※10/12、間もなく11/1に開園するジブリパークの内覧会が開かれ、内部の様子がメディア向けに公開されました。

 

 ジブリパークとは、スタジオジブリの世界を再現したテーマパークであり、愛知県が愛知万博の理念を次世代へ継承するため、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内の未利用地や既存施設を再整備してオープンするものです。

 

 以前、建築・造園工事を請け負う鹿島建設(小職の古巣)の現場を視察した際には、乃村工藝社によって演示工事が急ピッチで進められており、その出来上がりを大いに期待していましたが、内覧日に目の当たりにした完成後の3エリアは共に期待以上の出来栄えであり、本当に感動しました。

 

 ちなみに、エリアごとの再現作品は、「ジブリの大倉庫」→ (天空の城ラピュタ、となりのトトロ、千と千尋の神隠し、借りぐらしのアリエッティ)、「どんどこ森」→(となりのトトロ)、「青春の丘」→(耳をすませば、猫の恩返し)です。

 また、2023年秋には「もののけの里」→(もののけ姫)、2024年3月には「魔女の谷」→(ハウルの動く城、魔女の宅急便、アーヤと魔女)が順次オープンする予定です。

 

 なお、ジブリパークには、ジェットコースターや観覧車といったアトラクションや乗り物はありませんが、森やその中の道を自分の足で歩きながら、再現されたジブリの世界を楽しむことができます。

 

 さて、私が感じるジブリ作品の魅力とは、ファンタジックでどこか懐かしさを感じる世界観に、いずれも奇想天外な物語で、神話や精神世界を描きながら、道徳的なメッセージ性にあふれており、また、登場するキャラクターも幅広く、特に、多様性に富んだ女性主人公から伝わる複雑な女性の構造や男勝りな性格に心が動かされます。

 

 また、すべてのジブリ作品に通じる世界観と主人公のキャラクターの原点と私が思うのが「未来少年コナン」であり、言わずと知れた、スタジオジブリを設立した宮崎駿氏の監督デビュー作です。

 

 「未来少年コナン」は、超磁力兵器(核兵器を超えるとされる)が使用された戦争で荒廃した未来を舞台にしたSF冒険アニメで、主人公のコナンが海岸に漂着した少女ラナを助けるところから始まり、追っ手に連れ去られたラナを救うためにコナンが大海原へと出発し、様々な苦難を乗り越えていく物語です。

 

 コナンが、文明崩壊後の絶望の世界に希望を捨てず、前向きに生き、大好きなラナのために、時にたった一人でも難敵に立ち向かってゆく姿に心打たれます。

 

 幼少期にコナンに憧れて、槍を作ったり、足の指を鍛えたり、高い所から飛び降りた経験があるのは、おそらく私だけではないと思います。

 

*10/12 議員連絡会

(議会事務局と、一般会計補正予算など議案40件の審査結果と態度、本会議運営順序などについて確認し、意見書案5件に対する態度と合わせて伝達しました。

 

 意見書案は、以下のとおり。

 

 1 流域治水の推進について

 (1)水災害の激甚化等に対応した流域治水対策を長期的かつ安定的に推進するため、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」について十分な予算・財源を確保するとともに、5か年加速化対策後も、通常予算とは別枠で確保していくこと

 (2)地方自治体の財政負担を軽減するため、防災・安全交付金の対象事業を拡大するとともに、国の負担割合を引き上げること

 

 2 地方財政の充実・強化について

 (1)増大する地方自治体の財政需要や地方歳入の動向を的確に把握し、地方の一般財源総額及び地方交付税総額の増額を図るとともに、臨時財政対策債を速やかに廃止し、これまで発行された臨時財政対策債の償還財源を確実に確保すること

 (2)新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金について、地方自治体の実情に応じて柔軟に対応できるよう、十分な財源を確保すること

 (3)令和4年度限りとされている地域デジタル社会推進費を令和5年度以降も継続するとともに、デジタル田園都市国家構想推進交付金について、複数年度にわたる事業の採択数を拡大すること

 

 3 女性のデジタル人材育成等の促進について

 (1)デジタル人材の育成等を支援する地域女性活躍推進交付金について、上限額を引き上げるとともに、複数年に及ぶ継続事業を対象事業へ追加するなど、財政的支援を拡充等することで、女性のデジタル人材育成やテレワーク環境の整備の促進を図ること

 

 4 要人への警護の強化について

 (1)都道府県警察が適切な警護を確実に実施するため、全ての警護計画案について十分な審査を受けることができるよう、審査する職員を大幅に増員するなど、審査体制を早急に整備すること

 (2)警護を豊富に経験できる派遣制度の対象人数の拡大、実践的な研修制度の拡充など、都道府県警察の警護員の能力を向上させる機会の拡充を図ること

 

 5 自動車関係諸税の抜本的見直しについて

 (1)自動車ユーザーの負担軽減や国内の自動車産業の活性化のため、自動車関係諸税の一段の負担軽減や制度の簡素化などを進め、適切な税体系を構築するとともに適正な負担水準となるよう、見直しを確実に実施すること

 (2)環境性能に優れた電気自動車等の更なる普及に向けて、期限の到来が迫るエコカー減税やグリーン化特例の延長、課税免除対象の拡大など、税制面における積極的な支援を推進すること)

 

→ ジブリパーク開園前内覧会

(11/1に開園するジブリパークの内覧に出掛けました。

 

 「ジブリの大倉庫」では、タイル張りの中央階段、空飛ぶ船に、湯婆婆ゆばーばの仕事部屋など、「どんどこ森」では、トトロの主人公姉妹の家など、「青春の丘」では、地球屋、猫の事務所を見学しました。

 

 いずれも、原作の世界観を忠実に再現しており、自分が好きな作品世界が体感できる場所を見つけて訪れていただきたいと思います)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*10/13 講演会

(スタートアップ・エコシステムの形成~スタートアップ支援拠点を活用したイノベーションヘの創出について~と題して、経済産業省 経済産業政策局 新規事業創造推進室長の石井芳明氏の講演を聞きました。

 

 「スタートアップ」という言葉は、IT企業が集積する米国シリコンバレーで使われ始め、そのまま日本に入ってきたものです。

 スタートアップとは、先進的技術やアイデアを強みに、ゼロから市場やビジネスモデル創出に挑戦する成長速度の早い企業やプロジェクトのことを指します。

 これまでにない社会価値を創造するイノベーションを生み出すことで、短期間での急激な成長を目指しています。

 革新的アイデアや最先端技術でビジネスモデルを構築し、圧倒的なスピード感で事業を展開し、新たな市場を開拓していきます。

 

 また、スタートアップ・エコシステムとは、大企業や大学の研究機関、公的機関などがネットワークを作り、スタートアップを生み出しながら発展していくシステムのことです。

 例えば、米国シリコンバレーは、GoogleやApple、Facebookといった世界的な企業が集まるサンフランシスコのベイエリア一帯を指しますが、このシリコンバレーでは自然発生的にエコシステムが形成され、シリコンバレー自体が1つのスタートアップ・エコシステムになっています。

 シリアルアントレプレナーと呼ばれる、連続して何度も新しい事業を立ち上げる起業家が多く存在し、メンター(指導者、助言者)となって継続的にスタートアップを生み出す仕組みが確立されています。

 

 日本でもスタートアップ・エコシステムへの取組は本格化しており、政府もスタートアップ・エコシステム拠点都市の形成に向けた支援を開始しています。

 

 愛知県では、2024年10月に名古屋市鶴舞公園南側に国内最大のインキュベーション施設である「STATION Ai」を開業予定です。

 スタートアップの創出・育成やオープンイノベーションを促進するために、国内外のスタートアップ支援機関・大学との連携等を通じて、様々な支援サービスを提供していきます。

 それに先駆けて、WeWorkグローバルゲート名古屋内に「PRE-STATION Ai」を開設し、スタートアップの総合支援を行っています。

 この地域の優秀なスタートアップを創出育成し、海外展開を促すとともに、世界から有力なスタートアップを呼び込むことで優秀な人材を集め、スタートアップと地域のモノづくり企業の交流を図ることにより、新たな総合的な拠点となることを目指しています)

 

→ 第46回知立文化賞・知立文化奨励賞・知立文化芸術新人賞審査委員会

(稀代の才能を遺憾なく発揮され、知立市の文化を高度に発展ささせた功績が著しい=文化賞、顕著な文化活動によって飛躍が期待される=文化奨励賞、優れた文化活動実績の上に次世代の担い手として活躍が期待される=文化芸術新人賞、それぞれに値する文化人を表彰するため、候補者の中から厳正に審査を行い、各1名を決定しました。

 

 いずれも、そのご活躍ぶりを普段からよく知る方々ばかりですので、表彰式にてご本人にお会いできるのが今から楽しみです)

 

*10/14 経済労働委員会

(追加提出された補正予算について、所管分を審議し、すべてを可決・承認しました)

 

 

 

 

→ 定例愛知県議会本会議(閉会)

(2022年度補正予算案8件(一般会計995億5,699万余円+企業会計26億4,317万余円)、ならびに条例関係議案6件、その他の議案26件の計40件を審議した結果、すべてを可決・同意し、承認しました。

 

※令和4年9月補正予算参考資料(3)

  ・高齢者インフルエンザ予防接種費補助金

 

  https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/431617.pdf

 

※令和4年9月補正予算参考資料(4)

  ・愛知県子育て世帯臨時特別給付金給付事業費

  ・公立高等学校等奨学給付金支給費

  ・私立高等学校等奨学給付金支給費

  ・私立学校経常費補助金

  ・社会福祉施設光熱費高騰対策支援金

  ・医療機関光熱費高騰対策支援金

  ・農業用用水施設電力価格高騰対策支援金

  ・子ども食堂食材費高騰対策支援金

  ・宿泊事業者高付加価値化促進事業費

 

  https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/434694.pdf

 

 加えて、国に対する意見書5件について可決しました。

 

 今回の補正予算は、その大宗が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分)となりました。

 新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行が懸念され、原油価格・物価高騰の影響が住民生活、事業経営、学校運営を直撃する現状に照らせば、更なる支援を拡充し柔軟に対応する必要があると考えます。

 

 引続き経常的に、関係行政当局に強く働き掛けてまいります)

 

 

 

*10/15 清掃ボランティア

(シルバー人材センターの先輩方とともに汗をかきました。

 

 総勢80名を超えるメンバーで約1時間の清掃(生垣剪定、落葉拾い、草むしりなど)を行ったところ、福祉の里敷地内外が見違えるほどにすっきりと綺麗になり、先輩方の手際の良さには脱帽します。

 

 先輩方は政情にも非常に明るく、いつもながらに示唆に富む沢山の話が聞けました)

 

 

 

*10/16 第53回知立市書道連盟表彰式

(子どもたちの優秀作品を表彰してきました。

 

 今回のテーマは海であり、海原、潮風など海にまつわる言葉を作品に仕上げていますが、丁寧に筆を進めるだけでなく、海への思いを馳せ、心が籠った作品ばかりでした。

 

 子どもたちの書に臨む真剣な姿勢を見るにつけ、連盟の教授陣である有名な書家の先生方の書への向き合い方と寸分の違いがないと実感しました)

 

 

 

→ 弘法命日&寺の市

(絶好の祭り日和に、各地で秋祭りが開催される中、寺の市が弘法命日と重なり、大勢の皆さんで賑わっていました。

 

 秋とは思えないような陽気に恵まれて人出が多く、沢山の笑顔と出会えました)

 

 

 

→ 厄年会設立総会

(知立神社戌亥会の皆さんの設立総会にお祝いに出掛けました。

 

 社会の第一線で活躍中の皆さんだけあって礼儀正しく、清々しい時間を過ごすことができました。

 

 皆さんとの会話も弾んで、その中から多くの気付きと元気をいただきました)

 

 

 

 

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