みなさま、暑い毎日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?今回は珍しく、思いっきり閑話休題的な記事です。まあ、素直に白状すると、ほとんどビールが進んで、ほろ酔い気分で書いた記事ですが(笑)、ご興味ありましたら、お付き合いいただければ。

 

 

 

私はこの夏の季節が大好きです。なぜなら、子供の頃は夏休みだったから。小学生の時は、学校のプールに泳ぎに行ったり、仲間たちとサッカーをしたり、いろんなセミを採ったり、おじいちゃんと将棋指したり、スイカ食べたり、冷たい麦茶をがぶ飲みしたり、盆踊りで東京音頭を踊ったり、東京湾でハゼやメゴチを沢山釣ったり、楽しかった思い出しかありません。

 

中学生の時は、サッカー部の夏休みの練習は炎天下の中でとなり、かなり鍛えられました。今も夏の暑さを全く苦にしないのは、きっとこの時の鍛錬の賜物です。そして練習の後、冷たいプールで泳いだのが、めっちゃ気持ち良かった!プールの監視員のアルバイトの大学生たちと仲良くなったり、本当に楽しい毎日でした。

 

 

 

えっ?夏休みの宿題?

 

そんなのもちろん、ラスト3日で何とかしました。(良い子のみなさんは真似しないようにしましょう!笑) 夏期講習とか塾とかも、行った試しがありません。

 

 

 

子供の頃のすり込みなのか、大人になっても、この季節のワクワク感を抑えることはできません。特にここ10年くらいは、ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭でオペラやコンサートを堪能したり、オーストリアの素晴らしい山や湖を楽しむ機会も多く、無上の喜びを感じています。

 

 

 

しかし、今年はそうした海外旅行も、残念ながらコロナで断念。代わりに国内旅行も考えましたが、必ずしも旅行先で喜ばれない可能性もあるので、今年の夏は都内でのんびりすることにしました。

 

 

すると行き先はただ一つ。

 

 

プール!(笑)

 

 

もうガンガン泳いでいます。最近は週に4~5回泳ぎに行きますが、1回行くとだいたい3km泳ぎます。内訳は、クロール1km→平泳ぎ300m→背泳ぎ300m→個人メドレー400m→クロール1kmなど。

 

余裕を持って泳げているので、久しぶりに4kmに挑戦しようか?とも思いましたが(若い頃の記録は2時間で4.7km)、コロナに対抗するため、免疫力を高く維持するには、頑張り過ぎない程度に運動するのが良いそうなので、無理せず3kmで切り上げるようにしています。

 

 

 

いや~、プールって本当にいいものですね~!まずは水の中での全身運動となり、体に過度の負担がかからないのが嬉しい。おかげで、そろそろ腰とか肩とかを気にする年代に入りますが、これまでお医者さんはもとより、マッサージにすら行ったことがありません。そして、何よりも、

 

 

水の中はめちゃめちゃ気持ちいい!

 

 

水が肌に触れる感覚が本当に気持ちいいんです。泳いでいる中で、水の流れや波の移ろいを感じて、これがとてもいいんです。

 

 

ドビュッシー/沈める寺など、私のピアノのレパートリーの中には、水を感じさせる曲もありますが、その表現において、プールでの水との触れ合いや戯れは、間違いなくプラスに働いていると思います。

 

特に、スクリャービン/ピアノ・ソナタ第2番は波や水の揺らぎを感じさせる旋律が頻発しますが、水の中で体感して得るものは、ピアノの表現やリズム感において、極めて大きいと感じます。こういうのは何事も経験だと思う。

 

 

 

また、泳いだ後は、体がシュッと引き締まる感覚を得られたり、火照った体に夜風やクーラーが心地良かったり、よく眠れるので翌日快調だったり、体が軽く切れが良かったりと、いいことだらけです。

 

 

 

そして、沢山泳いで、喉がカラカラになった後はもちろん、

 

 

ビール!(笑)

 

 

ブリティッシュパブへと直行。フランツのマイルールは、1km泳いだら、ご褒美としてビールを1パイント(=568ml)飲んでいいという、厳しくも理に適ったもの。

 

 

すると、3km泳いだということは…、3パイント飲めます!ヤッター!

 

プールの後のビールは最高!さあ美味しいビールを3杯、行ってみましょ~!(以下、ビールが7種類出てきますが、その日の気分で3種類選んで楽しんでいます。)

 

 

 

(写真)Red Abbotとフィッシュ&チップス。程よいコクと癖になる酸味がいい感じのビールです。

 

 

(写真)Cascade。爽やかで飲みやすい。

 

 

(写真)Hobgoblin IPAとフィッシュ&チップス。円やかで旨味がタップリで美味しい!

 

 

(写真)Proper Gold。フルーティで、独特の苦味が心地良い。

 

 

(写真)Columbusとフィッシュ&チップス。ポップが効いていて苦みがタップリ、大人の味。ほとんどミョウガを飲んでいるような(笑)。これは食事が進みますね~。

 

 

 

(写真)そして私の最愛のビール、Kilkennyとシェパーズパイ。何でこんなに美味いのか?昨年のGWにこのビールの故郷、アイルランドのキルケニーを訪問したのは、一生の思い出になりました。私は東京でキルケニーを飲む度に、大いなる感慨を持って思い出すことでしょう。

 

(参考)2019.5.2 キルケニー観光(聖カニス大聖堂&キテラーズ・インのキルケニー)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12474963685.html

 

 

 

(写真)締めはGuinnessとバンガーズ&マッシュ。ダブリンでもギネスとクラムチャウダーや豚のソテーを合わせて抜群でしたが、食べ応えのある重厚なソーセージともいい感じ。

 

(参考)2019.5.3 ダブリン観光(ギネス・ストアハウス)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12485734542.html

 

 

 

ということで、フランツの今年の夏の日々は、こんな感じで過ぎて行きます。ヨーロッパを旅行すれば、もちろん最高の毎日を過ごせますが、都内にこもる夏でも、工夫をすれば、かなり楽しく充実の一日が過ごせます。


 

仕事でもプライベートでも、何でもそうですが、与えられた状況の中でベストを尽くして、とことん人生を楽しむ。これがフランツ流です。人生を前向きに。一日一日を充実させる。そして、ただでは転ばない(笑)。みなさまも、どうか素敵な夏をお過ごしください!