※5/27、鶴舞公園がリニューアルオープンしました。

 鶴舞公園は、明治42(1909)年に名古屋市が設置した最初の公園なのだそうです。

 今回のリニューアルでは、歴史的文化資産の保全、自然景観との調和、施設のバリアフリー化を進めながら、賑わいの空間を創出することとし、Park-PFI※)により、矢作地所株式会社を代表企業とする共同企業体が整備管理運営を行います。

 ※)Park-PFI:公園利用者の利便性の向上に資する飲食店や売店などの施設設置と、これら施設から生まれる収益を活用して園路、広場などの施設整備・改修を一体的に行う事業者を公募により選定する「公募設置管理制度」のこと。

 1.「正面南エリア(地下鉄・JR 鶴舞駅付近)」は、飲食店、インクルーシブな遊び場などを揃えた、気軽に立ち寄れる賑わいの拠点。

 2.「秋の池エリア(名古屋大学附属病院付近)」は、飲食店、池を望む園路、休憩所などを揃えた、自然と芝生広場の開放感を感じられる空間。

 3.「熊沢山エリア(秋の池エリア南側)」は、竜ヶ池を眺められるデッキ、芝生広場、東屋、ユニバーサルデザインのスロープなどを揃えた日常の散策・休憩利用とイベント開催利用可能な集客の拠点。

 なお、出店は全部で16店舗を予定していますが、そのうちの14店舗がオープンしました。

 これまでの鶴舞公園は、豊かな植生を有しながら、名古屋市公会堂や鶴舞中央図書館も立地する市民の憩いの場でしたが、今回の「TSURUMA GARDEN(ツルマガーデン)」のオープン、2024年10月の「STATION Ai(日本最大のスタートアップ支援拠点)」のオープンと続き、公園の魅力がこれから一層向上していくこととなります。

 「名古屋城金シャチ横丁」や「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」など、これまで公園の魅力づくりに尽力されてきた名古屋市緑政土木局をはじめ、今回のツルマガーデンの指定管理者である鶴舞公園整備運営事業共同事業体には敬意を表します。

 一方、知立駅周辺整備で計画されている①駅前公園0.23ha、②堀切公園0.62haの有り様は未だはっきりせず、無論、先述の鶴舞公園の規模には到底及びませんが、例えば、1.とよしば(豊田市喜多町)0.12ha、2.籠田公園(岡崎市籠田町)0.68haは、既報のとおり、豊島区の南池袋公園を代表例とする芝生広場を中心とした公園整備の愛知県内の好例であり、Park-PFIよる民間事業者の整備・運営への参入によって実現した公園ですので、知立市は大いに学ぶべきと考えます。

 なお、これまでのように、他市町の例を単に真似する(あるいは、暫定整備でごまかす)のではなく、市民の皆さんのライフスタイルに即し、ニーズを織り込んだ公園整備となるよう工夫が求められます。

 


TSURUMA GARDEN

 

とよしば

 

籠田公園

 

知立駅前広場=ロータリー

*5/22 5月臨時愛知県議会
(既報のとおり、2023年5月補正予算は、国の物価高克服に向けた追加策に呼応し、一般会計178億532万余円1件、並びにその他の議案は、工事請負契約の変更についての議案1件および人事案件5件、2月定例県議会以降に置いて専決処分した事案2件について審議し、可決・同意・承認しました。

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症へと移行され、新型インフルエンザ特措法に基づく感染防止対策を終了するとともに、医療提供体制については、幅広い医療機関による自律的な通常の対応に移行していくこととなります。

 今後も安心な日常生活と活力ある社会経済活動を取り戻していけるよう、全力を尽くしてまいります)

 

 

本会議
 

 

建設委員会

*5/24 建設事業促進打合せ会
(毎年知立市が愛知県(知立建設事務所)に対して行う、都市整備・土木・下水道など市内建設事業促進に関する要望会に出席しました。

 なお、要望事業は、以下のとおり。

 1)県事業

 1. 知立駅周辺連続立体事業
   延長4,980メートル

 2. 知立駅周辺幹線道路整備事業
  ①安城知立線:(弘栄・新富)延長1,000メートル
  ②本郷知立線:(栄・山町)延長1,190メートル
  ③知立環状線:(山町・内幸町)延長620メートル

 3. 本郷知立線(県道安城八ツ田知立線)歩道設置事業
  (広見4丁目)延長170メートル

 4. 二級河川水干川河川改修事業
  (西町)延長650メートル

 5. 二級河川猿渡川河川改修事業
  (弘法町・新林町・八ツ田町・牛田町・昭和)延長2,400メートル

 6. 二級河川逢妻川河川維持補修事業
  (逢妻町・西町)延長980メートル

 2)市に対する補助事業

 1. 知立環状線街路事業
  (山町)延長131メートル

 2. 知立南北線街路事業
  (本町)延長190メートル

 3. 道路事業
   ①市道山町26号線 延長150メートル
   ②市道山町27号線 延長100メートル
 
 4. 幹線市道路面緊急補修事業
   ①1級市道(全域)延長24,275メートル
   ②2級市道(全域)延長23,784メートル

 5. 市道知立中央通線歩道改良事業
  (上重原町)延長150メートル

 6. 知立駅周辺土地区画整理事業
  (栄・堀切)面積13.3ヘクタール

 7. 知立駅南土地区画整理事業
  (池端)面積6.8ヘクタール

 8. 知立西新地地区市街地再開発事業
  (新地町・新富)面積1.1ヘクタール
 
 9. 土地区画整理事業
   ①蔵福寺地区:面積21.9ヘクタール
   ②鳥居地区:面積11.6ヘクタール

 10. 知立市流域関連公共下水道事業
  (新林町・上重原町・西中町・山屋敷町・西丘町・逢妻町)面積831ヘクタール

 11. ストックマネジメント公共下水道事業
   ①(昭和1~9丁目)雨水305メートル、汚水2,703メートル、人孔蓋127枚
   ②(刈谷市一ツ木町)落合ポンプ場:機械・電機施設

 これまで出された要望事業の主要道路、河川、交差点などの整備については順次、予算化=着工→完成に至っています(最近の例:1)県道安城知立線(谷田交番前)交差点改良事業:(谷田町)延長217メートル、右折帯設置(関連:市道谷田町11号線道路改良事業の県費補助)、2)①市道八橋町109号線(花園里線):(八橋町)延長490メートル、②市道八橋町110号線(八橋東西線):(八橋町)延長230メートル))が、社会情勢の変化に合わせて追加される要望事業について今後も鋭意、予算化=着工に向けて力を注ぎます。

 なお、要望事業以外の県事業や市への補助事業も市内で数々進捗中ですが、事業の重要度=優先度を見計らいつつ、市民の皆さんの安全と利便性向上に資する事業を順次追加して予算化してまいります)

 



→ 知立市水道協同組合通常総会
(日常的な休日の漏水当番や災害時の応急給水など、市内の水道業者の皆さんには市民のライフライン維持にご尽力いただいています。

 一方、市外の業者による低落札、慢性的な人材不足など、様々な課題に直面されています。

 新理事長さんはそれでも、知立市、水道組合、市民の三位一体で水道事業を盤石に進めていきたいと、「協同(三つの力を合わせる)」の文字を引き合いに決意表明がありました。

 市内水道水の80%を県営水道が卸していますが、これからも安全な水を安定供給するために、業界の皆さんとともに力を尽くしてまいります)

 



*5/25 春の安全なまちづくり運動
(安城警察署勤務の警察官や谷田町内会の皆さんとともに、谷田町内を戸別訪問し、最近被害が急増している特殊詐欺に関する情報提供を行い、防犯意識を高めていただくよう呼び掛けました。

 あいにくの雨の中でしたが、訪問したお宅の皆さんはいずれも玄関先にて話を熱心に聞いてくださり、お渡しした防犯シールを目につきやすい箇所に貼ってくださいました。

 なお、各市町において、特殊詐欺対策電話機器等購入費補助金制度を設けていますので、ご活用ください)

 



→ 知立市危険物安全協会総会
(各事業所における危険物安全取扱の責任を負う皆さんによる危安協総会に参加しました。

 私もゼネコン勤務時代の事故対応の経験から、まずは、①事故発生による被害は人的、経済的、信用面で甚大となり、回復までに相当の負担が伴うため、事故の未然防止には万全を期すべきこと、次に、②そのための仕組みづくりが重要であり、1)施設面、2)組織面の保安管理と、3)それを支える一人ひとりの保安教育を両輪として講じることが不可欠であると考えます。

 日頃のヒヤリハットを見逃さず、常に改善努力することの連続が無事故、無火災の基本であるという認識の下、その責任を担う参加事業所の皆さんと、ヒューマンエラーについて有意義な意見交換ができました)

 

 



*5/26 市老連グラウンドゴルフ大会
(先週の雨天で延期となった大会が開催され、激励に出掛けました。

 先輩方は変わらずお元気でした。

 地表面が少しウェットなコンディションの中にあって、皆さんは器用にホールインワンを出していました)

 

 



→ 愛知県知立建設事務所からのレク
(愛知県が進める名古屋鉄道名古屋本線・三河線知立駅付近連続立体交差事業の進捗について、鉄道立体課長からレクを受けました。

 三河線碧南方面の仮線工事に取り掛かるにあたり、近隣住民の皆さんを対象とした説明会を7月初旬に行います。

 また、今年度中には、三河知立駅の移転新設が控えており、これからも完成に至るまで着実に事業を進めるために必要な予算の確保に努めてまいります)

→ 知立市商工会通常総代会
(地元経済界の皆さんが一堂に会して情報交換のできる貴重な機会である商工会総代会に出席しました。

 数年前に市長ら(市議の一部など)が画策した商工会長の挿げ替え工作(結果は失敗)も過去の話と、商工会長は今に至るまで知立市経済の活性化のための数々の提言を知立市に対して行ってくださっています。

 駅前マルシェの開催、バスターミナルの設置、駅周辺の整備(駅南土地区画整理、西新地地区再開発)、プレミアム付商品券の発行などはその最たるものです。

 当日の総代会において私からは、県が進めてきた知立駅付近連続立体交差事業と同時並行で進めなければならない、市が事業主体の駅南区画整理事業の未着手と知立南北線の未整備、駅前市営駐車場を含む西新地地区の再開発事業における地権者の合意形成の不手際など山積する課題への迅速かつ適切な対応が市として必要であり、そのうえで、人が求める目的が叶う場所(働く、学ぶ、買う、食べるなど)として、前述の街づくりが為されなければならない旨、説明しました。

 併せて市には、商工会をはじめとする経済界や、県と名古屋鉄道などのステークホルダーとの協議体制の整備による柔軟な意思疎通を強く求めたいと思います。 

 また、長い歴史(明治39年に任意団体として活動開始)に及んで地域の絆を紡いできた商工会さんには、知立市を本当に住みよいまちにするための重要なパートナーとして、更なる力添えを期待いたします)

 



*5/27 東海社会人サッカーリーグ
(ウェーブスタジアム刈谷で開催されたリーグ1部第5節の試合を観戦しました。

 結果は、FC刈谷 0-0 wyvernでした。

 wyvernの皆さんとは個人的に親しくお付き合いしています。

 また、スポーツによる知立市の振興の一端をお願いしているwyvernは、J1昇格を目指して躍進中であることから、今後も公私ともにしっかりと応援していきたいと思います)

 

 



*5/28 知立市身体障害者福祉協議会定期総会
(身障会の皆さんの総会に出席しました。

 コロナ禍によってこの間、年間行事が中止を余儀なくされ、なかなかお会いする機会に恵まれませんでしたので、出席された皆さんとは積もる話に花が咲きました。

 愛知県では、2015年に「障害者差別解消推進条例」を制定しており、その基本理念は、全ての障害のある方が、①社会を構成する一員としてあらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること、②どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保されること、③障害についての知識および理解を深める必要があること、④県、県民、事業者および市町村他が各々の役割を果たすこととしており、そのために、不当な差別的取扱いを禁止し、合理的配慮を提供するよう定めています。

 しかしながら、現実社会では、車いすの方が利用できないトイレ(物理的)、盲導犬を連れて利用できないレストラン(制度的)、アナウンス情報が分からない駅内(文化情報面)、車いす用駐車スペースの迷惑駐車(意識上)に遭遇する場面が少なくなく、これらは、障害のある方に対する無理解、無関心、不寛容など心のバリア(壁)から生じているものと言えます。

 こうした現実に鑑み、障害の有無、男女の区別、年齢、人種などに関わらず多様な人々にとって、知立市を本当に住みよいまちにするために、生活環境をデザインするとともに、多様な人を思いやる心のバリアフリーを広げる取組が急がれます)

 



→ 知立市水防訓練
(猿渡川河川敷(衣浦豊田道路高架下)で行われた訓練を視察しました。

 毎年5月に逢妻川と交代で実施されている水防訓練ですが、毎年9月に実施される知立市総合防災訓練と同様、市から情報提供がない中、県管理河川における災害を想定した訓練とあって、様子を伺いに出掛けました。

 現地では、土のう工法訓練、資機材取扱訓練などが行われていました。

 なお、猿渡川に関しては愛知県として、知立市の要望もある中で、越水の危険性を除去するための河床掘削や護岸改修などを進めてきましたが、今年度も、引き続き上流に向かって工事を進めていくための予算を確保したところです。

 今後も適時、河川巡視を行い、適切な河川管理を行うよう、県当局に働きかけます)

 

 



→ 献血協力
(コロナ禍で企業や学校などでの集団献血の中止が相次ぎ、安定的な献血協力が得られない状況が続いている一方、医療機関への供給量は前年実績を上回る状況が続いたことから、主に400mL献血に由来する赤血球製剤の在庫量がひっ迫しているそうです。

 知立市内の特設会場では、多くの協力者の皆さんが列を成しつつ、温かく協力されていました。

 順番待ちの間には馴染みの方々と話を交わすことができ、充実した時間となりました)


 


→ かぐら会・からくり人形実演・ひょうたん展示会・拓本展
(花しょうぶまつりで賑わう知立神社境内の神楽殿では、威勢の良い篠笛と太鼓による神楽囃子にのせて巫女舞が披露されました。

 可愛らしい巫女さんたちの舞に、暫し時間を忘れて見入りました。
 さぞや稽古を繰り返されたのでしょう、素晴らしい舞と演奏でした。

 ちなみに、巫女舞は、神話に登場する技芸の女神「天鈿女命」が舞った舞が始まりと言われています。

 天鈿女命は「天照大御神」が天岩戸に隠れてしまい、世界から日の光を失ってしまった際に岩戸の前で舞を舞い、それに釣られて岩戸から誘い出され、天照大御神が戻ったことで世界に日の光を取り戻すという神話「岩戸隠れ」は有名です。

 



 当日の神社の洋間では、知立からくり保存会の皆さんによるからくりも披露されました。

 知立からくりは、隔年に開催される知立まつりに曳き出される西町の山車で演じられるもので、今回の演目は「平治合戦」でした。
 平治合戦はかつて山町さんが上演していたものの、大正5(1916)年を最後に上演されなくなりました。

 西町による「一の谷合戦」が県民俗資料に指定されたことを契機に、昭和38(1963)年、山町祭総代から保護と維持を西町に一任されましたが、以後、実際の上演はされませんでした。

 その後、平成19年3月になって、人形の完全修理がなされ、浄瑠璃の作曲も豊澤千賀龍師匠にお願いして完成し、西町からくり保存会の皆さんが結集して復活させました。

 なお、その操り方はすべて糸によるものであり、劇中の立ち回りや変身などのからくり芸は、見事の一言に尽きます。
 
 西町さんは山車蔵の建設も終えられ、その意気込みも新たに、文化財である伝統芸能の継承に一層力を入れておみえでした。

 



 続いて、洋間横にて、ひょうたんと拓本の展示を拝見しました。

 瓢箪は、瓢(ユウガオ)の箪(容器)のことを言い、昔は水や酒を入れて腰にぶら下げて使ったり、末広がりの形をしていることから、無病息災や魔除の縁起物として親しまれたそうです。

 大小様々な品種があり、長さは5センチ程度から2メートル越えのものまであるそうで、展示品も小ぶり大ぶり様々で細工の凝ったものばかりでした。

 拓本は、石や金属に彫られた文字や模様を紙に写し取ったものを言い、以前に体験させていただいたことがあるのですが、タンポで墨打ちを行って写し取ります。

 愛好家の皆さんは全国に出掛け、各地の石碑などを写し取っていらっしゃるそうです) 

→ せきれい女声コーラス
(過日、パティオ・シアター合唱団によるコンサートで拝聴した、ガブリエル・フォーレによるレクイエムの傑作、Op.48(ニ短調作品48)を再び、岡崎市のコーラスグループによって公演されるとのことで、出掛けてきました。

 モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられるフォーレの作品。

 フォーレのレクイエムの特徴は、安息と平和を強調していることです。

 パリのマドレーヌ寺院における初演の際、「斬新過ぎる」と寺院の司祭から叱責されたほか、「死の恐ろしさが表現されていない」などとの批判が出ていたそうです。

 なお、そのことについて、フォーレ自ら、こう言い残しています。
「私のレクイエムは死の恐怖を表現していないと言われてきました。
 でも、そのように私は死を見ているのです。
 つまり、苦しい体験としてよりは幸せな解放であり、天上の幸福へ向かう願いとして。」

 本当に素晴らしい演奏と合唱で、あっという間に時が過ぎました)

 

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