※陳情の受付から対応策の検討、関係機関との打合せなどが立て込んでいます。

 

 陳情の受付方法について最近では、電話やメールでの問い合わせも多く、時に匿名の方もある中で、現地の確認(その方だけの意見・感想なのか、言い分が全体の利益に適っているのか)から対応策の検討(法律・規則がどうなっているのか、その解釈や運用はどうか。それに照らして、どうするべきか)に至るまで、加えて、関係機関との交渉・協議(何を、どこまでできるか)についても、出来る限り早く取り組むことを旨としていますが、とりわけ、各行政機関の性格如何によっては返答を待たされることが少なくありません。

 

 予算不足(お金がない)を常套文句とする行政に限って、鼻からやる気など無く、思考停止が常態化しており、こうした状況は得てして首長の性格が原因しています。

 

 時に、首長と直談判する機会を持ちますが、必ず、過去の経験事例を持ち出して、または、部下を呼び付けて、あくまで前例を踏襲した判断しか下さない、現実を直視しないその仕事ぶりは、迅速・的確、かつ、弾力的に業務を遂行すべき行政組織にとって、悪しき重しとなっています。

 

 

*11/7~8 安全・安心対策特別委員会

(11/7には、宮城県塩竃市津波防災センターにおいて、東日本大震災発災後の7日間(3/11~17)にフォーカスを当て、日日の記録(後日の分析を含む)を展示している津波防災センターにおいて、当時の震災被害やその後の復興状況、教訓とすべき事項などについて調査を行いました。

 

 阪神大震災時に見られた家屋倒壊や家具転倒による圧死の教訓から広がった、セルフレスキュー(万一困難な事態が発生した際に、自分自身を守りながら仲間を助け出す)という救護優先の考え方を転換し、東日本大震災以降はとにかく逃げるという避難優先の考え方に則った避難訓練を適時行っているとのことです。

 

 (防潮堤など)構造物による防御には限界があり、何よりも優先されるべきは避難行動であるとの言葉が、実際に被災した方々の思いのすべてを物語っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌11/8には、宮城県多賀城高等学校において、東日本大震災から学んだ教訓を確実に次世代に継承するとともに、将来にわたって国内外で発生する災害から多くの生命と暮らしを守ることができる人材を育成するため、防災系の専門学科として全国2例しかない「災害科学科」における防災教育について調査を行いました。

 

 そもそも、新学科の創設準備は、単位構成から教科書に至るまで相当の工夫と労力を要しますが、被災体験を基に綿密に作り込まれており、座学だけでなく、フィールドワークを地域と連携して行い、全国あるいは海外と交流することで、より実践的な防災意識と知識が培われていました。

 

 災害科学科生の進路先は、防衛大学校や大学の教育・農学・理工学・知立環境学部など多岐にわたるそうで、その先は自治体や消防機関、マスコミなどの就職し、地域防災を支える要の人材として活躍されることが期待されます)

 

 

 

 

 

 

 

*11/10 シニアスポーツ大会

(シニア世代の先輩方による、グラウンドゴルフ、硬・軟テニス、ペタンク、バドミントンの競技会に激励に出掛けました。

 

 久方ぶりにお会いした先輩方との立ち話に花が咲き、沢山の元気をいただきました。

 

 先輩方は限られたスポーツ施設環境の中で日々練習に励んでおられますが、改めて施設整備の必要性を痛感しました)

 

 

 

 

 

→ 知立市教育委員会委嘱研究発表会

(今年は知立南小学校にて、「未来をいきいきと切り拓く子どもの育成ーいきもの学習でのESD活動を中心としたカリキュラム・マネジメントー」をテーマとして、令和3~4年度の2年間にわたって研究・実践された教育研究の成果について、現地調査しました。

 

 みなまるスポーツフェスタ(体力づくり)や、公開授業を参観し、子どもたちが自ら課題を見付け、その解決に向けて、主体的に粘り強く考える姿勢を確認できました。
 

 特に、いきいきタイムにおいて、グループ内で意見を出し合い、考えをまとめる作業を目の当たりにし、自ら学ぶ喜びを感じながら、真剣に取り組む姿に頼もしさを感じました)

 

 

 

 

 

*11/11 PRE-STATION Ai

(愛知県が2024年10月のオープンに向けて現在整備中の「STATION Ai」は、世界最高クラスの海外スタートアップ支援機関・⼤学との連携を通じて、世界最高品質のスタートアップ支援プログラムをワンストップ・ワンルーフで提供し、ニューリアリティ対応型の世界初・世界最高レベルのスタートアップの中核支援拠点です。

 

 なお、STATION Aiプロジェクトとは、国内外のスタートアップ・エコシステムのネットワークを融合し、 国際的なイノベーション創出拠点の形成を図るために実施しているスタートアップ支援施策全般を指します。

 

 STATION Aiに先駆け、2020年1月にWeWorkグローバルゲート名古屋内に開設したのが「PRE-STATION Ai」であり、そこには 「あいちスタートアップワンストップセンター」を設置し、統括マネージャーを配置して、相談受付やスタートアップへのビジネス支援などを行っています。

 

 今回の訪問では、ファウンダーズプログラム(メンバーの事業成長を目的とした基幹支援プログラム)による支援を受けるStandardメンバーのうち、3社の代表者と意見交換しました。

 

 株式会社プロドローン、株式会社ミライ菜園、ビジョナリーシップ株式会社のそれぞれ、CEO(最高経営責任者)、CFO(最高財務責任者)の皆さんや、STATION Ai株式会社の統括マネージャーとの対話は刺激的であり、彼らの肌感覚による悩み(課題意識)の種など、生の声を聴くことで、市場開拓や資金調達、協業(マッチング)や出口戦略(イグジットプラン)への支援の在り方について確認することができ、STATION Aiプロジェクトにおける愛知県行政の役割が重要であることはもちろんですが、その担い方は柔軟でなければならないと強く感じました。

 

 早速、イスラエルをはじめとする海外のスタートアップ・エコシステムとの相違点などを整理して、議会審議の中で、愛知県当局に対して、あるべき支援について提案し、議論したいと思います)

 

 

 

 

 

→ 乃村豊和・ノムラカツキ展

(「見果てぬ夢」と題した今回の展示会作品も圧巻のものばかりでした。

 

 御父上の豊和先生の作品は、定評のある可憐なバレリーナの様々なシーンが見事に表現されており、また、御子息のカツキさんの作品は、ペンギンを始めとした動物がいきいきと描かれていました。

 

 持ち前のセンスとアメリカ仕込みの技術が相まって、日々見事な作品を生み出し続ける、親子アーティストの応援を今後もしていきたいと思います)

 

カツキさんと
 

*11/12 リユースマーケット

(3R活動の一環として開催されたマーケットに出掛けました。

 

 3R活動とは「Reduce(リデュース)=使用済みになったモノがなるべくごみとして廃棄されることが少なくなるようにモノを製造・加工・販売すること」「Reuse(リユース)=使用済みになってもその中でもう一度使えるモノはごみとして廃棄しないで再使用すること」「Recycle(リサイクル)=再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたモノでも再生資源として再生利用すること」の3つのRに取り組むことでごみを限りなく少なくして、ごみの焼却や埋立処分による環境への悪い影響を極力減らし、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくろうとする取組です。

 

 エコ志向の皆さんが集まって大いに盛り上がる中、可愛らしいエコバッグなどを買い求めました)

 

 

 

→ 文化展

(まず、上重原町さんに出掛けました。

 

 玄関前には新鮮野菜のマルシェが設けられ、町内の皆さんとの会話を楽しみながら、冬瓜や里芋、長芋、水菜や茄子に加えて、上重原名産と言えばマコモダケを買い求めました。

 

 会場内では、才能豊かな住民の皆さんの作品群を拝見した後、上重原町を模したジオラマを前に作者や前区長さん方との会話に暫し花が咲きました。

 

 

 

 

 次に、牛田町さんに伺いました。

 

 レパートリー豊かな作品群を拝見した後、美味しいお菓子とお抹茶をいただきながら、元区長さん方との楽しい会話に花が咲きました)

 

 

 

→ 猿渡公民館文化発表会

(講座を受講する市民の皆さんの作品(華道、書道、絵本、盆栽、手芸など)の数々は、いずれも玄人はだしの出来栄えでした。

 

 馴染みの皆さんから近況をお聞きし、時の過ぎゆく速さを実感しながら、いつもながらに力強く激励くださる先輩方に大いに元気をいただきました。

 

 和室では、美味しいお煎茶をいただきながら、楽しい会話に時間を忘れました)

 

 

 

 

 

 

 

→ 美術部門展

(市内外でご活躍の先生方の素晴らしい作品群に見入りました。

 

 特に、力強い書に見入り、その意味を噛みしめて帰りました)

 

 

 

*11/13 愛知県民茶会

(愛知県文化協会連合会の恒例行事である県民茶会に出掛けました。

 

 知立市文協からは原田宗佳先生が茶席を設けられました。

 

 いつもながらに謙虚で明るい先生には、温かくおもてなしいただき、感激しました。

 

 大勢のお客様を下にも置かない歓待ぶりは流石であり、美味しいお抹茶に大満足でした)

 

 

 

 

→ 八橋日吉山王社新嘗祭

(そぼ降る雨の中、厳かに斎行された例祭に参列しました。

 

 春に豊作を祈り(祈年祭)、秋の収穫に感謝する(新嘗祭)、稲作を中心とした営みを日本人は2千年以上繰り返して来ました。

 

 新嘗祭の「新」は新穀を、「嘗」はお召し上がりいただくことを意味しすることから、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈りします。

 

 当日は、地域の安寧と住民の皆さんの発展をお祈りしました)

 

 

 

 

→ 知立文化賞・文化奨励賞・文化芸術新人賞表彰式

(栄えある文化賞には、詩吟の深浦正孝(精正)先生が受賞されました。

 多くの詩吟愛好家の育成に努めてこられ、会長を務める三河岳精会は全国コンクールで優勝するなど、全国的に高い評価を受けていることから、今般の受賞となりました。

 

 

 続いて、文化奨励賞には、筝曲の岩瀬直子先生が受賞されました。

 市内小中学校などでの指導を続け、地域における筝曲の普及活動に力を入れながら、自身の演奏活動を東海地方を中心に続けてられていることから、今般の受賞となりました。

 

 

 そして、文化芸術新人賞には、ヤング・パティオウェーブの皆さんが受賞されました。

 パティオ池鯉鮒が開催する自主公演でフロントを担当する市内在住・在学の中高生たちによるボランティアであり、来場者に対する清々しい接客サービスに貢献されていることから、今般の受賞となりました。

 

 

 いずれも、そのご活躍ぶりは普段からよく承知しており、今回のご受賞を誉れ高く思います。

 

 本当におめでとうございました)

 

→ 文化講演会

(ウノ・カマキリ先生による「知立は知立(ともだち)~一コマ漫画家が語る、私の地元・知立~」をテーマとした講演を拝聴しました。

 

 平凡パンチのグラビア、東京新聞・共同通信・読売新聞で連載された風刺一コマ漫画や挿絵イラスト、中日新聞に連載されたモーニング戯評など、漫画界の重鎮であるウノ先生は、その功名と裏腹に非常に腰の低い思いやりとユーモアのある方です。

 

 前日入りされて、夜には元同級生と会食されたとのことであり、仲間を大切にすることの大事さを説くウノ先生の生き方を学び、手本としたいと実感しました)

 

 

 

 

#巧言令色鮮し仁

#2011年3月11日14時46分18秒

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