※9/13、第2次岸田第2次改造内閣が発足しました。
新閣僚による記念撮影が行われると、改造内閣の初閣議が開かれ、「歴史の転換点とも言える難局に当たって、新たな時代にふさわしい政策を力強く推進していく」とした首相談話を決定しました。
また、「先送りできない課題に正面から取り組み、結果を出していく」として、「物価高対策や人口減少に打ち勝つデジタル社会への変革などに力を入れていく」とした基本方針を決定しました。
岸田首相は、物価高などに対応する経済対策を来月中を目途に取りまとめるとした上で、裏付けとなる補正予算案の編成を指示する考えを明らかにしました。
第2次岸田第2次改造内閣の基本方針は「私たちは、何十年に一度という難しい課題が次々と複合的に生じる、歴史の転換点ともいえる状況を迎えている。新たな時代にふさわしい、経済、社会、外交を創り上げていかなければならない」としており、経済面では「構造的な賃上げの実現や投資促進策の打ち出し、物価上昇への機動的な対応で国民生活を守り抜く」、社会面では「人口減少に対応するため、こども・子育て政策をスピード感をもって実行し、地域できめ細かい行政サービスが提供できるようデジタル行財政改革を進める」、外交面では「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、日米同盟を基軸としつつ、G7=主要7か国や韓国、オーストラリアなどの同志国、グローバル・サウスと呼ばれる国々とも協調し、国際社会をリードするとともに、防衛力を抜本的に強化する」としています。
談話の締めくくりには「国民との丁寧な対話を行い、信頼と共感を得られる政治を実現するという政権の基本姿勢を堅持し、新しい時代を切り拓いていく」としており、有言実行を願いたいと思います。
なお、自称「変化を力にする内閣」発足に当たっては、歴代最多と並ぶ5名の女性閣僚が誕生(なお、副大臣と政務官に女性ゼロは初)、うち3名が世襲、うち2名が早、政治とカネの問題で取り沙汰されていますが、ともあれ、職分を全うすべく本領を発揮されるよう期待します。
*9/11 愛知県議会建設委員会県内調査(名古屋高速道路公社/尾張建設事務所管内)
(管内市町村長からの事業要望に対して、県当局からこれまでの事業経緯や今後の見通しについて説明がなされ、建設委員会として、県が関わる各市町村内の建設事業の実態を調査する機会です。
午前中、まず初めに、名古屋高速道路公社(令和5年度予算:1,202億円)から、名古屋高速道路の現状として、①交通量の現状、②経営の現状、③中期経営計画(2022~2024年)の進捗状況と今年度の取組、④今年度予算の概要について説明がありました。
①-1 2021年に料金改定(対距離料金制)を行い、2022年度は約26.8万台/日(前年度比6%増)で、2019年度の98%まで回復。
①-2 名古屋高速全線における平日の平均渋滞量(渋滞長(時速30㎞以下の区間長)と発生時間の積)は、10.9㎞*hで、その内訳は、小牧線4.9、一宮線2.7、大高線1.5、都心環状線1.4、その他路線0.5。
②-1 損益計算書
収益:総額682億円(うち、679億円が道路料金収入(前年度比32億円増))
費用:総額682億円(うち、道路管理費(道路の維持補修等)302億円(前年度比14億円減)、業務外費用(借入金利息等)50億円、償還準備金繰入(借入金の元金返済への充当)314億円(前年度比49億円増))
②-2 貸借対照表
資産:総額1兆1,047億円(うち、営業中の道路資産1兆6,784億円)
負債及び資本:総額1兆1,047億円(借入金5,636億円、償還準備金8,033億円(償還率48.1%)、愛知県・名古屋市からの出資金3,200億円)
③-1 都心アクセス関連事業
1.新洲崎出入口の設置、2.新黄金出入口の設置、3.栄出入口の設置及び丸田町JCTへの西渡り線・南渡り線の追加について、詳細設計、関係機関協議、用地取得を推進
③-2 名岐道路の事業化
名古屋高速道路16号一宮線一宮東出口~一宮中入口~東海北陸自動車道一宮木曽川IC
③-3 大規模修繕計画(2015~2029年度)に基づく、修繕工事の推進(2022年度実績:対象区間71%完了)
④ 2023年度予算1,202億円(うち、建設事業124億円(都心アクセス事業関連)、管理事業1,059億円(維持改良290億円、業務管理(料金収受等)115億円、業務外支出(元金償還金等)635億円、その他19億円)
午前中、続いて尾張建設事務所(令和4年度補正+令和5年度事業費:290億円)所管の代表的な事業個所を視察後、ホテルプラザ勝川にて、瀬戸市、春日井市、小牧市、尾張旭市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、長久手市、東郷町、豊山町、名古屋市の各市・町長から、道路及び河川、空港、鉄道の事業要望がなされたのに対し、県当局から説明がありました。
1)瀬戸市
①都市計画道路塩塚線の早期整備について
②一級河川瀬戸川の整備について
2)春日井市
①都市計画道路北尾張中央道の早期整備について
②主要地方道春日井各務原線の早期整備について
3)小牧市
①都市計画道路犬山春日井線・江南池之内線の早期事業化について
②地下鉄上飯田線平安通以南の整備について
4)尾張旭市
①河川の改修整備について
②主要地方道名古屋瀬戸線の歩道改良の整備・促進について
5)豊明市
①都市計画道路名古屋岡崎線の早期整備について
6)日進市
①都市計画道路米野木荕生線の事業促進について
②「道の駅」整備に向けた支援について
7)清須市
①五条川改修並びに名鉄本線鉄道高架化について
②地域内連絡感染道路等の早期整備について(都市計画道路伏見町線、枇杷島停車場線、枇杷島小田井線)
8)北名古屋市
①河川改修事業の促進について
9)長久手市
①一般県道「田籾名古屋線」の整備促進
②主要地方道「瀬戸大府東海線」の早期整備について
10)東郷町
①都市計画道路「名古屋春木線」の整備について
11)豊山町
①防災機能と一体となった空港周辺の基盤整備及び県営名古屋空港の機能維持・空港アクセスの強化について
12)名古屋市
①県管理河川の河川改修及び耐震対策の推進について
〇各市・町長からの要望は、名古屋市と、隣接した尾張北部、尾張東部丘陵地域を結ぶ道路整備、鉄道整備など、名古屋隣接地域の特性が色濃く表れていました)
都市計画道路伏見町線
基幹的広域防災拠点建設予定地
中江川排水機場
瀬戸市、春日井市、小牧市、尾張旭市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、長久手市、東郷町、豊山町、名古屋市の各市・町長から要望
*9/12 2026年アジア・アジアパラ競技大会推進議員連盟総会
(2026年に開催を予定するアジア・アジアパラ競技大会の開催経費が想定より増加する見通し(アジア大会850億→?、パラ大会150億円→200~230億円)となったことを受けて、国に対して支援を要請することを決議しました。
2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約などをめぐる汚職事件によって、主要財源となるスポンサー協賛金の確保も困難な状況であり、国の支援を求めることとしているものの、アジア大会において国費の負担はしないと閣議了解されているのが現状です)
→ 愛知県財政課レク
(9/27開会の定例県議会に提出予定の補正予算2件=①一般会計158億2,201万円、条例関係議案5件、その他の議案8件について、総務局からレク=説明があり、質疑しました。
〇主な補正内容については、以下のとおり。
1. 被災農業者営農支援事業費:500,000千円
農業用機械又は農業施設の修繕、再取得及び撤去に必要な経費や農業施設の修繕に必要な資材購入費への支援
農業資材(種苗、肥料、農薬等)の購入に必要な経費への支援
2. 文化施設活性化基本計画策定費:34,528千円
県文化施設の活性化を図るための基本計画の策定
3. 技能競技大会費:13,245千円
2024・2025年度技能五輪全国大会・全国アビリンピックの開催準備
4. 観光地域活性化支援事業費:19,071千円
「休み方改革」を通じた観光需要平準化の促進
5. 農業大学校施設設備整備費:15,000千円
鶏舎内の飼養設備の整備
6. 高等技術専門校整備費:15,000千円
職業訓練設備の整備
7. 産業教育設備整備費:30,000千円
農業科の実習設備の整備
8. 土地改良事業費:319,373千円
9. 農地防災事業費:103,506千円
10. 治山費:250,000千円
11. 道路・街路事業費:9,560,000千円
12. 河川・海岸事業費:1,300,000千円
13. 砂防事業費:501,000千円
14. 土地区画整理事業費:753,457千円
15. 公園事業費:853,265千円
16. 港湾事業費:527,000千円
17. 漁港事業費:230,000千円
18. 普通県営住宅建設費:898,191千円
19. 既設県営住宅改善事業費:166,460千円
20. 交通安全施設整備費(警察本部関係):110,695千円
定例県議会に臨んでは、県民生活と事業経営への支援の拡充について、提案・審議してまいります)
*9/16 避難訓練コンサート
(震度5を超える大型地震を想定し、劇場で被災した時の避難行動を体験する防災コンサートに出掛けました。
消防署員による火災実験も行われました。
サウンドクリエーション ジャズオーケストラの皆さんの素晴らしい演奏も楽しめました)
*9/17 猿渡小学校区防災訓練
(上重原町、弘法町、長篠町の皆さんによる防災訓練に出掛けました。
猛暑の中、滴る汗をぬぐいながら、各訓練に勤しんでおられました。
天候がいかにあろうとも、臨機応変に訓練することが、本番に対する備えとなると実感しました)
→ ニュースポーツ体験会
(ボッチャとモルックの体験会に出掛けました。
時間の関係でボッチャは次回にお預けとなりましたが、今回初挑戦のモルックは本当に面白かったです。
単純明快なルールなのですが、ゲーム展開を戦略的に進めることで勝利を得ることができます。
あとは、モルックを投げる技術を磨けば鬼に木棒ならぬ、金棒です)
→ 市民囲碁大会
(段保持者の皆さんによる好試合が展開されました。
藤井聡太ブームの将棋界に対して、囲碁界において偉業を達成しても、その注目度には歴然たる差があるのが現状ですが、逆に言えば、囲碁界は改善すれば大いにチャンスはあるということでもあります。
知立市囲碁界においてはこの間、囲碁クラブの皆さんによって子どもたちへの指導が続けられており、徐々に裾野が広がっています)
→ 洋楽(音楽・舞踊)のつどい
(バラエティに富んだ演目が九十九折で、見ごたえがありました。
皆さん一様に玄人はだしで、見事なステージパフォーマンスに見入りました)
→ 秋葉社例祭(秋葉まつり)
(知立神社境内に鎮座する秋葉社の例祭に参列しました。
江戸時代に記録に残る大火が幾度か発生する中で、ある年の火事の際に秋葉神社の御札を祀っていた家が類焼を免れたということから、宝暦4年=西暦1745年に遠州の秋葉神社より知立に勧請されたのが、知立の秋葉社のはじまり。
毎年秋分に近い日曜日にまつりが行われ、日中は市内6町(山町・山屋敷町・中新町・本町・西町・宝町)の若衆が玉箱をかついで長持唄を歌いながら威勢よく各町内を練り歩き、夕刻からは知立神社に宮入りして勇壮な花火(手筒、乱玉、仕掛)を奉納します。
当日は例年のように雨の心配は全くなく、今年特有の猛暑の中、宮入を終えた若衆は真っ黒(赤)に日焼けしていました。
宮入後に披露された手筒花火は、7メートルを超える炎の高さが見もので、若衆が輪になって両手に手筒を持ち合い、降り掛かる火の粉の熱さを耐え忍ぶ姿はまさに圧巻でした。
私も伝統祭事の無事に安堵するとともに、地域の無火災をお祈りしました)