合挽ハンバーグのルーツ | 酒の友は我が友也

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酒好きで女好きとの評判な筆者が、意外と適当じゃないことを綴るブログ。
きっと何か発見がある。たぶん、本を買うより安上がり。
合い言葉は、『愛だろ?愛』

昨日、素朴な疑問が突如湧いた。
「うちのハンバーグって、合挽ミンチを使っているけど」
「これ、なんで合挽使うのだろう…」

そう、私が知る限り、店で食べるハンバーグは殆どが牛肉100%だ。
しかし、家で食べるハンバーグは合挽を使っている。
これは実家で暮らしていた時も含めてである。

「この方が美味しいから」
そんな理由もあるかとは思う。
先人達が試し、それを受け継いでいる。それは解る。
が、それはあくまでも結果論であって、“ルーツ”ではないと思う。

ネットで調べれば、その理由はすぐ判るだろう。
けど、それでは面白味に欠ける。「調べるよりも考える」だ。
そう思った私は、“もっともらしい”仮説を考えた。

日本人にハンバーグが紹介されたのは明治以降。
それまではなかったと推測する。
洋風の料理だからだ。

いや…。
南蛮貿易が戦国時代に行われていたことを考えると、
ハンバーグに似たものは、その時代からあったのかもしれない。
だが、いずれにせよ、ハンバーグが初めて日本に紹介された時、
牛肉を使っていたのではないかと推測する。

しかし、その当時の日本人(一般大衆)にとって、
牛肉は今以上に高級な材料だったのではないか。
今でこそ、海外ブランドの牛肉が、ある程度安価で手に入るが、
それ以前は、一般大衆にとっては高嶺の花だったのではないか。
そこで考える。代替出来るものはないかと。
思いついたのが豚肉である。

豚肉は安価。
これを使って作ってはどうか。
まずそう考えたのではないか。
そして作った結果、全く味の違うものが出来てしまう。
ならば、混ぜてみてはどうかと。そんな話になった。

考えてみたら、私の家も裕福ではなかったし、
“安く上げる”為に合挽を使っていたと考えたら筋が通る。
言わば、合挽ハンバーグのルーツは大衆の知恵だったのではないか。

※あくまでも筆者個人の推測です。

正直、どうでもよいことだけど、
こうやって考えてみると、なかなか面白いでしょにひひ
合っているかどうかは別にしてねべーっだ!