牡蠣が食べたい。
今更ではないです。
10年くらい前からです。
冬になると食べたくなります。
鍋とかフライとかじゃなくて、生で食べたいです。
村上春樹のせいです。
アイラ島とアイルランド旅行記『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』に、こう書いてあります。
「レストランで生牡蠣の皿といっしょにダブルのシングル・モルトを注文し、殻の中の牡蠣にとくとくと垂らし、そのまま口に運ぶ。うーん。いや、これがたまらなくうまい。牡蠣の潮くささと、アイラ・ウィスキーのあの個性的な、海霧のような煙っぽさが、口の中でとろりと和合するのだ。(中略)それから僕は、殻の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。それを儀式のように、六回繰り返す。至福である。」
あーもう!
「至福である。」じゃないですよ!
この本はもう何回も読み返していますが、この部分を読むたびにアイラ島へ行きたくなって仕方がないです。生牡蠣を食べるためだけに行きたくなります。生牡蠣にウィスキーを垂らして食べる。なんて魅力的なのでしょう。
アイラのシングル・モルトなら簡単に手に入ります。中でもボウモアはたぶん町の酒屋にも置いてあります。なければネットで注文することもできます。ところが生牡蠣は。しかも殻つきとなると。牡蠣の殻を開けたことがないので、上の殻だけ取ってある状態でなければなりません。どうやって手に入れたものか・・・。
ん?そうだ。近江町市場へ行ってみようかな。ちょっと遠いけど、アイラ島よりは確実に近いです。
でも、いつか行ってみたいです。アイラ島。それからアイルランド。アイルランドはとても神秘的な感じがします。独特の文化が静かに伝えられている、そんな雰囲気がある、と勝手に思っています。行くとしたら・・・一人で海外へ行ったことがないので、ツアーということになるわけですが、アイラ島とアイルランドがセットになったツアーなんてないでしょうね。
ところで片付けのいろはの「い」は、「いつか」は永遠に来ない、だそうですね。