※12/22、ヨーロッパ北部は嵐に見舞われ、ドイツ北部の港湾都市ハンブルクでは、川が氾濫して魚市場の周辺で浸水などの被害が出ました。
 ドイツ中部でも嵐で木が倒れて鉄道の電線が切断されたということです。
 こうした被害を受け、クリスマスを控えた国内の移動に混乱が生じました。

 在デュッセルドルフ日本国総領事館は、ドイツ国内の広範囲にわたる長雨の影響で、ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州でも各地で河川の氾濫が発生しているとして、在留邦人や旅行者に向けて、不用意に河川に近付かない、危険な場所から退避するなど十分に注意を払うよう、警戒を呼びかけました。

 NRW州東部を中心に、3段階の警戒レベルのうち最高レベルの3(市街地への洪水の危険性)が出ている地域も多数で、当面、雨が続く地域が多く、雨が上がったとしても、しばらくは河川の水位が高い状態が続くとみられ、警戒が必要とのことです。

 ドイツには、ライン川、エルベ川、ドナウ川、マイン川、ヴェーザー川、シュプレー川、モーゼル川の7つの大きな河川が流れています。
 近年、これらの河川が、大雨や雪解けの影響を強く受けることで氾濫が起こり、水害がもたらされています。

 ドイツの河川の特長は、全長が長い一方、標高差が小さいため、日本の河川と比べて、ゆっくりと流れる傾向があり、したがって、氾濫時もゆっくりと進行するため、避難などの初動には時間的余裕があるものの、一端浸水したら、なかなか水が引かず、深刻な浸水が数週間に及ぶこともあるそうです。

 2021年7月には、「400年に1度」の記録的な豪雨によってヨーロッパ各地の川が氾濫し、堤防が決壊した影響で、ドイツでは100人以上、ベルギーでは20人以上が死亡、オランダ、ルクセンブルク、スイスでも被害が発生しています。

 洪水発生の原因は複合的ですが、気候変動による気温上昇(地球の平均気温は産業革命以降1.2度上昇。各国政府が温室効果ガスの排出量を大幅に削減しなければ、平均気温は上昇し続ける)は激しい降雨のきっかけになることから、欧米の研究者らは各国政府に対し、相次ぐ異常気象の原因となっている二酸化炭素の排出量を大幅に削減するのと同時に、これまで以上にさらに激しい異常気象に備えるべきだと呼びかけています。

 

 


県庁からの帰路

*12/18 愛知県財政課レク
(本定例県議会に追加提出予定の2023年12月補正予算=一般会計502億1,735万余円について、総務局からレク=説明を受け、質疑しました。

 〇主な追加補正内容は以下のとおり。
 
 1) 原油価格・物価高騰対策関連事業

 1. LPガス価格高騰対策支援金:1,133,308千円
   LPガス販売事業者への支援

 2. 私立大学光熱費高騰対策支援金:95,370千円
   私立大学の光熱費への支援

 3. 私立学校経常費補助金:674,277千円
   ①私立学校のスクールバスの燃料費への支援:58,542千円
   ②私立学校の光熱費への支援:53,690千円
   ③私立学校の学校給食費への支援:562,045千円

 4. 社会福祉施設物価高騰対策支援金:3,167,615千円
   ①福祉車両の燃料費への支援:1,149,175千円
   ②社会福祉施設の光熱費への支援:578,023千円
   ③社会福祉施設の食材費への支援:1,440,417千円

 5. 保育所等給食費軽減対策支援金:1,100,857千円
   民間の保育所等の給食費への支援

 6. 子ども食堂物価高騰対策支援金:34,621千円
   子ども食堂の食材費への支援

 7. 医療機関等物価高騰対策支援金:2,727,545千円
   ①透析患者送迎、訪問診療に使用する車両の燃料費への支援:50,840千円
   ②医療機関等の光熱費への支援:2,244,967千円
   ③医療機関の食材費への支援:431,738千円

 8. 中小企業特別高圧電力価格高騰対策支援金:776,179千円
   特別高圧電力価格高騰の影響を受ける中小企業者に対する支援

 9. 窯業事業者燃油価格高騰対策支援金:92,097千円
   窯業事業者の燃料費への支援

 10. 繊維事業者燃油価格高騰対策支援金:708,681千円
   繊維事業者の燃料費への支援
 
 11. 貨物自動車運送事業者燃油価格高騰対策支援金:1,105,295千円
   貨物自動車運送事業者の燃料費への支援

 12. 食肉流通センター等燃油価格高騰対策支援金:4,025千円
   食肉流通センター等の燃料費への支援

 13. 漁業用燃油価格高騰対策支援金:177,606千円
   漁業者の燃料費への支援

 14. 施設園芸用燃油価格高騰対策支援金:1,082,145千円
   施設園芸農業者の燃料費への支援

 15. 配合飼料価格高騰対策支援金:737,093千円
   畜産農家の配合飼料費への支援

 16. 粗飼料価格高騰対策支援金:317,646千円
   畜産農家の粗飼料(乾牧草)費への支援

 17. 養殖用配合飼料価格高騰対策支援金:24,630千円
   養殖業者の配合飼料費への支援

 18. 林業・木材産業用燃油価格高騰対策支援金:10,974千円
   林業者等の燃料費への支援

 19. 農業用用水施設電力価格高騰対策支援金:10,269千円
   土地改良区等への電気料金の支援

 20. バス事業者燃油価格高騰対策支援金:40,596千円
   路線バスの運行継続への支援

 21. 鉄軌道事業者燃油価格高騰対策支援金:25,530千円
   鉄軌道の運行継続への支援

 22. 定期航路事業者燃油価格高騰対策支援金:19,781千円
   定期航路の運航継続への支援

 23. 県立学校給食費等軽減対策支援金:81,053千円
   県立学校の学校給食費等への支援

 24. 経済環境適応資金融資信用保証料補助金:530,166千円(債務負担行為)
   原油・原材料高緊急対応枠に係る信用保証料の1/2補助

 25. 私立高等学校等奨学給付支給費: 77,550千円
   物価高騰の影響を受ける学習費の加算

 26. 公立高等学校等奨学給付金支給費:115,740千円
   物価高騰の影響を受ける学習費の加算

 2) 原油価格・物価高騰対策関連事業以外の事業

 1. 国の補正予算関連事業費:35,876,876千円

 原油価格・物価の高騰が続く中、住民生活、事業経営、学校運営、医療提供体制の現状に照らせば、更なる支援を拡充し柔軟に対応する必要があると考えます。
 
 引続き経常的に、関係行政当局に強く働き掛けてまいります)

 



*12/20 定例県議会本会議(閉会)
(2023年度補正予算一般会計総額1,164億9,652万余円ならびに条例関係議案など計20件を審議した結果、すべてを可決・同意し、承認しました。

 加えて、国に対する意見書6件について可決しました。

 〇意見書内容については、以下のとおり。

 1. 学校給食費の無償化について
  ①学校給食の実態調査結果による課題の整理を早急に行い、国の財政支援により、学校給食費の無償化を実現すること

 2. 後発医薬品の品質確保及び安定供給について
  ①品質管理及び安定供給に係る企業情報の開示等により、品質が確保さえrた後発医薬品を安定供給できる企業が市場で評価される仕組みづくりを早急に確立するなど、国民に必要な医薬品が十分に供給されるよう、後発医薬品の品質確保及び安定供給に向けた取組を速やかに実施すること

 3. 教員の働き方改革の推進及び教員不足の解消について
  ①義務標準法における教職員定数の算定方法を見直すなど、教職員定数の改善を図るとともに、教員業務支援員等の配置を促進すること
  ②地方自治体が行う外部人材の学校現場への入職支援などの多様な人材を活用するための取組に必要な財源を確保、教員養成大学等が行う教員育成プログラムの構築促進、奨学金の減免制度の創設など、効果G的な人材確保策を講ずること

 4. PFAS(有機フッ素化合物)対策の推進について
  ①健康影響への評価に必要なPFASの科学的知見を集積するとともに、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)等を使用した工場等における汚染状況の調査やリスク管理の手法の確立など総合的な対策を推進すること

 5. 看護・介護職員の人材確保に向けた再就職の促進について
  ①再就職に当たっての必要な知識・技能に関する研修内容の充実やオンラインでの研修機会の確保など、李鵬自治体が行う再就職の青苦心に向けた取組への支援を強化すること
  ②ライフステージに応じた柔軟な働き方を可能とする労働環境整備を行う病院や介護施設等に対する支援を強化すること) 

 

 

 

 

 



*12/21 経済産業委員会県内調査
(愛知県議会経済産業委員会の皆さんが株式会社FUJIの視察に訪れるに当たり、地元議員として同行しました。

 FUJIは、電子部品実装ロボット(マウンター)を主力製品とし、業界シェアトップの東証プライム上場企業です。

 スマートフォンを始め、電子製品にはプリント基板が内蔵されており、基盤の上にはチップと言われる極小の電子部品が並んでしますが、マウンターはその実装機械のことを言います。

 FUJIのマウンターはモジュールやヘッド、供給ユニットを自在に組み替えることができ、変種変量生産に対応可能なロボットです。

 また、マウンターで培った技術を転用した、介護補助ロボットや、ロッカーシステムで新たな市場分野を開拓しています。

 FUJIのパーパスである「人々の心豊かな暮らしのために」を実感する視察でした) 

 



*12/23 知立南中SDGs花火大会
(辺りが明るいうちから大勢の皆さんで賑わっていました。

 手持ち花火から始まり、打ち上げ花火へ。

 飲食ブースも出店されていました。

 寒い中にあって、子供たちは楽しそうでした)

 

 



*12/24 パティオ De クリスマス
(毎年恒例のクリスマスイルミネーションを拝見しました。

 パティオシアター合唱団の皆さんのコーラスをお聞きでき、クリスマス気分が盛り上がりました)

 

 



→ 南の!イルミネーション!!
(谷田公園にて綺麗に飾り付けられたイルミネーションを拝見しました。

 地域を盛り上げようと地道に努力されている皆さんに敬意を表します)

 



 

#定例愛知県議会

#補正予算

#チップマウンター

#MerryChristmas