最近テレビとか見ててイラッとすること。
「確信犯」の使い方。
テレビでは圧倒的に、
「これをやると犯罪だと確信していて、それでも行われた犯行」
という意味で使われているようですが、私の20年来愛用の辞書「言泉」(小学館)には、こう書いてあります。
かくしん【確信】かたく信じること。信じて疑わないこと。また、その信念。―はん【確信犯】政治的、道義的、思想的、宗教的な確信に基づく義務感または使命感によって行われる犯行。政治犯、思想犯など。
つまり、テロとかがこれにあたると思われます。
が、辞書に書いてあるような意味で「確信犯」という言葉が使われたのを聞いたことがありません。「罪に問われるとわかっていてやった」という意味でばかり使われているように思います。
こんな風に間違って使われている言葉って、知らないだけで結構あるんじゃないかと思います。
正しい言葉を使いたいものですよね、とは思うのですが、正しいと思っていて間違えて覚えてしまっている可能性は否定できません。それに、言葉の意味自体、時代とともに変わったりするものですし。
私の辞書は20年前のものですが、いま発行されている辞書には、私が間違っていると思っている使い方が載っているのかもしれません。
「言泉」も発行されてからずいぶん経っているので、改訂版が出ないかな、と思っているのですが、出ていないようです。
広辞苑の黒くて尊大な態度(笑)と違って、カバーを取ると、落ち着いた深緑色に控えめな金文字のタイトル、そして、泉を模した図形が型押しされています。なんとも奥ゆかしい辞書で。学生のときに一目で気に入って即買いしました。
最近チェックしていませんが、改訂版が出ていたら買ってもいいかなと思います。
「愛読書は国語辞典です」とか言ってみたいなあ。