※「一つの地球、一つの家族、一つの未来」をテーマとした主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)がインドのニューデリーで行われ、9/10、閉幕しました。

 今回のG20サミットは、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が欠席し、ウクライナ情勢を巡って欧米諸国とロシア間の対立が深まる中での開催となりましたが、初日の9/9、各国の異なる主張をそれぞれ反映させた内容で、首脳宣言は採択されました。

 焦点となったロシアのウクライナ侵攻に関する記述は、「われわれは全ての国に対し、領土保全と主権、国際人道法、平和と安定を守る多国間システムを含む国際法の原則を守るよう求める」としたほか、「核兵器の使用や威嚇は容認できない」などと明記する一方、昨年、インドネシア・バリ島でのG20サミットで盛り込まれた、「ロシアによるウクライナ侵略」という表現や「ウクライナでの戦争を強く非難」という文言は盛り込まれず、合意を優先させた形となりました。

 ロシア代表のラブロフ外相は「今回のG20サミットは成功した」との認識を示し、ドイツのショルツ首相は「ロシアのウクライナ侵攻に対する明確な立場を示した」として宣言を歓迎、イギリスのスナク首相も「好ましく、力強い成果だ」と述べる一方、ウクライナ外務省の報道官はSNSへの投稿で「G20は何も誇れるものはない」などと批判しています。

 なお、宣言では、気候変動問題で「2030年までに再生可能エネルギー容量を世界的に3倍にする努力を追求、奨励する」と盛り込み、途上国などが再生エネルギーキに転換にする際に必要な資金支援の重要性を強調。
 世界経済については「安定と成長に対する逆風は続いている」と指摘し、長引く物価高や金融引き締め、新興国などグローバル・サウスの国々で膨らむ債務などをリスクに対する支援が盛り込まれています。

 また、55カ国・地域が加盟するアフリカ連合(AU)の正式メンバー入りを歓迎し、「地球規模の課題への対応に大きく貢献すると強く確信している」と期待を示しました。

 G20サミットの開幕前、インドのモディ首相がマスメディア各社に寄稿文では、以下のような人間中心のグローバリゼーションを提唱していました。
 「G20議長国としてインドは、参加国間の溝を埋め、障壁を取り除き、協力を生む種をまくことに努めてきた。
 目指すのは、調和が不調和を打ち負かし、運命を共有することで孤立が弱まる世界。
 また、議長国として世界のすべての国の声が反映されるよう、協議の場を拡大すると誓い、行動と結果で応えることができたと確信している」

 議長国のインドはここ数年、アメリカとは有人宇宙飛行から半導体のサプライチェーンまで幅広い協力関係を構築する一方、ロシアとは軍事とエネルギー関連にほぼ限定しています。

 しかしながら、インドは、ウクライナに侵攻したロシアに厳しい姿勢を取る西側の輪には加わらず、ロシアから割安で原油を手に入れるなど輸入額を大幅に伸ばすなど、したたかな振る舞いを続けています。

 人口が世界一になったとされるインドは、外交や安全保障の面でも注目を集めてきており、歴史的な非同盟主義から、より積極的な全方位外交へと変わりつつあり、国益の最大化のために利害関係国と不即不離の関係を保つ努力を続けています。

 モディ首相は自国を世界最大の民主主義国と呼びますが、インドはヒンドゥー民族主義的な傾向が強く、少数意見は軽んじられ、あるいは封殺され、民主主義度は実は低いと言われます。

 そうした中、日本は、自由で開かれたインド太平洋のためにインドとパートナーシップを組む実利があり、インドの外交戦略を深く洞察した上、これまでの相互協力的な枠組を生かし、より密接にパートナーシップを進化させるべきと考えます。

 なお、モディ首相は、11月に再び、G20首脳によるオンライン協議を開く意向を明らかにしています。 

*9/5 愛知県ボランティア活動功労者表彰式
(多年にわたりボランティア活動を行い、顕著な事績を収めた方に対し、愛知県から表彰するものです。

 知立市からは、①いどばた会の松本さん、②わたの木の牧さんがそれぞれ、表彰の栄に浴されました。

 いどばた会さんはシルバー世代の皆さんのためのサロンを開催されており、モーニング、ランチも提供されながら、健康体操、小物づくり、ハイキングなど、盛りだくさんのお楽しみイベントを企画運営されています。

 わたの木さんは精神障がいがある皆さんのサロンを開催されており、軽食も提供されながら、おしゃべりなど、くつろぎの空間を提供されています。

 いずれも、長年にわたり、献身的なご奉仕のお陰様で、利用者の皆さんはいつも笑顔で、楽しみ、くつろいでおみえです)

*9/7 敬老会
(山屋敷町にお伺いしました。

 冒頭、追弔会が厳かに行われ、続いて、百寿を迎えられた清水さんを筆頭にして節目を迎えられた皆さんの祝い会が催されました。

 三河知立駅の移転開業、逢妻男川などに触れ、地域の発展と安全についてお話ししました。

 皆さん一様にフランクに声を掛けてくださり、元気を頂いて帰ってきました)

 



*9/8 敬老会
(長篠町にお伺いしました。

 前の予定が長引いたため、式典には間に合わなかったものの、お陰で余興タイムの楽しい出し物が拝見できました。

 かつて、この時期には男衆の皆さん主催の月を見る会に呼んでいただき、様々に薫陶をいただいていました。

 皆さん一様に歳を重ねられ、お顔が見られない先輩もいらっしゃいますが、良き思い出を忘れることはありません。

 女性陣にも日頃から良くしていただき、居心地の良い雰囲気そのままに楽しい時間を過ごすことができました)

 



*9/9 ナスもルラボ講座開講式
(ナスもル知立と少年少女発明クラブによるラボ講座開講式が開催されました。

 総勢70名の研究員の子どもたちが集まり、大いに賑わいました。

 先生の講義に興味津々の子どもたちは、聞くだけでなく、試してみたいという探求心が強く、頼もしく感じました)

 





→ 敬老会
(南陽区にお伺いしました。

 時間の都合で紹介していただくのみでしたが、顔馴染みの皆さんに一人ひとり声を掛け、最近の無事を確認しながら、帰ってきました。

 日頃から政治行政に関心と造詣が深く、様々にご指導賜っている先輩方には、引き続き、生涯現役にて愛知県政発展にご進言賜りたいと存じます)

 



→ 墨陽会
(いつも明るい陽苑先生の主宰する書道教室の作品展示会に出掛けました。

 一点一点を詳しくご案内いただき、積もる話にも花が咲きました。

 別室でお抹茶のご接待もいただき、暫し、楽しいひとときを過ごすことができました。

 健康には十分ご留意の上、創作活動に一層邁進されますことをお祈りいたします)

 

 

 


 

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