この二人は主人公ではない。
主人公は、ラスト付近に悲劇の死(自殺)を遂げる女性である。
勿論、これは現実の話ではない。
夢の話である。
今日もまた妙な夢を見た。
それは現実のようであり、小説のようであり…。
年配の上司がいた。
その上司は、非常に気難しい印象のある人で、
部下は恐れて近づこうとしなかった。
しかし、ある時、ひとりの部下が飛び込んだ。
「コーヒーでも行きませんか」
上司は快諾した。
周囲は驚愕した。
それから、二人の親交は深まった。
そして、ある時気付いたら朝だった。
そう、飲み明かしたのである。
そこで、こういうナレーションが入った。
「俗に言うダイヤモンドの一夜である」
要するに、時が経つのも忘れ仲良くなれた一夜のこと。
と、勝手に思ったが、この言葉って元々あるの
まるで、前から知っているような…。
そんな使い方を夢の中でしてたからね
記憶の紐を解いても、
こんな言葉を使った記憶はないし、
聞いた記憶もない。
普通に考えれば、意識的に思い出せる抽斗に、
この言葉が入っていないだけの話だとは思うが…。
「ダイヤモンドの一夜」
ある意味、言い得て妙だと思うフム