※知立市議選挙の告示まで、残り2週間となりました。

 

 各陣営ともに選挙準備に余念がないことと思います。

 

 小職にも複数の陣営から選挙応援の依頼があり、この間、様々に助言や助力を続けてきたところです。

 

 例えば、立候補届出書類の作成については、新人候補者にとっては非常に難解な様式ですが、現職にあっても4年に1度、立候補回数しか作成経験がないことから、毎回手間取るものであり、その作成を当方で担っている陣営もあります。

 

 その中で例えば「所属政党証明書」に関して、国政政党の党籍がある者(党員)であっても必ずしも作成(証明)して提出する必要がないため、良く使われる手は、実は「〇〇党」に所属しているのに、選挙時には「無所属」を名乗って政党所属を隠し、〇〇党支持者以外からの得票も広く狙うという立候補者も少なくなく、実際に所属する政党を標榜しない不実告知が可能であることなど、その運用が難解で、時に不適切なのが公職選挙法の実態です。

 

 さて、選挙応援で小職が思い出すのは、遡ること14年前の2008年知立市長選で現在の市長(当時は自民党市議会議員であったものの、市長選直前に自民党を離党、市長選では民主党の推薦候補)の選挙対策責任者を担った時のことです。

 

 如何せん、自民党市議らを向こう(当時の市長は自民党市議出身で自民党の推薦候補、愛知13区の衆議院議員は自民党(現在の知事)のみ)に回しての戦いで、スタッフがいない中での選挙準備でしたので、イメージカラー、キャッチフレーズ、公約、ポスター、ビラ、ハガキ、街宣車の考案と作成、確認(政治)団体の設立など必要な準備は膨大であり、例えば、選挙事務所で言えば、場所の選定からプレハブの選定・設置、看板のデザイン・設置、什器・備品・電話・OA機器の選定・設置に至るまで、手配業者の選定を含めて一手に担い、加えて、小職所有の戦備品(街宣車やメガホンなど)も投入して、自分の選挙さながら、準備に追われたことを思い出します。

 

 新聞社から立候補者に提出が求められる「経歴調査票」の作成では、座右の銘が何か?、尊敬する政治家は誰か?など、立候補者本人が答えるべきところ、その答えさえも用意したものです。

 

 その時の目玉公約と言えば、「退職金ゼロ(ムダ遣いを止める)」でした。

 

 当時、政治家の身を切る改革(市民並み給与)を訴える現在の名古屋市長に小職から応援要請し、「退職金ゼロ」公約を必ず実現することを条件に承諾してもらい、演説会場や街頭での応援演説に奔走してもらいました。

 

 この目玉公約「退職金ゼロ」は「市長の退職金が1期4年で約2千万円は庶民感覚とかけ離れており全額カットします」と選挙公報でも高らかに宣言しており、(退職金制度の中身がどうであれ、)「税金のムダ遣いをなくすため、退職金はもらわない」と有権者に約束したものです。

 

 なお、現在の市長の退職金は、1~3期目分の約5,000万円が愛知県市町村退職金組合にプールされており、現在も毎月、4期目約2,000万円分の負担金(掛金)が知立市から組合に対して支払われています。

 

 この「退職金ゼロ」公約は、初当選時には特に、庶民感覚に見合った身を切る潔さがあるとして有権者の支持を集め、以降の市長選でも「退職金ゼロ」公約を掲げ続けることで当選に大きく寄与してきたものであり、「退職金はもらわない」という有権者との約束を果たす重い責任を負うものであって、よもや退職時になって、制度上、「もらわないわけにはいかない」という詭弁が通るはずもありません。

 

 事程左様に、選挙時の公約は、有権者にとって耳触りが良く、受け入れやすい項目を並べ立てがちであり、他方で、実現の段階で都合の良い理由を並べて反故にする、約束違反が横行しています。

 

 従って、有権者としては、立候補者の公約やそれを記載する選挙ポスター、ビラ、公報、ハガキ(立候補者作成の後援会報やホームページなどは尚更)の内容の真偽を精査し、それを訴える立候補者の政治家としての適否を正しく見極めることが必要です。

 

 

*7/12 大村ひであき西三河政経懇談会

(毎年恒例の知事との懇談会に出席しました。

 

 本県肝いりの政策としては、スタートアップ支援施設「ステーション Ai」におけるエコシステムの構築によって、本県モノづくり産業のデジタル化、グローバル化、カーボンニュートラル化を促し、イノベーションを生み出すことを目指しており、知事から専らその話題が語られると期待していましたが、知事からは、11/1開園予定のジブリパークの整備について時間を割いて語られ、それだけ思い入れが強いことを実感しました。

 

 会場では、久方ぶりに馴染みのある近隣市長や市議、同僚県議、経済人と懇談でき、有意義な時間が持てました)

 

 

*7/14 入会池ギャラリー展

(パティオ知立にて、①中日写真協会知立支部、②TPC=宝町写真クラブ、③フォトクラブ風の皆さんの写真展に出掛けてきました。

 

 先日の中日写協刈谷支部展同様、素晴らしい作品群を前に撮影者の皆さんから撮影時の苦労話などを伺いながら、楽しく見て回ることができました。

 

 一方、コロナ禍の2年半を振り返りながら、先輩世代にとっての日常やクラブ運営の難しさなどをお聞きし、感染第7波に突入する中、感染防止と社会経済活動の両立の難しさを痛感しました)

 

中日写協知立支部

 

宝町写真C

 

フォトクラブ風

 

*7/15 夏の交通安全県民運動

(アピタ知立店さんにて、ドライバーのマナーアップ啓発活動を行いました。

 

 夏休みに入るにあたって、子どもたちや地域の交通安全意識の高揚のため、安城警察署、交通指導員さん、虹色の会の皆さんとともに、交通事故に気を付けるよう呼びかけを行いました。

 

 不幸にも、前日7/15には知立市内で交通死亡事故が発生しています。

 

 ドライバーの皆さんには特に、歩行者である高齢者やこどもたちの目線で考え、特に生活道路を走行する際にはいつでも止まれるよう十分にスピードを落とすよう心掛けをお願いします)

 

 

*7/17 小林会 筝曲定期演奏会

(富江先生から毎年ご案内いただく恒例の演奏会に出掛けました。

 

 今回で65回の節目を迎える演奏会では、先生自らの卓越した演奏はもちろんのこと、社中の皆さんの素晴らしい演奏に心打たれました。

 

 会場一杯の皆さんとともに、暫し穏やかな雰囲気を楽しめました)

 

 

 

#不実告知

#愛知県知事

 

#交通死をなくす

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#八木節スケルッツオ