親が子どもを育てるのは当たり前。
毎日、寝て食べて遊んでいても当たり前と考えていませんか?
教師が子どもを教えるのも当たり前。
当たり前の考えは感謝の気持ちを忘れさせます。
F師によれば、お蔭さまという言葉の「お蔭」というのは、神仏の助け、加護、恩恵ということだそうです。
神仏の加護と言えば「冥利」という言葉もあります。
知らず知らずに使っている日常語にはこのように目に見えない神仏の与える恩恵に感謝する表現があるのです。
当たり前ととらえるのか、お蔭さまととらえるのか、人が人としてあるべき時に、また人が育っていく時に、とても大きな違いを生むと思います。
「当たり前」と思った時には、「お蔭さま」はないかを考えたいものです。