※10/6は各地でこの秋一番の冷え込みとなりました。

 

 この先、日中は過ごしやすい日が多いものの、朝晩は冷え込み、紅葉が進むなど一段と秋が深まりそうです。

 

 さて、秋にも七草がありますが、その謂れは万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりなのだそうです。

 

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」

(秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種ある)

「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

((それは)萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である)

 

 春の七草は、1/7に七草粥を食して1年の無病息災などを祈るものとして今も続く風習ですが、秋の七草は、その美しさを鑑賞して楽しむものです。

 

 秋といえば、紅葉がすぐ思い浮かびますが、秋の七草のように多くの草花を楽しむことができることに気付かされます。

 

 実りの秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋など、深まりゆく色々な秋を楽しみたいものです。

 

 

*10/4~5 経済労働委員会(経済産業局、観光コンベンション局、労働局、労働委員会、企業庁所管事項)

(中小企業金融課と、①事業承継支援について質疑しました。

 

 主な内容は、以下のとおり。

 

 中小企業白書によると、企業に占める中小企業の割合は99.7%で、従業員のうち約7割は中小企業で雇用されている。

 そして、日本のGDP(国内総生産)の5割以上を中小企業が担っている。

 つまり、この国の景気や経済成長の行く末は中小企業が握っているといっても過言ではない。

 

 しかしながら、中小企業庁によると、中小企業は経営者の高齢化に後継者不足も相まって、事業承継が進んでおらず、中小企業の経営者の年齢のピークも、1995年は47歳であったものが2015年は66歳となり、20年間で大きく上昇している。

 今では経営者の平均引退年齢といわれる70歳を超えて社長を務めるケースも決して珍しくはない。

 

 さらに、今後、2025年までに70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、その約半分で後継者が未定との調査結果もあり、現状を放置すると、中小企業・小規模事業者廃業の急増により、貴重な技術・ノウハウや雇用が失われるとともに、地域経済への影響も懸念されるなど、円滑な事業承継は極めて重要な課題であると認識する。

 

 事業承継支援については、地方の事業承継支援機関のワンストップ化を進める国の方針に基づき、それまで中小企業の第三者承継(M&A)支援を行っていた名古屋商工会議所の「事業引継ぎ支援センター」に、県が中心となって設置し親族内支援を行っていた「事業承継ネットワーク」の機能を統合した「事業承継・引継ぎ支援センター」が昨年4月、名古屋商工会議所に設置された。

 これによって、事業承継ネットワークで取り組んできた、事業承継の気付きを促すための事業承継診断や、事業承継計画の策定支援などの業務が移管され、国、県、事業承継・引継ぎ支援センターが連携して事業承継支援に取り組むこととなった。

 

 以降、県の取組として、後継者育成塾、フォローアップ事業、事業承継税制などを行っているが、特に、事業承継税制については、その認定事務を県で行っており、より多くの中小企業・小規模事業者に知ってもらい、制度の活用を通じて、円滑な事業承継を進めてもらうことが重要である。

 

 県として、優遇税制の活用による事業承継を促進することに加えて、事業承継・引継ぎ支援センターと連携して後継者問題の解決に積極的に取り組むよう要望しました)

 

 

 

10/4

 

 

 

10/5

 

*10/5 知立市美術展総合審査

(明日(10/6)から開催される市美展を前に、最優秀作品の選出審査を行いました。

 

 日本画(水墨画)、洋画、書、写真、工芸美術の各カテゴリーにおける優秀作品1作品ずつ計5作品の中から、毎年、最優秀作品を1点選出するのですが、それぞれ個性的な作風に甲乙つけ難く、非常に悩まされました。

 

 今年は審査員8名での審査で、写真と工芸美術がそれぞれ4点ずつで同点でしたが、同点の場合の規則がなく、最後は市長の好みで決定されることとなりました。

 

 受賞の有無にかかわらず、各作品は作者の感性が凝縮された表現物として、見る者誰もが感じ入ることができる秀作ぞろいでした)

 

*10/7 知立市南部民生・児童委員連絡協議会施設見学研修

(民生・児童委員の皆さんが愛知県知事公館、県議会議事堂、県庁舎を見学に来られました。

 

 当日は休会日でしたので、午前中を掛けてご案内することができました。

 

 場所場所において終始熱心に、施設の歴史や普段の使われ方などを担当職員に尋ねながら見学され、あっという間に予定時間が終了となりました)

 

 

 

*10/8 国際芸術祭「あいち2022」

(閉幕間近の有松地区会場に出掛けました。

 

 見通しの立たない時間のなかで、その現実に向き合い、不確かさのなかから未来を生み出すことは、現代を生きるわれわれ全てに課せられた責務であり、現代を、この瞬間を、どう生き抜くのかを考える、と謳われた今回の芸術祭では、愛知県芸術文化センターをはじめ、一宮、常滑、そして有松が会場となっています。

 

 有松の町並みには、豪壮な絞商の主屋をはじめとする数多くの伝統的な建物が残っている中、その一角に展示されている現代美術作品は異彩を放っていました。

 

 道中、愛知県建設局長の道浦さんにも遭遇し、芸術文化の創造性をまちづくりに活かす取組の可能性を探っておみえでした)

 

 

 

→ HANDSIGN LIVE

(障がいのある人もない人も一緒に鑑賞を楽しむことを目的としたパティオ知立さんによるバリアフリー企画に出掛けました。

 

 手話を交えた独自の表現方法でメッセージを届けるという、音楽とパフォーマンスで会場全ての人が楽しめるライブを展開する、HANDSIGNさんのステージに終始魅了されました。

 

 その素晴らしいパフォーマンスに、会場の皆が一体となって、一曲一曲に盛り上がりました。

 

 ライブ後には、生まれつき耳が聞こえない豊田市議会議員の中島りゅうじさんにもお会いでき、その勉強熱心さに感心するとともに、明るい満面の笑顔に癒されました)

 

 

*10/9 月釜

(久方ぶりに月釜が再開され、中野宗真先生のお席にお邪魔しました。

 

 先生や同席された皆さんとの会話も弾み、美味しいお抹茶をいただきながら、楽しいひと時を過ごすことができました。

 

 途中、安城市里町にある不乗森神社の例祭を伝える号砲が近くの圃場から打ち上げられ、その突然の轟きに一同でびっくりするハプニングも一興でした)

 

→ 知立市美術展・小中学生美術展表彰式

(市美展の表彰式に出席しました。

 

 入賞常連の方や初顔の方など、優秀作品の作者の皆さんとお話しする機会を得て、それぞれの作品のモチーフや創作活動の苦労話をお聞きすることができました。

 

 小中学生の絵画作品は一様に知立を題材にしており、何気ない日常において、まちや催事の風景を独自の角度で切り取って描いた作品は、個性的な着眼点が光るものばかりでした。

 

 子どもたちの作品群を拝見し、今後の知立市に必要なことは、子どもたちが誇れる名所や催事を創ることであり、本当に住みよいまちにすることだと確信しました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#事業承継

#美術展

#民生児童委員

#STILLALIVE

#手話べり

#喫茶

#秋祭り