珍しくつわぶきが売っていました。あまり馴染みの無い
食材ですね。検索してみると、蕗とは別種の植物のようで
すが、蕗とよく似た香があります。簡単に言うと、穴の無い
蕗みたいなものですね。ただ、穴が無いので、食感は異な
りますが。
まずは下茹でする所からです。重曹でさっと茹でて、水に
晒して皮を剥きます。ところがこれが、なかなか大変。という
か、皮、剥けないです。蕗だと端をつまんで引くとすーっと剥
けるじゃないですか。同じ要領でやってみると、5cm も引っ張
ったららぷつりと切れてしまいます。何度やっても同じ。仕方
ないので最後はピーラーで剥いたりしたのですが、身も削れる
のでもったいなくて諦めました。多少筋張っていても我慢して食
べようかと。ところが食べてみると、筋はほとんど感じません。
ということは、剥ける所まで剥けばそれで良いのかもしれません。
香がしっかりしているので、強い和え物でもいいか考えて
胡麻和えではなく、胡桃味噌で和えました。春は食材が豊富
で嬉しいです。
特徴 シャキシャキした食感と蕗の香
難易度 低
材料
重曹
つわぶき
1.重曹を入れた熱湯でつわぶきを二分茹でて水に晒す。
可能な限り皮を剥く。
2.再度熱湯でさっと茹でて水に晒して、一口大に切る。
3.すり鉢で胡桃を擦って、西京味噌、信州味噌、煮切った
日本酒を入れてよく混ぜる。
4.2 を 3 で和える。
ポイント
・1 の工程で、皮は大変に剥きずらい。少し剥くと直ぐに切
れてしまって、その後のきっかけをつかむことができなか
った。だが、食べてみると、筋っぽさは感じなかった。
皮は剥ける所まで剥けば良いのかもしれない。