※2/16、近年のロシアで最も著名な反政権派指導者である政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイ氏が、収監されていたIK-3（北極線から64km北にある刑務所）で死亡しました。
ロシア連邦刑務所によれば、ナワリヌイ氏は散歩後に意識を失い、医師が蘇生を試みたが、死亡が確認されたと発表し、その後も、同氏の母親らに対して死因は突然死症候群と説明しました。
また、ウクライナ国防省の情報部門トップも、死因は血栓（と呼ばれる血の塊）によるものとの見方を示しています。
一方、ナワリヌイ氏の支援者らは、刑務所の過酷な環境下で虐待を受けて体調を崩した可能性があると指摘し、事実上、プーチン政権が死に追いやったと非難しています。
ナワリヌイ氏の側近は、死亡が発表された前日時点において、ドイツに収監されているロシアの治安機関FSB（連邦保安庁）の元工作員との交換交渉が最終段階にあったと明らかにしましたが、これに対して、西側当局者は、アメリカとドイツの間で囚人交換に関する初期の協議は行われていたが、死亡前に正式な提案が行われたことはなかったとしています。
死因や死亡に至るまでの状況について様々な憶測が飛び交う中、ナリワヌイ氏の母親らは遺体の引き渡しを求めていますが、ロシア当局は応じていません。
ナワリヌイ氏の死亡発表直後、サンクトペテルブルクやモスクワを中心に同氏を追悼する動きが広がりましたが、追悼に集まる市民がロシア警察当局によって多数拘束されるなど厳しく規制されています。
ナワリヌイ氏が一躍脚光を浴びたのは2011年で、下院選挙の不正疑惑に抗議して選挙のやり直しなどを求め、その後も、政権幹部や政府系企業幹部の汚職を暴き、プーチン大統領を激しく批判し続ける中、2020年に毒殺未遂に遭い、2021年に逮捕、IK-3に収監され、悲劇的な死を迎えるに至りました。
並外れた勇気を持ち、「主権者は国民だ」と訴え続けたナリワヌイ氏の遺志を、妻ユリア・ナワルナヤは引き継ぐと宣言しています。
ナリワヌイ氏の死亡を受け、欧米諸国からプーチン政権を非難する声明が相次いでいますが、国際社会が結束して、ロシアの人権状況を監視強化し、強固な制裁を講ずることができるか問われます。
3月には、ロシア大統領選挙が予定されています。
＊2/19 定例愛知県議会
（2月定例会が開会しました。
審議する議案は、2024年度当初予算一般会計2兆7,949億余円＋特別会計1兆3,250億余円＋企業会計2,227億余円、および2023年度補正予算一般会計▲1,638億余円＋特別会計136億余円＋企業会計▲192億余円、ならびに条例関係議案、その他の議案など、合計92件をです。
定例議会に臨んでは、現下の物価上昇の影響を受ける県民、ならびに原材料費の高騰に影響を受ける事業者に対して実効性の高い対策提案を行い、社会経済活動の正常化、活性化に向けて議論を尽くしてまいります）
＊ 2/20～22 議案説明会
（令和6年度当初予算および主要事業について、各所管部局から説明がありました。
1日目：県民環境関係+福祉医療関係
2日目：経済労働関係+農林水産関係
3日目：建設関係+教育・スポーツ関係
令和6年度の県税収入は、県税は前年度から440億円増の1兆2,907億円、地方交付税は900億円、臨時財政対策債は400億円を計上、県債は2,470億円を計上。
歳出では、人件費は給与改定の影響や定年年齢引き上げによる退職手当の増加などにより大きく増加。
医療・介護・子育てなどの扶助費は、2025年にかけて団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になることに加え、子ども・子育て支援の強化などにより大きく増加。
公債費は、減少するものの、引き続き高止まり。投資的経費のうち、国庫補助金を活用した道路、河川等の公共事業は、2023年度当初予算と同水準を確保。
単独事業は、公共施設の長寿命化改修やIG（愛知国際）アリーナ等の計画的な施設整備により、将来を見据えた投資を着実に推進。安全安心につながる社会基盤整備についても財源を確保。
多額の収支不足が見込まれたことから、令和5年度において、減債基金（任意積立分）及び財政調整基金の取崩しを全額取り止め、令和6年度においても、減債基金（任意積立分）1,000億円＋財政調整基金289億円を取り崩すことで収支不足▲1,289億円を解消）
1日目：県民環境関係+福祉医療関係
2日目：経済労働関係+農林水産関係
3日目：建設関係+教育・スポーツ関係
＊2/25 山屋敷観音祭礼
（観音様の祭礼に出掛けました。
移転新築されたお堂は、観世音菩薩、津島神社、稲荷神社と並び、仏事に続いて、神事が執り行われるという市内でも珍しい祭礼に参列し、町内役員・重鎮の皆さんとそれぞれに参拝しました。
祭礼後からは、公民館にて町内の皆さんがくじ引きや軽食を楽しみにして、お集まりでした。
地域の伝統行事を守り継ぐことの大切さを改めて実感しました）
観世音菩薩
津島神社、稲荷神社