※碧南市長選は見ものでした。(ちなみに、市議会議員選も同日でした)

 現職市長が5選を目指したものの、無所属新人が勝利。

 現職市長の宗教団体との関係をマスコミが争点化した異例の展開でした。

 「現職vs新人」の市長選においては、現職市長は自らのこれまでの市政運営を「順調」と評して「継続」を訴え、新人候補はそれを「不順」と評して「転換」を訴えるという構図で、新人は現市政運営に対して現職に厳しい評価を加えて政策の対立軸(争点)を立て、論戦を挑みます。

 そこで、現職市長によるこれまでの市政運営や、最近では特に現職の人格や性質などに対して、市民が明らかに不満を抱いている場合は、新人の「転換」の訴えは市民に通じやすい一方、市民がさほど不満を抱いていない場合は、「市長が変われば市民の暮らしはもっと良くなる」という新人の「転換」の訴えは市民に通じにくいというのが通例です。

 碧南市を含む西三河地域は、現在隆盛を誇る自動車関連産業からの潤沢な税収に寄って立つ財政構造の盤石な市町が多く、当該地域の行政運営は住民により良いサービスを提供することができる余裕があり、住民が市政運営に対して不満を抱く理由とはなり得ません。

 他方で、現職市長に時代錯誤な古い感覚や傲慢さが目立つとすれば、住民は躊躇なく不適格と判断し、即刻「市長を変えるべき」との機運が選挙時に一気に高まるのは当然の成り行きです。

 なお、現職市長に物を言う立場にあった市幹部や市議会議員にも問題があると厳しく指摘する声も聞かれます。 

 今年(2024年)は、愛知県内10市町村で首長選が行われる予定であり、これまでに、豊田市では現職市長が4選を制し、大府市では現職市長が3選を無投票、飛島村では現職村長が2選を無投票で終えています。

 知立市では市長選(前回無投票)が11月に予定されています。(あと半年)

 先述のとおり、トヨタ城下町と言われる地理的優位性があるにもかかわらず、大規模な法人事業所が少ないゆえに法人住民税が少ない財政構造を理由に、これまで「お金がない」と言い続けてきた知立市(市長)が提供する住民サービスに関して、他市町との格差に不満を口にする住民の皆さんからは連日、様々なご意見が寄せられています。

 他市の市長選の全容分析と比較しながら、果たして、現職市長と市議会によって決定される知立市の住民サービスの質と量について市民の皆さんはいかに評価するのか、そしてまた、今後の知立市政の舵取り役(市長)とはいかにあるべきかなど、知立市政の現状や、知立市長のこれまでの行状とそれを容認してきた知立市議会議員双方の資質や倫理観などについて考えを巡らし、再確認することができました。

 



*4/15 知立市商工会青年部通常総会
(知立市商工会青年部さんは、知立市内の商工業に従事する青年の情熱と実行力を集結して、地域商工業の振興発展に寄与することを目的として活動しておられます。

 当日は、青年部員である若手商工業者の皆さんに向け、愛知県が進める知立駅付近連続立体交差事業と同時に知立市が進めるべき駅南土地区画整理事業や西新地地区再開発事業に関して触れ、固定観念から抜け出せない知立市行政を突き動かす、新しいまちづくりの推進力として活躍いただけるよう、お願い申し上げました。

 一緒に知立を盛り上げていきたいと思います)

 

前部長
 


新部長

*4/18 春の安全なまちづくり県民運動
(最近の犯罪情勢は依然として、侵入盗、自転車盗などが多く発生しており、市民の皆さんの意識を喚起するため、アピタさんにて防犯キャンペーン活動を行いました。

 中には、スマホ連動型カメラや後付け補助錠、防犯用具購入費等補助制度について熱心にお話を聞いてくださる方がいらっしゃいました。

 大型連休は毎年、空き巣被害が多発しますので、防犯対策は忘れずにお願いいたします。

 なお、最近の空き巣はITに精通しており、旅先でのSNS投稿によって外出中と確認するそうですので、くれぐれもお気を付けいただきたいと思います)

 

 



*4/20 知立市文化協会総会
(知立の文化力向上にご尽力いただいている先生方に感謝の気持ちをお伝えしようと意気込んで伺いましたが、議事終了後、祝辞を述べる機会はありませんでした。
(それを見越してか、小職の隣の来賓4人は議事開始前に退席)

 令和6年度予算総額は11,983,000円で、収入の主な内容は、市委託金(文化のつどい、しみん芸術祭など)5,122,700円、市補助金(事業補助金)3,350,000円で、支出の主な内容は、事業費(文化のつどい、しみん芸術祭など)6,302,700円、補助事業費(文化活動事業助成還付金など)1,750,000円、事務局費2,800,000円となっています。

 知立市の文化事業はつまり、毎年のルーティンを文化協会へ委託しているのであり、市として年度毎のテーマや目標を掲げるべきところ、文協の皆さんにお任せとなっている現状を見るにつけ、市の文化振興に対する消極姿勢に改めて気付かされます。

 一方、発表の機会に向けて一生精進の姿勢で謙虚に稽古されている文協の皆さんにはいつも心打たれます。

 知立ならではの文化形成にこれからも共々に力を尽くしてまいりたいと思います)

 

 



*4/21 タケノコ掘り体験
(重原城のお堀に残存する土塁は現在竹林となっており、毎年この時期には竹の地下茎から若い芽がいくつも顔をのぞかせます。

 この竹林での筍掘り体験に出掛けました。

 多くの親子連れの皆さんが悪戦苦闘しながら収穫した筍は、市内小学校の給食に使用されます。

 折角の機会ですので、重原城にまつわる歴史*1)について子どもたちが知り、地元の成り立ちについても興味を抱いてくれることを期待したいと思います。

 筍収穫後には、地元の女性陣が作って下さった炊き込みご飯を美味しくいただきました。

 *1)重原城は織田信秀の家臣・荒川新八郎が居城(築城年代は不明)。
  天文17(1548)年頃の城主は島津政兼で、今川義元に味方したため、織田氏に滅ぼされる。その後、織田氏によって山岡河内守伝五郎が城主となる。
  今川・松平勢と織田・水野勢が西三河の覇権を巡り激突する中、重原城は織田勢の重要拠点(猿渡川に面し、舟で下れば知多半島に至る舟運の要衝)として存続。
  天文23(1554)年正月には、重原城は今川・松平勢によって落城(城主の山岡河内守伝五郎は討死)。
  その後、今川勢は重原城を拠点とするも、桶狭間の戦いで今川義元が討ち死に後、重原城は放棄され廃城)

 

 

 

 

 




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