愛知県では、昨日(3/3)時点の新規感染者数が4,808人、入院患者数が1,681人で稼働病床使用率60.2%(1,136人/1,888床)となり、感染拡大が継続すると、病床がひっ迫し、必要な医療を提供できなくなる極めて厳しい状況です。
本日(3/4)、国において、愛知県を含む15都道府県について、”まん延防止等重点措置”の期限を3/21まで延長することが決定されました。
本県では、国の基本的対処方針に基づき、本日(3/4)16時から愛知県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、直ちに、3/21まで”まん延防止等重点措置”を講じることとしました。
【実施期間】
3/7月曜日~21月曜日までの15日間
【措置区域】
県内54市町村
【要請項目】
①不要不急の行動の自粛
→混雑した場所や感染リスクが高い場所を避けて
②県をまたぐ不要不急の移動自粛
→まん延防止等重点措置区域の適用都道府県への移動を控えて
③高齢者等への感染拡大の防止
→高齢者・基礎疾患のある方に配慮
④基本的な感染防止対策の徹底
→感染しない、感染させない
⑤飲食店等に対する営業時間短縮等の要請
→〔認証店〕期間を通して1)5~20時(酒類提供禁止)又は2)5~21時(酒類11~20時)、〔その他の店〕5~20時(酒類提供禁止)
⑥飲食店等以外に対する感染防止対策の要請
→入場者の整理誘導、マスク着用の周知等
⑦業種別ガイドラインの遵守等
→全ての施設で感染防止対策を自己点検
⑧生活・経済の安定確保に不可欠な業務の継続
→十分な感染防止対策を講じつつ、業務を継続
⑨テレワークの推進等
→テレワークやローテーション勤務の推進
⑩職場クラスターを防ぐ感染防止対策
→休憩室等での注意周知
⑪事業継続計画(BCP)の点検・策定
→事業継続計画(BCP)を点検し、未策定の場合は早急に策定
⑫イベントの開催制限等
→感染防止安全計画策定イベント:収容率100%かつ人数上限20,000人
⑬3月・4月に行われる行事等での対策
→人と人の距離の確保、大声での会話自粛
⑭学校等での対応
→感染リスクが高い学習活動の自粛、部活動の合宿は自粛
⑮保育所、認定こども園、幼稚園等での対応
→感染リスクが高い活動の回避、可能な範囲で一時的にマスク着用を奨める
⑯高齢者施設等での対応
→「介護現場における感染対策の手引き」に基づく対応を徹底
感染拡大防止に向けて、引続きご理解とご協力を強くお願いいたします。
※愛知県の取組
①新たな宿泊療養施設を順次開設
②感染不安を感じる無症状者等を対象に無料でPCR等検査を実施
③ワクチンの3回目接種を国、市町村、医療機関、医師会等関係団体、企業・大学等と緊密に連携し、希望者全てに円滑に推進
④3回目接種の接種間隔を6か月に前倒すとともに、医療従事者等に対する接種券なしの接種を積極的に推進
⑤飲食店等の感染防止対策の向上を図るため、あいスタ認証制度の普及
◎まん延防止等重点措置の実施に伴い、営業時間短縮要請に係る協力金を交付します。
〇対象期間:3/7月曜日~21月曜日の15日間
〇対象:全ての飲食店等
※飲食店営業許可または喫茶店営業許可が必要
1. ニューあいちスタンダード認証店 → ①または②
①営業時間短縮(5~21時)+酒類の提供(11~20時)
・中小企業
売上高に応じて2.5~7.5万円または売上高減少額の4割(最大20万円)=1店舗1日当たり
・大企業
売上高減少額の4割(最大20万円)または前年度若しくは前々年度の1日当たり売上高×0.3のいずれか低い額=1店舗1日当たり
※支給要件:ニューあいちスタンダードの認証ステッカーを掲示
②営業時間短縮(5~20時)+酒類の提供(取り止め)
・中小企業
売上高に応じて3~10万円または売上高減少額の4割(最大20万円)=1店舗1日当たり
・大企業
売上高減少額の4割(最大20万円)または前年度若しくは前々年度の1日当たり売上高×0.3のいずれか低い額=1店舗1日当たり
2. その他の店
①営業時間短縮(5~20時)+酒類の提供(取り止め)
・中小企業
売上高に応じて3~10万円または売上高減少額の4割(最大20万円)=1店舗1日当たり
・大企業
売上高減少額の4割(最大20万円)または前年度若しくは前々年度の1日当たり売上高×0.3のいずれか低い額=1店舗1日当たり
※支給条件:①業種別ガイドラインを遵守、②県の安全安心宣言施設に登録し、PRステッカーとポスターを掲示
※愛知県感染防止対策協力金(3/7~21実施分)の実施概要について:
https://www.pref.aichi.jp/.../covid19.../220304kyoryoku.html