※カリフォルニア州(アメリカ西海岸)では、上空に大量の水蒸気が溜まる「大気の川」と呼ばれる気象現象の影響で、2/1から記録的な大雨が続き、道路の冠水、地滑りや土砂崩れ、倒木など大きな被害が生じています。

 高級住宅地のビバリーヒルズでは、地盤が緩んで家が傾き、坂道の上から瓦礫が流されて道を塞いでおり、LA Times(ロサンゼルス・タイムズ)は、一連の嵐で少なくとも18人が死亡したと報じています。

 西海岸では近年、この大気の川現象が多く見られ、特にハワイから太平洋を西に移動する空気が多くの水蒸気を溜めて、西海岸で大気の川に発達するとされています。

 西海岸では1980年以降、大気の川による嵐が年間平均10回程度発生しており、科学者らは地球温暖化が現在のペースで続けば、頻度や規模が拡大すると警告しています。

 大気の川は、長さ数千キロメートル(、幅数百キロメートル)に及ぶ大規模な現象で、東アジアにおける大気の川の季節変化を調べた研究によれば、3~9月にかけて日本上空でもこの大気の川が発生しやすいという結果が出ており、中でも梅雨と秋雨の時期は大気の川の発生頻度が高く、その時期の降水の3〜4割は大気の川が運んできた水蒸気によるものだということです。

 また、日本で発生する豪雨の7割以上に大気の川が関係しているという研究結果もあるそうです。

 日本では近年、線状降水帯による豪雨被害が頻発していますが、長くても2百キロメートル程度の線状降水帯と大気の川とは、そのスケールからして異なる現象であり、線状降水帯の発生に大気の川がどのように関わっているのかについては、これからの研究課題だということです。

*2/6 2月定例愛知県議会議案説明会
(財政課から、2月定例議会に提出予定の2024年度当初予算案などについてレクがありました。
(概要は、2/9金曜日10時~知事会見にてプレスリリース)

【2024年度当初予算額】(前年度比伸び率)
 一般会計 2,794,944,000千円(94.2%)
 特別会計 1,325,056,161千円(97.5%)
 企業会計 222,739,694千円(79.8%)
 合  計 4,342,739,855千円(94.3%)

【2023年度既決予算額+補正予算額】(2022年度最終予算額比率)
 一般会計 2,903,145,975千円(93.3%)
 特別会計 1,372,739,842千円(100.1%)
 企業会計 260,260,491千円(100.6%)
 合  計 4,536,146,308千円(95.6%)

〇2024年度県税収入(1兆2,907億円)
 法人2税は好調な企業業績を反映した法人二税の増収を見込む(4,380億円)
 → 今後、懸念材料である海外景気の下振れや金融資本市場の変動等の影響に十分留意する必要がある

〇歳出(2兆7,949億円)
 2025年にかけて団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることにより、医療・介護の扶助費が大きく増加する
 + 子ども・子育て支援の強化により、子育ての扶助費が大きく増加する

〇収支不足△1,289億円への対応
 減債基金(任意積立分)取崩し1,000億+財政調整基金取崩し289億による財政調整を図る

 引き続き厳しい財政状況ではあるが、イノベーションを創出する好循環を生み出す日本の成長エンジンとして、将来にわたって我が国の発展を力強くリードし続けられるよう、さらに愛知を発展させていくための予算編成となっており、かねてから要望していた事業予算についても、制度の見直しや新設などによって計上されていることが確認できました。

 2/19から始まる定例議会に臨んでは、その更なる拡充に向けて個別具体的な提案を行うとともに、現下の 物価上昇の影響を受ける県民、ならびに原材料費の高騰に影響を受ける事業者に対して実効性の高い対策提案を行い、社会経済活動の正常化、活性化に向けて議論を尽くしてまいります)

 



→ 花しょうぶまつり実行委員会
(新年度も、コロナ感染拡大の影響を見ながら、開催の規模を調整することとなりました。

 開催期間 → 5/15水曜日~6/10月曜日

【参考】
 かきつばたまつり開催期間 → 4/25木曜日~5/17金曜日

 園内の花しょうぶについては、育成会の皆さんのご尽力のお陰様で、順調に生育しています。

 まつり開催の折には、ぜひともお出かけくださいますよう、お願い申し上げます)

*2/7 献血
(知立ライオンズクラブさんが活動の柱の一つとして、献血バスを定期的に配車して下さっており、今回は市役所に出掛けました。

 ひとりでも多くの命を救いたいという篤い思いで、長年にわたって、献血の普及に尽力いただいているLCの皆さんと、献血に自らご協力いただいている市民や市職員の皆さんとともに、助け合いや支え合いの大切さを確認できました。

 待ち時間には、クラブメンバーの皆さんなどとコロナ禍における業界や地域経済の実態などについて、幅広に意見交換できました)

 

 



*2/10 池坊東海支部いけばな池坊展
(馴染みの先生方の生け花作品を拝見しました。

 いずれも、流派の基本に忠実で、かつ、創造的な、いつもながらに個性的で素晴らしい作品群ばかりでした。

 先生方には、いつみながらに歓待いただき、コロナ禍での心の触れ合いの有難さを実感しました)

→ もっと知りたいネパール
(知立市国際交流協会の皆さん主催のイベントに参加しました。

 ネパール出身のシタウラ ビビタさんが、流暢な日本語で本国紹介を行い、その内容はとても興味深く、終始楽しく聴講することができました。

 ネパールといえば、ネパールはインドとチベットの間に位置し、仏陀の生誕地として知られ、数々の仏教寺院の他、エベレストがあるヒマラヤ山脈が印象深く思い起こされますが、この間の歴史と、現在の政治、文化、生活、自然など、多岐にわたる話に聞き入りました。

 本国(ネパール)料理を食する懇親会も開かれ、ネパールの食文化として欠かせない飲み物「チャ」やスイーツを美味しくいただきました)

 

 

 



*2/11 ドリームマルシェ
(現地に赴いた折、大勢の家族連れの皆さんで盛り上がっていました。

 このイベントは、知立駅周辺の賑わいづくりのためとして始まり、現在は仮駅舎北に暫定整備した広場にて開催されています。

 暫定広場の普段使いの在り方や、市内外の皆さんのニーズに資するイベントの在り方など、関係者など多くの皆さんからご意見をいただきましたので、知立市にはこうした声を反映した改善を求めました)

 

 



→ 芸能祭
(宝町の皆さんの発表会に出掛けました。

 皆さん一様に明るく元気なのが宝町の長所です。

 役員の皆さんは舞台上の出演者を盛り立て、裏方で頑張っていらっしゃいました。

 このチームワークが町内運営を円滑にする由縁だと実感しました)

 



→ 知立文化広場 文化のつどい
(文化広場の講座受講者の皆さんの作品展示と芸能発表を拝見しに出掛けました。

 地道に準備されたとあって、いずれも素晴らしい出来栄えの作品と舞台でした。
 発表者の皆さんの生き生きとした姿を拝見し、元気をいただいて帰ってきました。

 知立文化広場の成り立ちについては、過去にも記述してきましたが、昭和54年(1979年)に開館して約半世紀が経過しており、当初は愛知県の施設でした。

 当時、県が西三河地区に文化施設を造る計画が持ち上がり、知立市がその候補地となった際、市内のどこにするかで政争となった歴史があります。
 最終的に八橋地区に決定したことを受け、選定から漏れた地区の市議会議員と議員OBらが不満を抱き、八橋地区を後押しした県議を次の選挙で支援しないと決めたその会合が公職選挙法違反にあたるとして、参加した全員が取り調べを受け、うち3名が買収及び利害誘導罪で起訴され、有罪(罰金刑と公民権停止)が確定したものです。

 知立では今も変わらず、思い通りにならない人物を排除するための政争が繰り返されています。

 故石原慎太郎氏が国会議員として最後に残した「全ての政党、ほとんどの政治家は、今はただ如何に自らの身を保つかという最も利己的で卑しい保身の目的のためにしか働いていない」との言葉が思い起こされ、義憤に駆られます)

 

 

 

 

 

 

 



→ 建国祭
(紀元節日和の好天でした。

 神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)=鸕鶿草葺不合尊と玉依比売命の子=神武天皇(初代天皇)、神武天皇の父=鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと)、神武天皇の母=玉依比売命(たまよりひめのみこと)、神武天皇の父の父=彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を祀る知立神社で斎行された神事に参列し、我が国ならびに地元地域の発展を祈念しました。

 当日の拝殿内は冷気が立ち込めており、身が引き締まる寒さの中、心安らかに参拝できました)

 

 

 



→ 八橋日吉山王社祈年祭
(年穀の豊穣と国家の安泰、地域の繁栄をお祈りしました。

 祈年祭とは穀物の豊作を祈るまつりのことで、「としごいのまつり」とも言われ、秋の収穫に感謝する新嘗祭と対をなすまつりです。

 日本人が稲作を中心とした営みを2千年以上も繰り返して来た歴史を振り返るとき、良き伝統を守り継ぐことの大切さを実感します。

 日吉山王社は、八橋山無量寿寺の隣に鎮座し、そもそもは無量寿寺の山門鎮護の神として祀られたのが始まりで、江戸時代までは無量寿寺の住職が天神地祇(天の神と地の神)の奉祀を行う神宮寺であったものの、明治初期の「神仏分離令」、「大教宣布」によって、社地の分割寄進を受けて神社に形態を変え、現在まで、氏神として奉祀されているとのことです。

 当日、神事後に、隣接するかきつばた園など境内をじっくりと散策しながら、在原業平の生きた時代(825~880)辺りからの悠久の時間の流れに思いを馳せました)

 

 

 

 

 

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