※8月に入りました。

 

 陽暦(新暦)で8月の和風月名は「葉月(はづき)」と知られています。

 

 その語源には諸説あるものの、「葉月」は元々、陰暦(旧暦)の8月を意味しており、陽暦(新暦)で9月上旬~10月上旬の秋にあたるため、「葉の落ちる月」の意味で「葉落ち月(はおちづき)」が転じて「葉月」になったとする説が有力です。

 

 また、本日8/7は「立秋(りっしゅう)」です。

 

 「立秋」は秋の始まりを指し、夏の暑さがピークを迎え、秋に向けて季節が移り変わり始める日と知られています。

 

 ちょうど夏至と秋分の中間となる「立秋」を過ぎると、まだ真夏ではあるものの、日を追うごとに空などの様子が秋を匂わせ、スズムシなどの鳴き声も耳にするようになります。

 

 なお、この「立秋」の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。

 

 気象庁が発表した9/5までの1か月予報によれば、日本列島の上空に暖かい空気が流れ込み、向こう1か月の気温は高い予想で、9月まで厳しい残暑が続く見込みとのことです。

 

 内陸部を中心に猛暑日になる日もある予想で、引続き万全の熱中症対策が欠かせません。

 こまめに水分を摂り、室内ではエアコン(扇風機)を効果的に活用しましょう。

 

 また、太平洋高気圧に覆われることの多い東海地方では、降水量が平年よりも少なくなる予想で、不用意な水の利用を控えて賢く節水することも大切です。

 

*8/1 夏の安全なまちづくり県民運動

(安城警察署生活安全課と市危機管理局と共同で開催された、高齢者の皆さんに向けた、ご自宅への不審電話の撃退に有用な特殊詐欺対策機器の説明会に知立無線(チコム知立)さんまで出掛けてきました。

 

 特殊詐欺とは被害者に電話を掛けるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みなどの方法により、不特定多数の者から現金をだまし取る犯罪(現金を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカードを窃取する窃盗を含む)の総称です。

 

 愛知県内の特殊詐欺被害状況については、令和3年中では認知件数が874件(被害総額137,049万円)、令和4年6月までで380件(被害総額81,660万円)と増加傾向にあります。

 

 また、これらの被害のうち、「自宅固定電話を介して被害に遭う」割合が令和3年中では90%でしたが、愛知県警の調査によれば、特殊詐欺対策機器を設置後、「詐欺の被害に遭った」割合は0%とのことです。

 

 県内各市町村において、特殊詐欺対策機器補助金制度が設けられていますので、ご活用されますようお勧めします)

 

 

 

→ 乃村豊和展

(かねてから昵懇の芸術家、乃村先生の作品展に出掛けました。

 

 知立出身である先生による今回の凱旋展では、定評ある”バレリーナ”の題材をはじめ、愛らしい少女像から印象的な風景画まで、デッサン力、クロッキー力に優れた作品群が勢ぞろいで見応えがありました。

 

 先生によれば、モチーフや作風の変化は人生の歩みそのものであり、紆余曲折あってようやくここに辿り着いたと謙遜されておられ、無類の才能に恵まれながら、地道な努力の積み重ねがあってこその定評であると実感しました。

 

 アメリカ帰りのでランクなご性格の先生との会話で、終始楽しく過ごすことができました)

 

(場内撮影禁止のため作品写真なし)
 

*8/4 茶会

(久方ぶりにお茶席に足を運びました。

 

 市内中学生によるお点前をいただきました。

 

 普段から指導していらっしゃる森先生とも暫しお話しでき、穏やかな時間を過ごすことができました。

 

 先生の期待以上に、子どもたちの所作も正しく美しく、美味しいお抹茶と温かいおもてなしをいただきました)

 

 

*8/6 ペタンク大会

(久方ぶりにお会いする皆さんは変わらずお元気でした。

 

 対戦相手よりもビュット(的になるボール)の近くにブール(プレイヤーが投げるボール)を近づけることができれば勝ちという南フランス発祥のペタンクは、極めて高い戦略性と技術力が求められるスポーツです。

 

 淡々とプレーされているように見えて、どこにブールを置くかを瞬時に考え、その通りに投げる先輩方の眼差しと姿は真剣そのものでした) 

 

 

 

→ ドリームマルシェ

(岡崎城下家康公夏まつり花火大会の影響か人出が先週より少なめのようでしたが、それでも多くの家族連れの皆さんで賑わっていました。

 

 馴染みの友人と久方ぶりにも偶然行き交い、人を引き寄せるイベントの面白さを実感しました。

 

 市内の皆さんから定評を得られて定番のイベントなりつつあるこのマルシェが、市外の皆さんからも注目されるイベントへと飛躍されることを期待します)

 

 

 

*8/7 寺めし

(「お寺で食べよう朝ご飯」を掛け声に始まった遍照院さんで提供される朝食をいただきました。

 

 遅掛けに出向いたのですが、快く用意いただき、素敵なガラス張りのサロンで食事中だった親子連れの皆さんや副住職さんと一緒に、具だくさんのお味噌汁と鮭のお握り、ニコちゃん形のポテトフライを美味しくいただきました。

 

 食事後は、境内を蝉の声を聴きながらお参りして回りました)

 

 

→ 龍江寺

(お盆を前に、内藤魯一の菩提寺にお参りに出掛けました。

 

 内藤魯一は、福島藩の家老の長男に生まれ、幕末から明治時代を政治家として活躍しました。

 

  明治維新後、多数の士族とともに知立重原の地に移り住んで、重原藩の大参事の任を受け、士族の生活を守るために様々な行政改革や地域開発に取り組み、明治用水西井筋の開削、安城農林高校の設立、農業の振興、名古屋港の築港など、三河周辺の地域振興にも大きな業績を残しました。

 

 また、自由党党首の板垣退助とともに明治時代の自由民権運動に奔走(岐阜事件=岐阜で板垣退助が暴漢(相原尚褧)に襲われた際、内藤が駆け寄って暴漢を捕って投げ、板垣の危急を救ったことは有名)し、愛知県議会議員、衆議院議員を務めて生涯を終えました。

 

 偉大なる先人に手を合わせながら、その偉業に倣い、地域の発展と住民の皆さんの幸せのため、引続き力を注ぎ、最善を尽くすことを誓いました)

 

 

 

#August

#LingeringHeat

#特殊詐欺の入り口は固定電話

#Ballerina

#TeaCeremony

#Pétanque

#Marché

#大師茶屋

#板垣死すとも自由は死せず