※5/24、カンヌ国際映画祭において、イランのジャファール・パナヒ監督の「シンプル・アクシデント」がコンペティション部門の最高賞パルムドールを受賞しました。

 パナヒ監督は、「チャドルと生きる」で2000年ベネチア国際映画祭の金獅子賞、「人生タクシー」で2015年ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞しており、世界3大映画祭全てで最高賞を獲得する「グランドスラム」を達成したことになります。

 「シンプル・アクシデント」は政治的な理由で投獄された男性らによる復讐劇を描いていますが、パナヒ氏はイランの体制批判の作品で知られており、自身も2010年と2022年に反政権を理由に有罪判決を受けて投獄され、長らく海外渡航禁止が続いていたそうです。

 イラン映画界はこれまで、政権による抑圧下で困難な環境が続いており、同氏は受賞スピーチで「どんな映画を制作すべきか否か、誰にも命令されないようになることを望む」と訴え、自由と民主主義のための団結を呼び掛けました。

 また、今回のカンヌ映画祭では、アメリカのトランプ大統領への批判が相次ぎました。

 これは、トランプ氏が、他国が講じる優遇措置によってアメリカの映画産業が打撃を受けていると主張し、外国で製作された映画に100%の関税を課す考えを表明したことに抗議するものであり、移民を威圧するトランプ政権を非難する俳優や、強権政治家から民主主義を守る役割を果たすべく行動を起こそうと大御所俳優らが呼び掛け、トランプ政権に反旗を翻したのです。

 アメリカでは、3月のアカデミー賞でも、「DEI(多様性、公平性、包括性)」を敵視するトランプ政権への抗議の声が挙がっていました。

 主演男優賞を受賞した俳優は「差別や弾圧の歴史を念頭に、その根源にある憎悪を看過せず、対処する必要がある」として、「より包括的な世界を願う」とトランプ政権への懸念を示しました。

 アメリカでは、映画やドラマ作品に人種的・性的少数者を積極的に起用する動きがある中、国内では「DEI」を巡る世論が割れています。 

 CBSニュースが実施した世論調査によれば、「DEI」政策について、推進を求める人は39%、現状維持を望む人は27%、終了を求める人は34%と、等しく3つに意見が分かれています。

 こうした状況下、多様な人々の生き方や価値観を描写する映画人たちが、分断の拡大もいとわないトランプ政権に対して毅然と立ち向かう姿を見せたことに、目を奪われました。

*5/20 国際交流協会総会
(年間を通じて各種行事が企画され、中でも、親善ボランティアの皆さんによる開催される外国人向けの日本文化体験会は、大勢の留学生や研修生などの外国人の皆さんの参加で盛り上がる主力行事です。

 また、姉妹都市であるオーストラリアのウィンダム市への中学生派遣事業は中止を余儀なくされてきましたが、来年(令和8年)度には再開する予定だそうです。

 私からは、愛・地球博から20年が経過し、当時の一市町村一国フレンドリーシップ事業でパートナーとなったアイスランド共和国との交流の再構築や、2026年開催予定のアジア・アジパラ競技大会の開催協力などをお願いしました。

 ちなみに、知立市は2021年度、「多文化共生の未来都市知立を目指して~日本人・外国人誰一人取り残さない持続可能なまちづくり~」をテーマとして、内閣府からSDGs未来都市に選定されていますが、実はその前年(2020年)度に、「顔の見えるコンパクトシティ ~みんな知立(ともだち)プロジェクト~」をテーマに応募したものの、未来都市の選定から漏れています。

 2020年度に選定から漏れた際は、その内容において多文化共生に関して、わずかに触れるのみであったところ、2021年度に選定された際は、文字通り、多文化共生に関して俄かに特化した内容となっています。

 かねてから、知立市行政による市内外国籍住民の皆さんへのアプローチ(医療、福祉、子育て、教育、就労など)が行き届いていないと指摘され続けてきています。

 知立市行政が外国人集住市として責任ある施策を講じることはもちろんのこと、国際交流協会の皆さんを始め、民間の皆さんによる支援と交流が広がることを期待します)

 

 



→ 新地南発展会総会
(昨年はご案内がなかったのですが、今年はご案内いただき、有難く参加しました。
(気付けば、駅南振興会総会のご案内はなくなりました)

 柴田事務所は長らく新地町に所在してお世話になっていることもあって、皆さんと積もる話に花が咲きました。

 市長選と県議補選の後であり、今後の知立市政についてのご質問が多く、知立市行政の真実(ありのままの事実)をお伝えしました。

 皆さん一様に、県議選のたびに繰り返されてきた、前市長が新人候補に肩入れして嘘を多用する選挙戦術が市長選でも展開されたことなどについて、鋭い観察眼を持って正しく看破しておられました) 

 



*5/22 臨時県議会
(5月臨時会が開催されました。

 既報のとおり、提出された補正予算案=一般会計16億6,110万余円(債務負担行為)1件、並びにその他の議案1件の計2件に、可決・承認しました。

 さて、当臨時会では、新年度人事を決定しました。

 小職の委員会所属は、①警察委員会、②子ども・子育て対策特別委員会と決まりました。

 なお、早速、6/19からの6月定例県議会では、委員会審議において、小職が考える特殊詐欺対策などを皮切りに具体的提案を進め、県民生活の安全確保について深掘りして議論したいと思います)

 

 



→ 知立市商工会通常総代会
(地元経済界の皆さんが一堂に会して情報交換のできる貴重な機会である商工会総代会に出席しました。

 数年前に前市長ら(市議の一部など)が画策した商工会長の挿げ替え工作(結果は失敗)も過去の話と、商工会長は今に至るまで知立市経済の活性化のための数々の提言を知立市に対して行ってくださっています。

 駅前マルシェの開催、バスターミナルの設置、駅周辺の整備(駅南土地区画整理、西新地地区再開発)、プレミアム付商品券の発行などはその最たるものです。

 当日の総代会において私からは、県が進めてきた知立駅付近連続立体交差事業と同時並行で進めなければならない、市が事業主体の駅南区画整理事業の未着手と知立南北線の未整備など山積する課題への迅速かつ適切な対応が市として必要であり、そのうえで、人が求める目的が叶う場所(働く、学ぶ、買う、食べるなど)として、前述の街づくりが為されなければならない旨、説明しました。

 併せて市には、商工会をはじめとする経済界や、県と名古屋鉄道などのステークホルダーとの協議体制の整備による柔軟な意思疎通を強く求めたいと思います。
 
 また、長い歴史(明治39年に任意団体として活動開始)に及んで地域の絆を紡いできた商工会さんには、知立市を本当に住みよいまちにするための重要なパートナーとして、更なる力添えを期待いたします)

 

 



→ 愛知県行政書士会碧海支部定時総会
(行政書士の皆さんの年次総会に出掛けました。

 日頃から生活者目線で役所に提出する書類などを正確かつ迅速に作成するとともに、法律、政令、条例、規則などを体系的に把握して、役所の無理解や未熟知による申請不受理を正すなど、市民の生活上の利益を守ってくださっています。

 法律や条例の趣旨を理解すれば、無闇に門前払いできないはずのところ、得てして役所は前例に照らして安直に判断しがちです。

 担当職員の誤った解釈を正し、あるいは正しい解釈に読み替えるよう促すことは、小職の役割と重なるところが大きく、市民の権利を守るための日頃の奮闘話で盛り上がりました。

 地方自治体は久しく、政策標準としてのシビル・ミニマム(全国画一的かつ同水準な自治体運営)が目標とされてきましたが、現在では、シビル・マキシマム(個別性かつ柔軟性を持った自治体運営)が全国的に目指されており、「他に負けない」という政策制度を創り出して差別化が図られています。

 一方、依然として、シビル・ミニマムをせいぜい維持するのみという自治体も少なくなく、通常の住民サービスにおいてさえ、市民の視点に立って考えるという基本姿勢が守られていない自治体は厳に正さなければなりません)

 

 

 



*5/23 知立市水道協同組合通常総会
(日常的な休日の漏水当番や災害時の応急給水など、市内の水道業者の皆さんには市民のライフライン維持にご尽力いただいています。

 一方、材料の高騰、慢性的な人材不足など、様々な課題に直面されています。

 新理事長さんはそれでも、知立市、水道組合、市民の三位一体で水道事業を盤石に進め、重要なインフラを強靭化していきたいと決意表明がありました。

 市内水道水の80%を県営水道が卸していますが、これからも安全な水を安定供給するために、業界の皆さんとともに力を尽くしてまいります)

 

 


「一点素心」
中曽根康弘元内閣総理大臣


*5/24 八ツ田小学校運動会
(心配された雨が降り出すことなく、運動会日和となりました。

 徒競走、リレーなど、子どもたちは真剣に取り組んでいました。

 保護者の皆さんの視線と声援に応えようと張り切っている姿に感動しました。

 種目の合間に先生方が披露したパフォーマンスも、子どもたちに大うけでした)

 

 


今年伐採される椰子の木


→ 淡菖会発表会
(森本淡菖先生の軽快で明るいご性格とは打って変わって、舞台上では神妙で格式の高い演目は聞き応えがあります。

 多くの同志の皆さんとともに賑々しく沢山の演目をご披露いただきました。

 知立に根付く文化の厚みを実感し、その振興に力を入れていただいている先生を始め、社中の皆さんに敬意を表します)

 

 



*5/25 知立市水防訓練
(猿渡川南(衣浦豊田道路高架下)で行われた訓練を視察しました。

 毎年5月に逢妻川と交代で実施されている水防訓練ですが、毎年9月に実施される知立市総合防災訓練と同様、市から開催通知がない中、県管理河川における災害を想定した訓練とあって、様子を伺いに出掛けました。

 現地では、土のう工法訓練、資機材取扱訓練などが行われていました。

 なお、猿渡川に関しては愛知県として、知立市の要望もある中で、越水の危険性を除去するための河床掘削や護岸改修などを進めてきましたが、今年度も、引き続き上流に向かって工事を進めていくための予算を確保し、事業化したところです。

 今後も適時、河川巡視を行い、適切な河川管理を行うよう、県当局に働きかけます)

 

 

 

 



→ 献血協力
(新型コロナ流行以降、従来のような献血協力が得られない状況が続いており、主にA型とO型の400mL献血に由来する赤血球製剤の在庫量がひっ迫しているそうです。

 知立市内の特設会場では、多くの協力者の皆さんが列を成しつつ、温かく協力されていました。

 順番待ちの間には馴染みの方々と話を交わすことができ、充実した時間となりました)

 

 

 

 

ROSHANIさんのJhol Momo(ジョルモモ)=ネパールの蒸し餃子

 


からくり上演会

 

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