※10/1から始まるアメリカ合衆国政府の新たな会計年度の予算を巡り、当面の間、予算執行を続けるためのつなぎ予算案が9/30、議会上下両院で可決され、バイデン大統領の署名を経て成立しました。

 これで、懸念されていた政府機関の一部が閉鎖される(政府職員400万人が無給となり、国立公園から金融規制当局まで連邦政府サービスが停止する)事態は土壇場にて回避されました。

 もっとも、共和党強硬派が強く反対していたウクライナへの追加援助(ウクライナ政府への60億ドル(9,000億円)相当の軍事援助)は、今回のつなぎ予算案に盛り込まれず、民主党とウクライナへの拠出増額を支持する共和党議員は追加援助を要求し続ける見通しですが、短期的にはウクライナの戦争遂行に支障が生じる可能性がありそうです。

 そうした中、バイデン大統領はつなぎ予算成立を受けたホワイトハウスでの会見にて、アメリカはロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を継続すると約束し、与野党の上院幹部は共同声明で、今後数週間でアメリカ政府によるウクライナ支援の継続を確保する意向を示しています。

 しかし、予算規模やウクライナ支援のあり方などをめぐる与野党や共和党内の対立が解消されたわけではなく、11月半ばまでに新年度予算をまとめることができるかは不透明であり、つなぎ予算の期限が切れる45日後の11/17に再び、こうした騒ぎが繰り返される可能性が高そうです。

 さて、今回の政治的混乱は、西側諸国が抱えるウクライナ疲れの症状の一つと見ることができます。

 共和党内でウクライナ支援への懐疑的な見方が強まっていることや、中欧スロヴァキアで実施された直近の選挙で親ロシア派の左派ポピュリスト政党が勝利したことは、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)加盟国の懸念材料と言えます。

 

 支援疲れしている国から停戦を求める声が聞こえる中、ゼレンスキー大統領は毎晩定例の演説で「ウクライナは、この戦争に勝つまで、必要なだけ戦い続ける」と強調しています。 


*9/25 在日スペイン大使館
(①バスク州ビルバオにおける都市再開発、②サンセバスチャンにおける観光振興について、公使からレクを受けました。

 1952年に建てられた大使公館にて、懇切丁寧に対応いただきました。

 バスク州は従来、エネルギー、鉄鋼、自動車・造船・航空宇宙、機械などの重工業が盛んで、製造業が州経済に占める割合は23.4%(2021年)と、スペイン全体(16.9%)よりも高いのが特徴です。

 そうした中、①ビルバオは伝統的な工業・港湾都市でしたが、経済環境の変化により鉄鋼プラントが閉鎖に追い込まれるなど、急速に産業基盤を失い、加えて、分離独立を目指す民族組織「バスク祖国と自由」の活動に伴う政情不安も懸念されるなど悪化するイメージの払拭と再開発を目的として、ニューヨークのグッゲンハイム財団が持つ文化資本に着目し、1997年にグッゲンハイム美術館を建設、抜群の集客力によってバスク州政府が負担した建設投資額を3年間で回収でき、美術館誘致で観光都市として再生したこの成功例は「ビルバオ効果」と呼ばれ、都市開発の1つのモデルとして有名です。

 ②「美食で町おこし」の見本として有名なのがサンセバスチャンですが、世界的に有名になる前からスペインやフランスではすでに王侯貴族や上流階級の避暑地としてバスク地方の中でも特別な存在でした。

 しかしながら、目立った産業や観光資源がなく、わざわざ観光客が足を運ぶようなことはなかったところ、「食」で観光客を呼び込もうと地域ぐるみで食に関するレシピ共有や料理研究など食のレベルを上げる取組を行った結果、バルでも一流レストラン並みのクオリティの料理を提供できるようになり、近年では「ヨーロッパの美食の都」と称されるまでに成長し、平方メートルあたりのミシュランの星の密度が最も多い街のひとつとなり、世界中からそのハイクオリティな食を求めて多くの観光客が訪れています)

 

 

 



*9/27 9月定例愛知県議会本会議(開会→知事提案説明)
(既報のとおり、158億2,201万円の一般会計補正予算の増額については、6/2の大雨で被災した農業者の営農が継続できるよう、必要な経費を支援、県美術館及び陶磁器美術館ンお地方独立行政法人化の可能性や芸術文化センターの民間活力導入などを調査検討して基本計画を策定、技能五輪全国大会・全国アビリンピックの3年連続愛知県開催に向けた取組、いわゆる「休み方改革」の発信など、関連予算の審議と所管委員会における議論をしっかりと進めてまいります)

 



→ 秋の交通安全運動街頭キャンペーン
(秋の秋の全国交通安全運動の一環として、知立駅周辺において、交通指導員さんなどととともに、踏切事故防止のための啓発活動を行いました。

 秋は日を追うごとに日没時刻が早まり、ドライバーから歩行者や自転車の動きが見えづらい夕暮れ時と、仕事や学校からの帰宅時間帯とが重なるため、歩行者や自転車利用者が被害に遭う交通事故の危険性が高まります。

 また、歩行者、自転車利用者の事故の中には、歩行者、自転車利用者側の法令違反が原因となるケースがあり、交通ルール遵守の徹底が課題となっています。

 9/28時点での交通事故死者数は、愛知県で104名(+11名)です。
 例年、年末に掛けて、その数は増加することから、一層の注意が必要です)

 

 



*9/28 知立市学校保健大会
(学校保健大会に出席し、藤田衛生大学ばんたね病院小児科の森雄司先生の講演を拝聴しました。
 
 テーマは「アレルギー疾患の理解と学校での対応」であり、アレルギーに関するこれまでの知識を上書きすることができました。

 養護教諭の先生方による「ストレスマネジメント」についての研究発表は県施策としてスクールカウンセラーの学校派遣を積極的に進めてきた立場から個人的に関心が強かったのですが、登庁の時刻が迫ったため拝聴できませんでした)

 

 



→ 愛知県知事西三河県政懇談会
(大村知事を囲む西三河地区の市長、議会議員、および経済界、各種業界団体の皆さんとの愛知県政に関する懇談会に参加しました。

 知事からは、これまでの取組に裏打ちされた、これからの展望について、熱弁が振るわれました。

 知事による県政報告後、参加者の皆さんとの懇談の場では、2月の知事選に続く4月の県議選での知立市選挙区に未だ色濃く映し出された歪んだ政治状況の立て直しに期待の声を数多く戴きました)

 

 



*9/29 白圭社書法篆刻展
(知立在住の丹羽常見先生(知立市文化賞受賞者)率いる篆刻研究団体である白圭社門下の皆さんの作品展に出掛けました。

 白圭社は、丹羽先生主宰の求索社と小坂克子先生主宰の瓊琚印社の合同団体として2012年に発足され、以降毎年、展示会を盛大に開催されています。

 篆刻とは、広義では落款などに用いる印章を彫ることを言いますが、印に刻す文字に主として篆書が使われるため篆刻と呼ばれるそうです。

 篆刻自体、印影や印材を含めて独立した作品であり、様々な書体や形態は見るものを惹きつけます。

 作者の皆さんの独特繊細な作品に見入ること、時間が経つのを忘れるほどでした)

 

 



→ 愛知県戦没者追悼式
(延期されていた愛知県主催の戦没者追悼式に参列しました。

 知立市長は欠席。

 知事、県議会議員、国会議員、各市町村長、各市町村議会議長、各市町村遺族会代表の皆さんとともに黙禱、献花をして戦没者を悼みました。

 家族の幸せを願いながら戦陣に散った方々、各都市では敵機による爆撃で大勢の方々が犠牲となり、県内の戦没者は約126,000人を数えます。

 国内外に斃れたすべての方々の命の前に痛惜の念を表すとともに、永劫の哀悼の誠を捧げました)

 



→ 愛知縣護国神社
(県庁からの帰り道、護国神社に出向き、参拝しました。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては二度と用いてはならない。

 歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく決意を新たにしました)

 



*9/30 幼稚園運動会
(知立学園2園(知立幼稚園、長篠幼稚園)の運動会を激励に出掛けました。

 子どもたちの一生懸命な姿に保護者の皆さんから大きな声援が送られていました。

 来週開催予定の桜木幼稚園と併せて3園合同にてかつて開催されていた運動会も分散開催となり、その分、保護者の皆さんのシャッターチャンスが増え、アットホームな雰囲気に包まれた運動会となりました)

 

 



→ 三河ZIPANGど真ん中フェスタ2023 三河笑劇場 in 三河国二宮池鯉鮒大明神
(オープニングから熱気に包まれた知立神社境内でご挨拶申し上げました。

 総合プロデューサーの二宮知美さんの熱意と、故郷である知立の良さを多くの皆さんに知って感じていただけた素晴らしいイベントだったと思います。

 愛知県が進める知立駅付近の鉄道高架事業に合わせて、知立市が後追いで整備しつつある駅周辺市街地の変貌に、魅力を加える各種イベントの開催をこれからも応援していきたいと思います)

 

 



→ 知立西小学校バザー
(西小創立50周年を記念するフリーマーケットに出掛けました。

 商品が盛り沢山で目移りしてしまいました。

 いつも笑顔で声を掛けてくださる「のの菜園」さんの冬瓜を買い求めました。

 また、屋外でおやじの会さんが催す食品バザーにて大声で呼び止められ、フランクフルトを2本買い求めました。

 4年ぶりの開催でしたが、笑顔があふれる素敵なイベントでした)

 

 



→ お月見ジャズコンサート
(1st Stageは室内ホールにて、後藤浩二氏によるピアノソロコンサートを楽しみました。

 一時期、小曽根真氏の追っかけ?をしていたことから、ジャズピアノにはどうしても足を運びたくなります。

 後藤氏は、小曽根真プロデュースによる伊藤君子氏(ジャズボーカリスト)のアルバム(一度恋をしたら~Once You've Been In Love)に参加するなど、精力的に演奏活動や作曲活動を続け、その活動の幅は国内外に広がっています)

 



*10/1 上重原町運動会
(地元町内会の運動会が開催され、出掛けました。

 開催に際しまして、役員、体育委員の皆さんのご尽力に感謝いたします。

 開会式から参加しましたが、開会前の降雨に悩まされながらも、その後は閉会式まで終始涼しく、市内随一の規模による対抗戦で熱戦が繰り広げられ、最終競技のリレーに至るまで大いに盛り上がりました。

(ちなみに、我が組は総合5位)

 選手の皆さんの雄姿と笑顔に元気をもらい、無事に表彰式を終えて帰ることができました)

 

 



→ 山町運動会
(知立市主催の市民運動会の優勝常連町である山町さんでも町民運動会が開催されました。

 盛り沢山の競技もスムーズに進行し、子どもたちからシルバー世代の先輩方まで皆さん一様に笑顔で楽しそうでした。

 こうした町内会行事が開催できるのは、言うまでもなく、縁の下の力持ちのおかげさまであり、町内の結束の強さの源泉であることを改めて実感しました)

 

 



 

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