※9月に入りました。
 未だ、暑さが和らぐ気配はなく、残暑が厳しい日々が続いています。

 一方、蝉時雨は止み、代わって秋の虫の声が聞こえ出すとともに、空がいつもより高く感じられるようになり、夕焼け空の下で飛ぶ赤トンボもちらほら見かけるようになりました。(蚊は依然として健在)
 
 9月の異称は「長月」が有名ですが、他にも「夜長月」「稲刈月」「紅葉月」「菊月」など、秋らしい呼び名が並びます。

 9月で連想する行事も、お彼岸や秋分、お月見など、やはり秋の代名詞と言われるものばかりです。

 今年の秋分の日は9/23土曜日。
 秋分の日とは、太陽が真東から真西に動くため、昼と夜の長さが同じになる日のことで、秋の彼岸は、この秋分の日とその前後3日間を合わせた7日間、したがって今年の彼岸は9月20〜26日です。
 彼岸とは、生死の海を渡った先の悟りの世界である、「あの世」を指して呼びます。
 お墓参りをし、ご先祖様を偲んでご供養するのが古くからある日本の習わしです。

 彼岸に咲く花と言えば、彼岸花。
 
 その別名は曼珠沙華です。
 サンスクリット語で「天界に咲く花」を意味し、「おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる」という仏教の経典から来ているそうです。 

 この花が咲き始める頃、「暑さ寒さも、彼岸まで」という言葉どおり、過ごしやすい日々が多くなります。

 また、今年(2023年)の十五夜は9/29金曜日。
 お月見の風習は中国から伝わったもので、平安貴族が月見の宴を催して楽しんでいた行事が庶民に広がり、月を愛でながら秋の実り(収穫)を感謝する行事へと変化したそうです。

 さて、我が国では、コロナ禍やウクライナ戦争、気候変動を受けて、食料・農業・農村基本法の見直しを始めるに至っています。
 そもそも日本は、農産物や農業資材の輸入依存度が高く、その安定性に懸念が生じる一方、国内の農業生産基盤が脆弱化し、潜在的に食料安全保障上のリスクが拡大してるからです。

 日本の食料自給率は低水準が続き、2022年度の食料自給率(カロリーベース)は38%(前年度と同率)に留まりました。
 米国は115%、カナダは221%などと比較すれば、先進7カ国中、最低水準にあります。

 今年5月に公表された2022年度版農業白書によれば、小麦など穀物の国際価格上昇を受け、2022年の農産物輸入額は9兆2,402億円(前年比31.2%増)となり、アメリカや中国など上位6カ国からの輸入が6割を占めます。
 トウモロコシや小麦、大豆、牛肉に至っては、上位2カ国から8~9割を依存しているのが現状です。

 干ばつや人口増加など世界の食料需給を不安定化させる要因が深刻化している中、平時から不測の事態に備え、国民の食料を安定的に確保する農業の生産基盤を強固にしておくことは重要です。

 「旬の食材が市場や食卓に並ぶことが当たり前」が、世界的な食料ショック(危機)によって、実は当たり前ではなかったことに気付かされた今、国による自給率の向上、輸入先の多角化など食料安全保障を強化することが重要であることは言うまでもありませんが、他方で、我々消費者による食品ロスの削減、その基になる実りへの感謝の念など意識の変革が求められることも忘れてはなりません。

 


 
*8/29 高齢者囲碁・将棋大会
(市老連が主催するシルバー世代の先輩方の囲碁将棋大会に出掛け、皆さんに激励申し上げました。

 猛暑日続きとあって、参加者は少なめでしたが、出場者される先輩方は勝負魂が逞しく、やる気が十分に伝わってきました。
 
 対局の合間には、世相に詳しい先輩方から、昨今の知立市政について厳しい意見が数々聞かれました)

 

 



→ 知立市議会正副議長来所
(昨日8/28開催の臨時市議会にて選出された正副議長が柴田事務所に就任挨拶に来られました。

 9月定例議会について、あるいは、夏休み明けに不登校傾向となる子どもたちについて、また、コミュニティスクールについてなど、話は多岐にわたりましたが、今後も市民の皆さんの期待に応えるため、ともに使命感を以って力を合わせ、事に当たっていくことを確認しました。

 当日し忘れた写真撮影を、翌日、別件の打合せで訪れた市役所5階の議長室にて行いました)

 



*8/31 名鉄三河線複線化促進期成同盟会総会
(碧南市役所に出向きました。

 名古屋鉄道への重点要望として、①知立~碧南駅までの名鉄三河線を複線化、②リニア開業を見据えた三河線へ直通特急を運行、③利用者の利便性を向上に加えて、地区別要望として、例えば、①知立駅高架化に伴う高架下空間の利活用における地元意向の反映、②構内トイレが未設置の駅における新設・増設についてなどを挙げ、本年12/27に名鉄本社へ訪問し、要望することとしました。

 一方、地元自治体が負う責任として、①乗降客数の増加、②駅周辺の魅力化などを取り組むことで、鉄道事業者が要望事項を事業化するための必要十分条件を整えることが先決であり重要です)

 

 



*9/1 敬老会
(逢妻町に伺いました。

 久方ぶりにお会いする先輩方とお互いの無事を喜び合い、固い握手を交わして帰ってきました。

 常日頃から逢妻川のことに関心が高く、河川改修に関して報告しがてら、健康長寿の秘訣などについてお話ししました。

 アットホームな雰囲気の中、清々しい気持ちになりました)

 



→ PRE-STATION Ai
(小冊子の取材依頼を受け、現在、国内外230社のスタートアップがメンバーとして登録するPRE-STATION Aiに出掛けました。

 愛知県が進めるスタートアップ戦略、2024年10月にオープンするSTATION Aiなど、スタートアップを起爆剤にイノベーションを起こす取組を議会人としてどう関わり進めるのかについて、有意義な意見交換ができました。

 次回は、STATION Ai株式会社の代表との鼎談を予定しています)

 



*9/2 町内美化運動(道直し)
(地元隣組の毎年恒例の道普請に参加しました。

 コロナ禍明けでお会いする皆さんの近況をお聞きしながら、作業はあっという間に仕上がりました。
 
 甲斐あって、どぶに堆積した汚物をすくい取り、道端の雑草を根こそぎ抜き取って、見るからにすっかり綺麗になりました)

 

 







→ 知立市障がい者スポーツ大会
(恒例のボウリング大会が開催されるにあたり、毎年戴いていたご案内はありませんでしたが、皆さんのプレーを激励に出掛けました。

 当日は、身体障害者福祉協議会、手をつなぐ育成会、けやきの会、かとれあ福祉ネット、聴覚障害者協会、民生・児童委員連絡協議会の皆さんの協力によって運営されていました。

 久方ぶりにお会いする皆さんと積もる話に花が咲き、楽しく過ごすことができました。

 あちこちで、ストライクやスペアを投じた皆さんとハイタッチして喜び合い、あっという間にゲームオーバーを迎えました)

 

 



*9/3 愛知県・安城市総合防災訓練
(安城市総合運動公園を中心に実施された県・市総合防災訓練に参加しました。

 「県民総ぐるみ防災訓練」の一つとして、愛知県、安城市、防災関係機関(自衛隊、警察、消防、国交省、地方気象台、海上保安庁、各種団体)、地域住民の参加協力の下、想定災害を南海トラフ地震として、総合的な防災訓練が実施されました。

 この時期、各市町村においても防災訓練が実施され、災害発生時における迅速かつ的確な応急活動のための協力体制の確立や、地域の連携を活かした防災力の強化を図るとともに、防災意識の高揚を図ります。

 知立市においては、かつて、荒天を理由に防災訓練が中止されたことがありますが、災害は天候の良し悪しに拘わらず発生するものであり、荒天時の訓練の在り方など、訓練の実施内容の改善が必要であると感じます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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