※2010年に「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」により、殺人罪などの公訴時効が廃止されてから15年が過ぎました。

 公訴時効とは、犯罪が行われたとしても、法律の定める期間が経過すれば犯人を処罰することができなくなるものです。

 法改正以前は、殺人罪や強盗殺人罪などの公訴時効期間は25年とされ、たとえ凶悪な殺人犯であっても25年間逃げ切れば処罰されることはありませんでした。

 しかし、この法改正により、殺人罪や強盗殺人罪など「人を死亡させた罪」のうち、法定刑の上限が死刑であるものについて公訴時効が廃止されたことにより、犯罪行為の時からどれだけ時間が経過しても犯人を処罰することができるようになりました。

 他方で、強盗殺人未遂罪などは法定刑の上限は死刑ですが、「人を死亡させた罪」でないため、公訴時効廃止の対象から漏れ、現行で25年(法改正以前は15年)の公訴時効が適用されています。

 このような現状に対し、公訴時効の廃止対象拡大を求める専門家は「加害者の殺意そのものを重く捉えるべきであり、実行行為の結果が(殺人)未遂となっただけで公訴時効の廃止対象から除外されるのはおかしい」と指摘しますが、反対の立場の専門家は「①捜査資源に限界がある、②殺人未遂罪は被害が軽微なケースも存在する」と反論しています。

 そうした中、公訴時効の廃止対象の見直しを求める請願を衆参両院は毎回審査未了としていることから、6月定例愛知県議会では地方自治法第99条の規定に基づき、公訴時効の撤廃及び延長に向けた法整備についての意見書を全会一致で可決し、直ちに国会に提出することとしました。

 2010年の法改正では、付帯決議で公訴時効に関する今後の検証や検討を求めており、国会において議論が進むことを切望します。

6/30 茅の輪くぐり
(夏越の大祓と呼ばれ、茅の輪をくぐると、今年前半の間に身についた厄災や穢れが落ちて心身が清らかになり、後半も無病息災で過ごせると言われています。

 茅の輪の基本的なくぐり方は、茅の輪の正面に立って一礼し、ご神歌「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり」を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら右足でまたいで右まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、左足でまたいで茅の輪をくぐり、そのまま神社にお参りするという順番で、8の字を描くように三度回って四度くぐるのだそうです。

 梅雨明け前から猛暑日が続き、身体がまだ高温に順応できていないタイミングで急に気温が上がったため、熱中症で救急搬送される方が続出しています。

 熱中症予防の基本は、暑さを避けること、こまめに水分を補給すること、加えて、日頃から、睡眠や食事をしっかりとって、規則正しい生活を送ることが重要で、特に熱中症警戒アラートが発表された場合は不要不急の外出は避けて、暑さから自分の身を守りましょう)

 




*7/1 警察委員会
(私からは、「組織犯罪の情勢」について取り上げ、質疑しました。

 主な内容は以下のとおり。

 従来、我が国における組織犯罪対策は、「暴力団」による犯罪をその典型的な射程としつつ、来日外国人による組織的な犯罪に加え、暴力団や来日外国人を含めた犯罪組織によって主に敢行される薬物事犯や銃器発砲事件への対策を柱として推進されてきた。

 近年、新たな特徴を有する「匿名・流動型犯罪グループ」、通称「トクリュウ」が台頭し、これまでの組織犯罪対策の在り方を抜本的に見直さなければならない事態となっている。

1. 匿名・流動型犯罪グループ情勢

 まず、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)については、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺に加え、凶悪な強盗事件、悪質ホストクラブ事犯、組織的窃盗・盗品流通事犯、悪質リフォーム事犯、インターネットバンキングに係る不正送金事犯等に深く関与するなど、治安対策上の脅威となっている。

 トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)は、各種犯罪により得た収益を吸い上げる中核部分は匿名化されており、また、SNSや求人サイトを通じるなどして緩やかに結び付いたメンバー同士が役割を細分化させ、その都度、末端の実行犯を使い捨てにするなど、メンバーを入れ替えながら多様な資金獲得活動を行うため、組織の把握やメンバーの特定が容易ではないという特徴を有している。

 5/13、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)の捜査で司令塔の役割を担う捜査幹部を集めた会議が開かれ、楠警察庁長官は「中核的人物と違法なビジネスモデルの実態を早急に解明し、解体する必要がある」として、警察の総力を結集して戦略的に対策を進めるよう指示した。

 匿名性、流動性を利用し、様々な事案に関与して資金を獲得しているトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)に対し、従来どおりの手法では、その組織構造や内部統制、資金の流れを解明し、有効な対策を講じることは困難である。

〇匿流は市民社会に対する重大な脅威であり、全国的に極めて憂慮すべき状況にある中、実態解明と取締りの徹底、新たな情報通信技術・科学技術への対応、捜査体制の不断の見直しを行い、犯罪の検挙と抑止を強力に推進するよう、要望しました。

2. 暴力団情勢

 平成27年8月に六代目山口組が分裂してから10年が経過する。
 この間、対立抗争事件が続発したが、今年4月には、六代目山口組が対立抗争の終結に向けた誓約書を兵庫県警に提出した旨の報道がなされており、今後の暴力団の動向について、県民の関心が高い。

 暴力団対策法の効果的な運用や戦略的な取締り、暴力団排除の取組や意識が社会に浸透してきたことなどを背景に、その勢力は、全国的に減衰を続けている。

 一方、暴力団の中には、その活動を不透明化させるとともに、世情に応じて資金獲得活動を多様化させるなどして強固な人的・経済的基盤を維持しているものもあり、依然として暴力団は社会に対する脅威となっている。

 特に従来から薬物の不正取引において暴力団は中核的な存在であり、国際的な薬物犯罪組織と結託して覚せい剤を始めとする薬物を密輸入し、国内で組織的に密売を行っている。

〇暴力団対策の重要性は低下しておらず、さらに犯罪の検挙と抑止を強力に推進するよう、要望しました。

 トクリュウ、暴力団をはじめ、来日外国人犯罪グループなど犯罪組織を弱体化させ、壊滅に追い込むためには、末端の実行犯を検挙するだけでなく、あらゆる法令を駆使して中核的人物を検挙するとともに、徹底した犯罪収益の剝奪と資金源の遮断を図り、違法なビジネスモデルを解体することが重要である。

〇警察の総力を挙げて、犯罪組織に対する戦略的な実態解明および取締りを強力に推進するよう、要望しました)

 

 

 



*7/6 ゆかたパーティ
(国際交流協会親善ボランティアの皆さんが主催する外国人留学生や研修生を対象とした日本文化交流事業に参加しました。

 色とりどりの浴衣を着て、皆で輪になって盆踊りを体験した外国人の皆さんは一様に満足そうでした。

 盆踊りに先立って披露されたミュージック空手は圧巻でした。
 世界を股に掛けてご活躍とのことであり、黒帯の演武は凄みが段違いでした)

 

 



→ 知立の山車文楽とからくり保存会公演
(宝町、山町、中新町、本町の人形連と西町のからくり保存会、知立市義太夫会の皆さんによる公演に出掛けました。

 静岡文化芸術大学教授の奥中康人先生の含蓄ある解説を幕間に挟みながら、各連の皆さんによる上演の勇壮さに目を見張りました。

 後継者育成に力を入れてこられたとお聞きしていただけに、若手の皆さんの完成度の高さに驚きました)

 


西町からくり

 

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九重親方(元大関「千代大海」)@天翔にて