※知立市に関わる愛知県事業は多岐に渡りますが、令和4(2022)年度末に差し掛かる節目に当たり、特にインフラ(基盤)整備事業に関してご案内します。
 

1. 県道安城知立線(知立市谷田町地内)における交差点改良事業の完了について


 県道安城知立線谷田交番前交差点において、交通安全と交通渋滞の緩和の観点から、愛知県(知立建設事務所)が整備を進めてきた交差点改良事業が完了します。


 〇交差点改良事業:(県道安城知立線谷田交番前交差点)右折レーン設置


 〇共用日:県道右折レーン → 3/3金曜日14時

     (先立って、市道付替え → 2/28火曜日13時)


 この交差点は、原形が歩行者用信号すらなかった状態であったところ、近隣住民の皆さんから交通安全対策の要望をいただいたことを受け、歩行者用信号の設置、加えて市道牛田西中線の道路線形変更(現行の道路幅員内で直進車線と右折車線を確保するための1.5車線化)などの対策を進めたきたところですが、この間、新たに、各方面から慢性化する交通渋滞解消の要望をいただくに当たり、今般、愛知県による抜本的な交差点改良(県道拡幅、右折帯設置)を行い、間もなく、完了する見込みとなったものです。


 なお、各方面からの要望の中には、県道安城知立線と交差する、市道の拡幅と右折帯の設置が含まれているものと承知していますが、それにもかかわらず、知立市がこの市道の改良工事をしなかったのは、今回市として市道改良(拡幅、右折帯設置)の必要はないと判断したことによるものであることは、敢えて、ここに付言しておきます。

【令和3年9月知立市議会定例会(第5日9/15一般質問:建設部長答弁(抜粋)】

「愛知県が施行する谷田交番前交差点における交差点改良事業につきましては、~中略~ 平成30年度より事業化され、~中略~ 

 今後のスケジュールにつきましては、令和4年度に用地買収、物件移転を完了すると同時に道路工事に着手し、県の予算の状況によると思いますが、県としましては、早ければ令和4年度に事業を完了したい、令和5年度より1年前倒しといった形で完了したいと聞いております。

 市道側の牛田西中線の右折帯設置につきましては、令和2年度、令和3年度にわたり地元より土木工事要望をいただいておりますが、市道側の右折帯設置においても県道の事業と同じように、約200メートル程度の区間の拡幅が必要となります。これにつきましては、やはり隣接する関係権利者の御協力なしには事業を進めることができません。したがいまして、県道の事業化着手の時と同じように、区長、地元の皆さんの御協力、特に権利者の方々の承諾が必要であり、また、多額な費用と期間も必要なことから、実現にはかなりハードルが高い事業だと考えております。

 現状としましては、県道の事業の早期完了を目指しているというところで、市道側の右折帯設置のことについては検討はしておりません。~中略~ 」


2. 知立駅付近連続立体交差事業における名古屋本線豊橋方面(行き)の高架線へ切り替えについて


 知立駅付近連続立体交差事業は、知立駅を中心とした名鉄名古屋本線、三河線の約4.3キロメートルを高架化するもので、愛知県が施行しています。


 今般、名古屋本線の豊橋方面(行き)を、仮線から高架線へ切り替えます。

(これにより、豊橋方面行きの列車による踏切の遮断がなくなります(2箇所の踏切では名古屋行きの線路のみとなる)。)


 〇高架線運行開始予定:3/21日(火・祝)始発列車から

 (3/20(月曜日)の最終列車後から、翌始発列車までに切替作業を行い、名古屋本線豊橋方面(行き)の仮線を高架線に切り替えます。)


 今後の予定については、①令和5年度に、三河知立駅が竜北中学校南に移設開業します。

 ②続いて、令和7年度には、残る名古屋方面(行き)も高架線へ切り替えます。

(これにより、名古屋本線における踏切による交通阻害は消滅)

 ③令和9年度には、三河線を全て高架線へ切り替えます。

(これにより、事業全体の完了(令和10年度)の前年度に全ての踏切を除却) 
 

 


 愛知県として、道路や鉄道を含め、河川(猿渡川、水干川)の改修についても、知立市内で現在施行中であり、今後も順次、着実に事業進捗を図るよう働き掛けてまいります。


*2/8 知立公園花しょうぶまつり実行委員会

(知立市観光協会主催の会議に出席しました。


 令和5年度は5/14日曜日~6/11日曜日までを開催期間として、5/21雅楽演奏会、28かぐら会、知立からくり人形実演、6/3短歌大会、4文化講演会(長勝院お万の方の生涯)、5/15~6/10草木染(ろうけつ染め)展示会、5/13~21さつき展示会、5/20~6/10(土日のみ)茶会、その他、フォトコンテストなどが園内で開催される予定です。

 

 なお、この間、八橋かきつばたについては、主に生育不良を理由に、知立市が相当金額をもって庭園改良(井戸掘り(水源・水路整備)や土壌入替え、苗育成、歩道整備、表入口看板改築等)を行う一方、知立公園(花しょうぶ園)については、かきつばた園同様の庭園改良を行ってこなかったことから、排水設備や歩道の老朽化が著しい状態を改善すべきとの(長年にわたる)指摘に対して、この程、知立市長がようやく、庭園歩道の整備のための検討資料作成を約束しました。
 

 ぜひ、まつり開催期間中には、お誘い合わせてのご来園を心待ちにしています)

 

 


*2/11 知立市バスケットボール総合選手権大会

(久方ぶりの大会であり、バスケットボールファンとして楽しみにして出掛けました。


 選手の皆さん(特に子どもたち)が身に着けるバッシュが私の現役時代のそれと随分違う(カラフルでオシャレ)一方、濡らした雑巾で靴底を拭う姿は昔のままであり、ゴールの下にウレタンマットを敷き、ロイター板を使って、初めてダンクシュートを経験した、中学校の部活動当時を懐かしく思い起こしました)

 

 

→ 建国祭

(神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝う紀元節は、明治初期から終戦まであった祝祭日です。

 

 敗戦に伴い昭和23年に紀元節は廃止されましたが、昭和41年に建国記念の日と制定されて以来、現在に至っています。

 

 神武天皇を祭神とする知立神社で斎行された祭事に参列し、国と地元地域の発展を祈念しました)

 

 

 

→ パティオ・ウェーブ全体研修会

(パティオの多文化共生事業についてをテーマに、兵庫県立芸術文化観光専門職大学の飛田勘文助教による講義を聴講しました。

 現在の「多文化共生」に関する問題点について、極めて精緻に分析し、評価された、「「多文化共生」が使われ出した頃の、「社会を変える」という視点が消え、「生活者としての外国人等を現状の日本社会に適合させる」ことを目指して、この言葉が使われることが多くなった」(対等的→同化的多文化共生)という、飛田助教の指摘に強い共感を覚えました。

 

 ①選択的知覚(=人は無意識に自分の世界観(自分にとって都合が良い、心地良い、大切な、信じられ、理解できるもの)に合う情報だけを取捨選択して取り込んでいる)

 

 ②カテゴリー化(=取捨選択され、残された一部の情報を、さらに加工して理解しやすく(同じようなものをひとまとめに)する作業を行っている)

 

 〇人間の知覚のプロセス=①+②=ステレオタイプ

 

 〇ステレオタイプ+否定的な気持ち=偏見

 

 〇偏見+行動=差別

 

 このステレオタイプを克服するためには、①相手のことを、「**人」ではなく、「個人」として認識する、②相手と自分の両方が含まれた「我々」と認識するような状況を作り出す、③他者の立場に立って物を見、その人の気持ちや感情を情緒的に理解することが必要という飛田助教の指摘は、「多文化共生」だけでなく、身近な地域社会の日常においても参考にすべき観点だと痛感しました)

 

 

→もっと知りたいモンゴル

(知立市国際交流協会の皆さん主催のイベントに参加しました。

 

 モンゴル国ウランバートル市出身のバトヤル・エンフジャブフランさんが、流暢な日本語で本国紹介を行い、その内容はとても興味深く、終始楽しく聴講することができました。

 

 モンゴルといえば、チンギスハーンが創設した、13世紀後半までにユーラシア大陸の東西に及ぶ世界史上で最も広大な領土を持つ帝国モンゴル帝国が最も印象深く思い出されますが、この間の栄枯盛衰の歴史と、現在の政治、文化、生活、自然など、多岐にわたる話に聞き入りました。

 

 コロナ禍の影響がなければ、例年通り、本国(モンゴル)料理を食することができたのに、それが叶わず残念でしたが、代わりにチョコレートを頂戴し、美味しくいただきました)

 

 

*3/12 青雲稲荷社大祭

(柴田事務所近隣に所在するお稲荷さんの大祭が斎行されるのあたり、参列しました。

 

 お稲荷さんは古くから穀物・農業の神とされていますが、現在は産業の神として信仰されているそうです。私も、地元地域の皆さんの商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達をお祈りしました)

 

 

→ 八橋文化広場のつどい

(知立文化広場において日頃学ばれている教室生徒の皆さんの作品展を拝見し、芸能発表会を激励してきました。

 

 この文化広場は昭和50年当時に愛知県によって建設されたものです。

 

 「公共施設の乏しかった知立市には願ってもない話であった」と元知立町議の回顧録にその歴史が綴られていますが、当初は弘法地区での建設が見込まれていたところ、地価の関係で八橋地区に決まったとのことです。

 

 以降、たくさんの市民の皆さんに利用され、様々な文化活動の拠点としてその役割を担ってきた証として、文化のつどいが長らく続いてきました。

 

 この間の時代の移り変わりに思いを馳せながら、賑やかな発表を拝見できました)

 

 

 

 

→ 八橋日吉山王社祈年祭

(祈年祭とは穀物の豊作を祈るまつりのことです。

 

 「としごいのまつり」とも言われ、秋の収穫に感謝する新嘗祭と対をなすまつりです。


 2千年以上も繰り返して来た、稲作を中心とした日本人の営みに思いを馳せ、良き伝統を守り継ぐことの大切さを実感しながら、五穀豊穣をお祈りしました)

 



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