※5/15から知立公園花しょうぶまつりが始まりました。

 

 間もなく5月中には盛りを迎える花しょうぶは大方開花し、色とりどりの顔をのぞかせています。

 

 ちなみに、この知立公園には昭和30年代に3回にわたって、明治神宮から花しょうぶが下賜されたことがあるそうです。

 

 明治神宮は代々木(東京都)にある神社であり、明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としてお祀りしています。

 

 明治神宮が出来る前の付近一帯は「南豊島御料地」と呼ばれる皇室の所有地で、現在の御苑一帯を除いて畑が広がっていましたが、明治36年頃、明治天皇がお身体のお弱かった昭憲皇太后の運動のため、遊歩庭園として整備されたのが、現在の社殿南側にある御苑です。

 

 その御苑に明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせられたのが、花しょうぶでした。

 

 明治45年に明治天皇が、次いで大正3年に昭憲皇太后が崩御になり、大正9年にその御霊をお祀りするため、両陛下に特にゆかりの深い代々木の地に明治神宮が創建されました。

 

 なお、神宮造営当時の花しょうぶは、江戸系の80余種であったと伝えられています。

 

 

 

 

 さて、先週5/12には、間もなく(5/27)開催予定の臨時県議会に提出予定の補正予算案=一般会計145億2,181万余円1件、並びにその他の議案3件の計4件について、財政当局からレクがありました。

 

〇主な補正内容

 

 1)新型コロナ対策関連事業

 

  1. 自宅療養者配食サービス提供体制確保事業費:4,608,249千円

  自宅療養者の増加に伴う配食サービスに要する経費の増額

 

  2. 自宅療養者・宿泊療養者医療費補助金:9,634,390千円

  自宅療養者の増加に伴う往診や訪問を行う医療機関・訪問看護ステーションに対する支援の増額

 

  3. 子育て世帯生活支援特別給付金支給費:204,682千円

  対象:児童扶養手当受給世帯、公的年金給付等により児童扶養手当の支給を受けていない世帯、新型コロナ感染症の影響で直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準まで下がった世帯

  支給額:児童1人当たり 50,000円

 

 2)新型コロナ対策関連事業以外の事業

 

  4. 革新事業創造戦略推進事業費:74,407千円

  革新事業創造戦略会議の開催、革新事業創造戦略の策定、革新事業創造提案プラットフォームの構築・運用

 

 臨時県議会に臨んでは、新型コロナ感染防止と県民生活や事業活動の回復の両立に向けた支援についてなど、提案し審議したいと思います)

 

 

*5/16 市町村ゼミナール開講記念講演

(前つくば市副市長の毛塚幹人氏を講師とし、「官民共創による都市経営」をテーマにした講演会に参加しました。

 

 毛塚氏は、副市長として1期(4か年)の任期内であらゆる政策課題を解決させることを決め、極めて早いスピードで失敗を恐れず、柔軟な発想の下で政策を展開されたとのことです。

 

 改めて、自治体経営には、リーダー(市町村長)の才覚・力量が極めて重要であることを改めて痛感しました。

 

 現在の地方自治体(市町村)においては、役所内のシステムをはじめとして、住民サービスにおいても、時代の変化のスピードに大きく遅れているのが実態です。

 

 毛塚氏は副市長の任期開始前の2週間のうちに、1期4か年で成し遂げなければならない政策をあらゆる人脈を駆使して練り上げ、それを更に、任期開始時から政策実行の端緒を開くための「100日プラン」として集約してまとめ、初めから猛ダッシュで山積する課題に対応したそうです。 

 

 とかく、ルーティン(お決まりの日課や業務)をこなすことに汲々とするのみで、戦略的思考能力や実践力・突破力に欠け、新しい挑戦や(スタート)ダッシュをしない(総じて、失敗を恐れる)自治体経営者(市町村長)を目の当たりにする度に、シビル・ミニマム(地方自治体が住民のために保障しなければならない最低限度の生活環境)でさえ、自治体間で格差が生じている原因はそこにあると痛切に感じます。

 

 市に対する不満解決を求めて、市民の皆さんから小職に寄せられる案件を紐解けば、得てして、市長や市職員が持つ独善性がゆえであり、直訴する市民の視点を正確に想定し理解することができないことが原因であると分析できます。

 

 新しい時代における自治体の役割と必要な政策制度とは何か、加えて、山積する課題解決のためとして採用した政策制度が民意を反映したものか、市民の視点に立って考え、スピード感を持って挑戦することが自治体経営者には求められています)

 

*5/19 愛知県行政書士会碧海支部総会

(行政書士の皆さんの年次総会に出掛けました。

 

 日頃から生活者目線で役所に提出する書類等を正確かつ迅速に作成するとともに、法律、政令、条例、規則などを体系的に把握して、役所の無理解や未熟知による申請不受理を正すなど、市民の生活上の利益を守ってくださっています。

 

 法律や条例の趣旨を理解すれば、無闇に門前払いできないはずのところ、得てして役所は前例に照らして安直に判断しがちですが、担当職員の誤った解釈を正し、あるいは正しい解釈に読み替えるよう促すことは、小職の役割と重なるところが大きく、市民の権利を守るための日頃の奮闘話で盛り上がりました。

 

 地方自治体は久しく、全国どこにおいても、政策標準としてのシビル・ミニマムを採用することによって、画一的(同水準)な行政サービスの提供が目標とされてきました。

 

 現在では、シビル・マキシマム(個別性かつ柔軟性を持った自治体運営)が全国的に目指され、「他に負けない」という政策制度を創り出して差別化が図られていますが、依然、シビル・ミニマムをせいぜい維持するのみという自治体も少なくなく、通常の住民サービスにおいてさえ、市民の視点に立って考えるという基本姿勢が守られていない自治体は厳に正さなければなりません)

 

 

*5/20 弘法命日

(当日の天気は午後から雨予想でしたので、午前中早めに出掛けましたが、途中から雨が降り出しました。

 

 天気の影響もあって露店と人出は少なく、寂しい縁日でした。

 

 ご仏前にお参りし、馴染みのお店で買い物を済ませて、足早に帰路につきました)

 

 

 

→ 皐月盆栽展示会

(長らくお付き合いのある知立さつき会の皆さんの作品展示会に出掛けました。

 

 一輪の花に複数の花色で構成される咲き分け品種は、江戸時代から改良が続けられており、人工授粉(交配)によって新しい品種を得ることができるそうです。

 

 会員の先輩方は高齢化が進んでおり、積もる話として、栽培の苦労や会の存続だけでなく、年金収入や介護生活など、多岐にわたる心配事をお聞きしました)

 

 

 

*5/22 知立ドリームマルシェ(プレオープン企画)

(知立駅周辺に賑わいを取り戻すため、知立市商工会さんがかねてより市に要望してきた事業が本年度ようやく始まりました。

 

 駅北にある再開発ビル「エキタス知立」西側隣接道路の知立南北線は幅員30メートルで整備予定ですが、その用地の一部が現在遊休地となっており、その有効活用によるイベント(マルシェ)開催が月1回程度予定されています。

 

 当日はプレイベントでしたが、開始時刻前から大勢の皆さんが詰めかけて熱気を帯び、関心の高さを物語っていました。

 

 鉄道高架下利用について、人が集い楽しめる場所として整備すべきと長らく市に提言してきましたが、この賑わいを見て、確信を持ちました)

 

 

 

→ 献血協力

(知立ライオンズクラブさんの計らいで、アピタに献血会場が開設されたので、協力に出掛けました。

 

 午前中最後の番でしたので、待ち時間なくスムーズにバスに乗り込んだところ、知り合いとその息子さんが連れ立って献血に協力しておられ、微笑ましく感じました。

 

 毎回この会場では、100名程度の協力者がいらっしゃるそうで、新型コロナの長期化で必要な献血量が確保できない中、少なからぬ皆さんの協力に感謝しながら、自ら献血に臨みました)

 

 

→ 雅楽演奏会

(花しょうぶまつり開催中の知立公園にて、雅楽演奏が披露されました。

 

 以前、まつり期間中に演奏会を開催したいと相談のあったものが毎年の恒例行事となり、楽しみにして出掛けました。

 

 雅楽は、奈良・平安時代に日本へ伝えられた音楽や舞と、日本に古来からあった舞楽や平安時代に作られた歌曲も含まれるそうです。

 奈良時代・平安時代、雅楽の演奏は宮廷、寺院や神社において演奏され、その後、京都・奈良・大阪の専門演奏家によって伝承され続け、明治時代に宮内庁式部職楽部が創設され、伝承されているとのことです。

 

 花しょうぶに囲まれながら、勇壮な雅楽を聴くことができ、穏やかな昼下がりのひと時を楽しみにしました)

 

 

→ 猿渡川からの取水開始(農業用応急水源確保)

(明治用水頭首工で起きた漏水事故では、工業用水の利用が再開されましたが、農業用水は利用停止が続いています。

 

 そこで農業用応急水源の確保のため、5/21、大谷川から取水を開始したのに続き、本日5/22、豊田市内(和会町西鷺蔵)を流れる猿渡川から応急ポンプ5台を使用して取水し、明治用水幹線水路に放水し始めました)

 

 

 

#うつせみの代々木の里はしずかにて都のほかのここちこそすれ

#自治体格差

#勝つか負けるか

#死ぬか生きるか

#街の法律家

#民は之に由らしむべし之を知らしむべからず

#明治用水土地改良区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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