※①フィンランド(ロシアと国境を接する)と②スウェーデンは、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、2022年5月に揃ってNATO加盟を申請しました。

 両国のNATO加盟には、NATO加盟国すべての承認が必要です。

 ①フィンランドについては、2022年7月のカナダ、アイスランド、ノルウェー、デンマークを皮切りに、2023年3月のハンガリー、トルコが議会での承認を終えたことでNATO加盟が決定し、翌4月に31カ国目の加盟国となりました。

 一方、この時点で、②スウェーデンについては、トルコとハンガリーが承認を終えていませんでした。

 特にトルコは、2022年11月にイスタンブールの繁華街で発生した爆弾テロ事件を巡り、トルコからの分離独立を掲げるクルド人武装組織「PKK(クルド労働者党)」やシリアの武装勢力「YPG(人民防衛隊)」の犯行と断定して掃討作戦を展開する中、逃亡中のPKKの活動家らをスウェーデンが支援しているとして、承認手続きは停滞していました。

 そこで、スウェーデン政府は、12月にPKKメンバーをトルコに送還、さらに、2023年6月にテロ対策法を強化し、テロ組織への資金や物資の援助を犯罪としたことから、翌7月にトルコ政府は承認手続きに前向きな姿勢に転じ、今年1月にトルコ議会で承認のための審議と採決が行われ、賛成多数でスウェーデンのNATO加盟を承認しました。

 これで、スウェーデンのNATO加盟を承認していないのはハンガリーだけとなりました。

 スウェーデンは以前、ハンガリーがEUの民主主義の原則に背を向けていると批判したことがあり、ハンガリーのオルバン首相(新ロシア派)はこれまで、スウェーデンの批判的態度に対して同氏が率いる与党(フィデス)内で不満が出ていると説明し、議会での採決を延期し続けてきました。

 ここに来て、オルバン首相はようやく、スウェーデンのNATO加盟を支持すると表明し、議会に速やかな承認を求める意向を明らかにしましたが、現在休会中で2月下旬に再開する予定のハンガリー議会において、実際に承認手続きが進むかが焦点となります。

 スウェーデンが200年にわたる中立・非同盟政策を転換し、NATOに加盟すれば、欧州の安全保障は新たな時代を迎え、NATO軍は北欧とバルト海(かつて「ソ連の海」と呼ばれた)全域をその防衛計画に組み込むことが可能となります。

*1/22 安全・安心対策特別委員会
(当日のスケジュールは、午前中に①柳生川地下河川整備事業(豊橋市)、午後に②知立駅付近連続立体交差事業(知立市)でした。
 
 ②柳生川では、浸水被害が頻発しており、特に平成20年8月末豪雨では越水による大規模な浸水被害が発生し、道路や鉄道が冠水するなど重要な交通網が寸断されました。

 被害の原因となった約500mの狭さく区間には鉄道橋3橋と道路橋4橋が集中しており、河道の拡幅が困難であるため、「地下河川」を整備することにより浸水被害の軽減を図るものです。

 工事は、まず始めに流出部の立坑を築造し、これを地下河川(シールド工)の発進立坑として、流入部(到達立坑)へ掘り進め、昨年8/24に到達しており、今年6月に完成を迎えます。

 

 



 ②名鉄知立駅周辺は、名鉄名古屋本線と三河線によって市街地が分断され、都市の均衡のとれた発展が阻害されるとともに、鉄道と道路とが平面交差していることによって、主要な踏切において慢性的な交通渋滞が発生し、特に駅の東の本線と三河線の接した踏切では遮断されている時間が一日10時間50分と極めて長く、「開かずの踏切り」 と呼ばれていました。

 そこで、これらの問題を解決し、都市交通の円滑化、周辺市街地の生活環境や都市機能の向上を図るため、知立駅を中心とした名鉄名古屋本線及び三河線の連続立体交差事業を行っているところです。

 昨年3/21には、名古屋本線豊橋方面行きが(仮線から)高架線に切り替わり、今年3/16には、三河知立駅を現在の位置から東へ900mの竜北中学校南側付近へ新駅として移設し開業します。

 令和9年度には、残る名古屋本線名古屋方面行きと三河線(豊田方面と碧南方面)の高架線への切り替えとともに、新知立駅の開業を迎えます。
 側道整備などすべての事業の完成は令和10年度となります)

 

 

 

 

 



*1/27 文化財防火デー消防訓練
(八橋無量寿寺での火災発生を想定した消防実地訓練に参加しました。

 昭和24年の1/26に法隆寺の金堂が炎上して壁画が焼損したことをきっかけに毎年全国で実施されている文化財保護を焦点化した消防訓練。

 文化の継承は有形(=モノとして長く存在すること)、無形(=そこに暮らすヒトの連綿とした営み)の価値があり、その大切さを再認識する絶好の機会となりました。

 知立市では毎年、遍照院、知立神社と場所を移して訓練しています)

 

 



→ 新春囲碁大会
(知立市高齢者囲碁クラブの皆さんの勇姿を激励してきました。

 碁の打ち方は色々で、言うまでもなく先輩方の人生も色々です。

 性分や癖がそのまま打ち方に影響するので、勝負を垣間見ると碁の運び方は興味深く、学ぶべき点が沢山あります。

 後進の指導にも熱心な先輩方には生涯現役のご活躍をお祈りします。”善く行く者は轍迹なし”)

 

 



→ 文化祭
(西町公民館に出掛けました。

 知立神社の宮本という土地柄、古くから町民の融和が日常的に行われているまちです。

 玄人裸足の作品群に拝見できました)

 

 



→ 知立市三師会新年会
(医師会、歯科医師会、薬剤師会の三師会による新年会に出席しました。

 地域医療の現場、学校保健の現場などで住民の健康、生命を守ってくださっている先生方に敬意を申し上げました。

 愛知県はかつて、健康寿命の最高位が女性で全国第1位、男性で全国3位でしたが、最新データ(2019年時点)によれば、女性が全国第12位、男性で全国18位となっています。

 なお、健康寿命を伸ばすための取組において愛知県では、日々の生活習慣の改善につながる取組(各種健診の受診、健康講座、ボランティア活動などへの参加)を実践すると飲食店などで使える「あいち健康マイレージ事業」を進めています。

 これからの少子高齢化の急速な進展に伴い、医療、介護、生活支援を合わせた地域包括医療システムの構築、認知症予防とケア、8020運動の推進などによる高齢者福祉の増進と、生活習慣病の予防、環境ホルモン影響の低減などによる青少年健康の増進について、広く深い論議ができました)

 

1/28 餅つき大会
(昭和地区の子どもたちに新春の餅つきを楽しんでもらおうと毎年開催されるイベントに参加しました。

 夏の盆おどり大会(、秋のハロウィーン)など、昭和地区を生まれ故郷として思い起こすことのできる、楽しい思い出づくり、明るいまちづくりがコンセプトで大活躍のおやじの会、商店会の皆さんらが組織する昭和まちづくりの会有志の地域愛の深さと行動力の高さには頭が下がります。

 外国人の集住、日本人の高齢化が進行する昭和地区の現状を知り、イベントの立ち上げから関わっている者として、この意志を受け継ぐ人材の育成にさらに力を入れていかなければならないとの思いを新たにしました)

 

 

 

 



→ 節分祭
(節分祭に出掛けました。

 多くのお人出の中、”鬼は外、福は内”と掛け声を掛け、無病息災、家内安全など、皆さんの大願成就をお祈りしながら、威勢よく豆=魔滅を撒きました。

 無事、厄や災難を祓い清める追儺の行事を終えた後、豆を食べて自らの一年の無病息災も願いました)

 

 



→ 国際ワンネスフェスティバル日本語スピーチコンテスト
(外国にルーツを持つ皆さんが、日本の文化や習慣に対する印象や日頃感じることを、特有の感性を盛り交ぜて、流暢な日本語でスピーチしてくれました。

 彼らの短期間に日本語力を向上させる才能と習得力、加えて日本で学んだことを母国に生かそうとする探求心と勤勉さに敬服するとともに、親元を離れて単身で海外で生活する胆力には見習うべきものがあります。

 交流の場を提供いただきました国際交流協会国際親善ボランティアの皆さんには感謝いたします)

 

 



→ 国家褒章受章記念祝賀会
(柔道会でお世話になっている栗林先生の黄綬褒章受章を祈念する祝賀会にお招きいただき、出席しました。

 かつて、愛知の名工、現代の名工として表彰され、海外数十か国を股に掛けて活躍された技術者であり、また、柔道の指導者として温厚篤実な方であり、今回の受賞は誠におめでたく、我々にとっても誉れ高いことです。

 長年の功績を生む努力の積み重ねは、武士道に通じるものがあり、流石と実感するその立ち居振る舞いは良き手本です)

 

 

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