愛知県議会議員選挙の8日目が終わりました。

 今年の春は寒暖差が激しく、ここ数日は花冷えが続いて、今日は朝から雨天となる中、知立駅付近を行き交う皆さんは、服やカバンが濡れて皆一様に憂鬱そうでした。

 雨を嫌ってみたところで降り止むわけでもなく、皆同じ条件の下と割り切って、前向きに職場や学校に向かって、仕事や勉強に励んでいただきたい一心で、駅入り口において皆さんに対して、その旨ご挨拶申し上げました。

 この時期の体調管理は容易ではありませんが、新年度を迎え、時節柄、春日和も続きますので、皆さんには健やかにお過ごしいただきたいと願います。

 さて、選挙戦もあと一日を残すのみとなりました。

 そもそも私は、選挙とは政策論争であるべきだと思います。

 県議選における政策論争とは、県議会議員という職責を担うにあたって、今日までの愛知県の行政運営をどのように評価するのか、つまりは、どの政策制度のどの部分に問題があると指摘するのかを明らかにし、その問題をどのような手法を使い、どの財源を使って解決するのか、などの個別具体的な政策論を、県議会議員の職分に則って、広く市民の皆さんの前に持論として訴え、互いに競い合うことです。

 個々の候補者が政策課題を解決する筋道をしっかり示すことは、市民の皆さんの付託に応えるための前提であるからです。

 従いまして私は、引続き市民の皆さんに向き合って、私の思いや考えをお伝え申し上げるのみと考えています。

 これは、相手陣営(候補)が、特に市民の皆さんに向かって為されるフェイクニュース(詳細は選挙後に記載予定)を多用したネガティブキャンペーンとは根本的に性質を異にします。

 その上で、少なくとも私は、市民の皆さんが公正に判断するために必要な正しい情報の提供を基本とする政策論を最後まで貫き、その評価は、市民の皆さんの良識(ファクトチェックの上で)にお諮りしたいと思います。

柴田高伸 拝