たったこれっぽっちで 400円です。私が子供の頃は、
つぶなんて安かったものなんですがねぇ・・・ 恐らくは、
主に北国ローカルの食材で、港町に行くと、地元の
人向けにトロ箱にがさっと入れてなんぼみたいな感
覚だったと思います。今や、大きいサイズだと一つ数
千円もしたりします。有名になって都会に流通する
のも善し悪しです。
生酢という言葉は使いますでしょうか? 「なます」
ではなく「きず」といいます。二倍酢や三倍酢に対し
て、何も手を加えていない酢をきずといいます。店
でも通じない場合があるし、もう死語なんですかね。
使用した酢は飯尾醸造の富士酢プレミアムです。
通常の米酢の八倍もの米を使って作られる酢で、
とてもまろやかな酢です。この酢が無ければ実現し
ない料理です。
特徴 貝の甘さと歯応え
難易度 中 魚の扱いに慣れている人なら
難易度は下がる
材料
真つぶ貝
粗塩
飯尾醸造の富士酢プレミアム
1.真つぶ貝は殻をげんのうで叩き割って身を取り出す。
粗塩をまぶしてよく洗う。肝は取り外して熱湯で湯が
く。身は半分に切って唾液腺を取った後、一口大に
切る。
2.1 を器に盛って、飯尾醸造の富士酢プレミアムをかけ
る。
ポイント
・貝が酢を吸い込まないうちに食べる。