(夏の旅行記の続き)ペーザロが中心だった今回の夏の旅行も、もう8日目。全体の3/4が過ぎました。ペーザロ・ロッシーニ音楽祭の観劇を全て終え、ペーザロから次の目的地へと移動します。昨晩のうちにペーザロからフィレンツェに移動し泊まったので、朝一番でフィレンツェのまちを散歩しました。
(写真)ドゥオーモとジョットの鐘楼、洗礼堂
やはりフィレンツェと言えばこのドゥオーモ。まちなかに、しかも周りの建物からそんなに離れずに、この大きくて、かつ壮麗な教会があるのは非常にインパクトがあります。
(写真)ベッキオ宮とランツィのロッジア
巨大なベッキオ宮(左)も迫力ありますが、お隣のランツィのロッジア(右)がまたいい。まちの中の贅沢な空間です。
(写真)ウッフィツィ美術館
ここは2014年に美術館の中に入りました。ボッティチェッリ/ヴィーナスの誕生などを始め名画の宝庫ですが、何と言っても好きなのはティツィアーノ/ウルビーノのヴィーナス。今回の旅ではそのウルビーノに行くことができ、いい思い出になりました。
(写真)ティツィアーノ/ウルビーノのヴィーナス
※2014年にウッフィツィ美術館で購入した絵葉書より
(参考)2018.8.13 ウルビーノ観光(サン・ジョヴァンニ祈祷堂&国立マルケ美術館)
https://ameblo.jp/franz2013/entry-12411015034.html
(写真)ポンテ・ヴェッキオとチェッリーニ像
ご存知ポンテ・ヴェッキオ。9月の松本の音楽祭でプッチーニ/ジャンニ・スキッキを観ましたが、ラウレッタのアリアが聴こえてきそうです。ベルリオーズのオペラの主人公にもなっている、ベンヴェヌート・チェッリーニの像も橋の中央にあります。朝焼けに輝くアルノ川が美しい。
(写真)サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
フィレンツェの中央駅前に、この大きな教会があることには本当に驚かされます。教会前の広場の一角にもマリア様の絵がありました。
朝一番の小一時間の散歩でしたが、さすがはフィレンツェ。雰囲気のある建物の連続に、大いに魅了されました!フィレンツェを訪れるのは2回目ですが、いずれもショート・ステイ。名物のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナやリボリータ(パンのスープ)こそ食べましたが、オペラをまだ観れていません…。いつかゆっくり滞在してみたいまちです。
さて、今日は一日かけての移動。朝一番のフライトでフィレンツェを発ち、列車を4つ乗り継ぎ、とあるまちまで来ました。ペーザロから実に11時間!(笑)
そこまでして長い時間をかけて移動したのは、この日の夜にどうしても観たいオペレッタがあったから。おそらく作品どころか、作曲家をご存知の方もほとんどいないと思う、非常に珍しいオペレッタですが、これが超絶に素晴らしい音楽!次の記事で!