11/9 一般会計・特別会計決算特別委員会(福祉医療費、農林水産費)

(福祉医療費に関して、私からは、福祉・介護人材確保対策費のうち、①外国人介護留学生奨学金給付等支援事業、および②外国人介護人材受入セミナー開催事業、③外国人介護人材受入施設等環境整備支援事業について、質疑しました。

 

外国人介護人材の受入れについては、我が国では2008年より、①EPA(経済連携協定)に基づき、インドネシア、フィリピン、ベトナムから、外国人介護福祉士候補者の受入れを行ってきた。

 

また、2017年9月には、②在留資格「介護」の追加、11月には③技能実習制度に介護職が追加されている。

 

さらには、2018年末の出入国管理及び難民認定法の改正に伴い、2019年4月より、④在留資格「特定技能」が新設され、介護分野での受入れが開始されている。

 

今後、これら4つのルートを入口に、外国人介護人材の受入れ拡大が進んでいくことが見込まれる。

 

本県における受入れ状況については、以下のとおり。

 

①EPA介護福祉士候補者受入れ状況は、H30:64人、R元年:68人、R2年:20人。

②介護留学生在籍状況は、H30:45人、R元年:141人、R2年:179人、R3年:222人。

③技能実習「介護」計画認定状況は、H30:111人、R元年:570人、R2年:514人。

④特定技能1号「介護」受入れ状況は、R元年:5人、R2年:154人。

外国人介護人材は、新型コロナによる来日制限の影響を除けば、年々に増加している。

 

我が国では、介護業界の人材不足問題が年々深刻化しており、そうした中で、人材確保策の柱の1つとして期待されている証左。

 

外国人介護人材が本県の介護現場で定着し活躍できるよう、彼らを受け入れた後の人材育成やキャリア支援が重要。

 

そこで、本県では、外国人介護留学生への学習支援や奨学金給付、外国人介護福祉士候補者への学習支援、外国人人材の受入れを検討している介護事業所へのセミナー開催、外国人介護人材の技能向上研修支援などと行っている。

 

外国人介護人材の受入れについては、様々な条件や制約、費用もかかることなどから、介護現場では外国人人材の受入れは難しいとの声も少なくない。

 

また、現場に就労してからも介護技能や技術力、日本語やコミュ二ケーション能力などの問題から長続きせず、離職し帰国したとの事例も依然ある。

 

彼らの母国の文化を理解、尊重し、言語や宗教などさまざまな面で丁寧なケアをしていくことがカギである。

 

我が国では、2025年問題と言われるように、2025年度に必要とされる介護職員数は、2019年度の介護職員数と比較して約22万人不足し、その不足数は年々増加することが推計されている。

 

政府は、外国人介護人材の受入れは、介護分野の労働力不足への対応ではないとし、介護人材の確保については、国内人材の確保対策を基本とするとしている。

 

本県における外国人介護人材の受入れへの着実な支援の取組を進めるよう要望するとととに、国内人材の確保についてもしっかりと取組むよう要望しました。

 

農林水産費に関して、私からは、①6次産業化支援事業費、②農地集積推進事業費、③鳥獣被害防止総合対策事業費補助金、④農業委員会交付金等、⑤農業協同組合指導事業費、⑥農業総合試験場管理運営事業費、⑦産地パワーアップ事業費補助金、⑧野菜集団産地整備事業費補助金、⑨畜産総合センター管理運営事業費、⑩豚舎整備費、⑪水産業強化対策整備事業費補助金、⑫漁港整備事業費補助金、⑬水産試験場管理運営事業費について、各事業内容と当初予算比執行残理由を事前に、当局にレクを求めました。

 

いずれも、コロナ禍で計画事業が行えず、執行残については減額補正したものですが、コロナの影響が直撃した農林水産業界への適切な事業執行を要望しました)

 

 

 

11/12 行財政改革・地方創生調査特別委員会

(あいち「ツウ」リズムについて、東海学園大学経営学部の横山客員教授を参考人として、私からは、観光施策推進に関して温度差がある愛知県内54市町村に対して、地域資源探しを促すために必要な県の役割について質疑しました。

 

観光において県を立てる条件としては、気候、自然、文化、食が挙げられるが、愛知県にはいずれについても豊富に備わっているため、観光立県にふさわしい。

 

「ツウ」リズムとは、観光に興味がない市町村を巻き込んで、コンテンツの発見と磨き上げ、関係事業者の商品化を図り、観光パッケージ化することにあるが、県全体の機運は高揚していない。

 

そこで、観光施策は市町村任せにせず、県が率先して、地域資源を掘り起こし、パッケージを構築していく中で、市町村のやる気を鼓舞することが必要。

 

具体的には、県として、民間企業の協力、在住外国人の協力、大学との連携、スポーツとのコラボ、MICEの誘致など、多面的な各ステークホルダーとの協働を目論み、県全体をキャンペーンに巻き込むことが重要。

 

県のリーダーシップによる県内54県市町村の魅力発見と情報発信を要望しました)

 

 

 

11/13 美術部門展

(日本画、水墨画、洋画、書、写真など、秀作が勢ぞろいの会場を見て回りました。

 

作者の皆さんから製作秘話を伺いながら、楽しい時間を過ごせました)

 

 

 

→ 猿渡公民館文化発表会

(公民館講座の受講者の皆さんの成果発表を拝見しました。

 

生け花、盆栽、折り紙、手芸、絵手紙、写真など、力作ぞろいで、作者の皆さんとも楽しくお話しすることができました)

 

 

 

 

→ 文化祭

(牛田町、上重原町さんに出掛けました。

 

コロナ禍の影響で軒並み町内行事が中止となる中、久方ぶりにお会いする各町内の皆さんと積もる話に花が咲きました。

 

皆さんの逸作を拝見しながら、秘めたる才能の豊かさに感心しました)

 

 

 

 

 

 

 

11/14 八橋日吉山王社新嘗祭

(今年の収穫を感謝しつつ、玉串を奉奠しました。

 

併せて、来年の五穀豊穣と地域の繁栄、ならびに疫病退散をお祈りしました。

 

一般に、農村における秋祭りでは、農耕を守った田の神が秋の収穫祭を境に人里離れた山に去る、山送りの習俗として全国的に残されています)

 

 

 

→ 秋の山車文楽公演

(屋外での公演とあって、秋晴れの下、景気良く、二人三番叟から始まりました。

 

竜北中学校山車文楽部の生徒さんたちの初々しさや、ベテラン勢の老練さが相まった熱演に感動しました。

 

世代を超えた伝統文化の伝承が円滑に進むことが実感できる、素晴らしい公演でした)

 

 

 

→ 知立文化各賞表彰式

(先日審査した文化各賞の受賞者の皆さんに祝意をお伝えしました。

 

これからも、展覧会やコンサートなど、様々な場面でそのご活躍ぶりを拝見できることが楽しみです。

 

短い時間でしたが、文化に秀でたる受賞者の皆さんとお話しでき、彼らの放つエネルギーを感じることができました)

 

 

 

→ 文化講演会

(”魅力的に若々しく生きる”と題して、沢木順さんによる歌あり、笑いありの講演会に参加しました。

 

沢木さんは、東宝ミュージカルにてファンタスティックス、劇団四季にてコーラスラインやキャッツ、オペラ座の怪人で主役を務めた名優です。

 

当日は、名優たる素晴らしい歌声と躍動感あふれる華やさに感じ入りました。

 

業界の大物らしく、悠揚たる物腰に、てらいのない語り口調が魅力的で、あっという間に時間が過ぎ去りました。

ちなみに、会場全員で大合唱した”あざみの歌”は、沢木さんの御父上が作曲なさったことを初めて知りました)

 

 

 

 

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