.9 で 7 を包んで、平たく延ばす。

11.油を敷かないフライパンで 10 を両面焼く。

注意点
・3 の工程で、クミンシードの量は控えめ。又、
 あまりネパールやパキスタン、インドに寄せな
 い為、他のスパイスを入れなかった。
・6 の工程で、羊の挽肉が入手できなかった
 為、手で刻んだ。
・11 の工程で、今回は手づかみで食べられ
 るように油を敷かずに焼いた。