今シーズン2018/2019の新国立劇場の公演で一番楽しみにしていた、フィレンツェを舞台にしたオペラ2連発を観て来ました。

 

 

新国立劇場

ツェムリンスキー/フィレンツェの悲劇

プッチーニ/ジャンニ・スキッキ

 

指揮:沼尻 竜典

演出:粟國 淳

美術:横田 あつみ

衣裳:増田 恵美

照明:大島 祐夫

音楽ヘッドコーチ:石坂 宏

舞台監督:斉藤 美穂

 

【フィレンツェの悲劇】

グイード・バルディ:ヴゼヴォロド・グリヴノフ

シモーネ:セルゲイ・レイフェルクス

ビアンカ:齊藤 純子

 

【ジャンニ・スキッキ】

ジャンニ・スキッキ:カルロス・アルバレス

ラウレッタ:砂川 涼子

ツィータ:寺谷 千枝子

リヌッチョ:村上 敏明

ゲラルド:青地 英幸

ネッラ:針生 美智子

ゲラルディーノ:吉原 圭子

ベット・ディ・シーニャ:志村 文彦

シモーネ:大塚 博章

マルコ:吉川 健一

チェスカ:中島 郁子

スプネッロッチョ先生:鹿野 由之

アマンティオ・ディ・ニコーラオ:大久保 光哉

ピネッリーノ:松中 哲平

グッチョ:水野 秀樹

ブオーゾ:有岡 蔵人

 

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

 

 

 

フィレンツェは昨年夏の旅行で少しの時間でしたが、まちを巡った都市。ドゥオーモやサンタ・マリア・ノヴァッラ教会、ポンテ・ヴェッキオ、アルノ川などを始め、まちなみが目に焼き付いています。そのフィレンツェを舞台にしたオペラ、とても楽しみです。

 

(参考)2018.8.17 フィレンツェ観光(フィレンツェの朝の散歩/ドゥオーモ&ポンテ・ヴェッキオ)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12418859237.html

 

 

 

そしてオペラを観た感想ですが、

 

◯素晴らしい公演!新国立劇場、会心の一撃!フィレンツェを舞台にしたオペラを組み合わせたコンセプトが素晴らしい!

◯特に演出・舞台・美術が秀逸!粟國淳さんのさすが!と唸らせる見事な演出!

◯新国立劇場ではアンドレア・シェニエのジェラールが素晴らしかったセルゲイ・レイフェルクスさん貫禄の歌!そして、ノーブルなヴェルディ・バリトンのカルロス・アルバレスさんが、何とジャンニ・スキッキとは!(笑) めっちゃ仕事請負人過ぎる!

◯(もう何度となく惚れてますがやはり)砂川涼子さんのラウレッタがめちゃめちゃ可愛い!ラウレッタにピッタリの透明感のある素直な歌も最高。また惚れた~!(笑)

◯プッチーニはもとより、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーの音楽が素晴らし過ぎる!めくるめく陶酔の音楽、ずっと魅了されっぱなしでした!

 

 

いつもの詳しい感想は既に下書きを終えていますが、今日が初日なので、4月17日(水)の最終日が終わったら、本記事に追記でアップしたいと思います。素晴らしい公演、お見逃しなく!

 

 

 

(追記)詳しい感想の記事のアップはしないこととしました。理由は以下の記事の通りです。音楽家もそうですが、演出家も本当にいろいろなことを考えて演出している。しっかりと汲み取りたいものです。

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12465448923.html

 

 

 

 

(写真)ラウレッタのアリアに出てくる、ポンテ・ヴェッキオ