9/20 敬老の日
(県内在住の、今年、数え100歳(1922年=大正11年に出生)を迎えられた高齢者の皆さんは、合計2,170人(8/15現在)であり、その内訳は男性378人、女性1,792人です。
100歳の皆さんが生まれた1922年に起きた出来事で主なものを挙げると、 元内閣総理大臣の大隈重信や山縣有朋が死去、ワシントン軍縮会議が終了、ワシントン海軍軍縮条約・九か国条約に調印、 エジプト王国がイギリスから独立宣言、日本共産党が結成、ムッソリーニがイタリア首相に就任、 オスマントルコ帝国が滅亡、ソビエト社会主義共和国連邦が成立などであり、歴史の授業で習った遥か遠い昔の史実ばかりで驚きます。
また、今も馴染み深い出来事としては、江崎商店=現江崎グリコが栄養菓子グリコ(10粒5銭)を発売、現不二家がショートケーキを発売(1個8銭)、カルピスが水玉模様包装紙(青地に白の水玉)とキャッチフレーズに初恋の味を採用、フランク・ロイド・ライトやアインシュタインが来日、少年団日本連盟(ボーイスカウト日本連盟)が結成、第1回早慶対抗ラグビーが開催など、100年の年月を経て、今なお身近に感じるものばかりで感心します。
※大正末期の大卒サラリーマンの初任給(月給)は、おおよそ50円。
大正時代の日本は、(明治時代における日清、日露戦争の勝利を経て、)第一次世界大戦に参戦し、連合国陣営に属して勝利。
列強の一国としての地位を強固にし、(戦勝によって、)債務国から債権国へ転換しました。
国内の中流層には大正デモクラシー(民本主義)が台頭し、一般民衆と女性の地位向上に注目が集まり、西洋文化の影響を受けた新しい芸術が普及。
国中に自由で開放的な思想が広まり、大衆文化や消費文化が開花しました。
一方、戦争によってもたらされた好景気(大戦景気)が、終戦に伴って終了。
大正9年=1920年には不況(戦後恐慌)が発生し、慢性不況が長期化しました。
また、大正12年=1923年には関東大震災が発生。
急激な経済的浮沈と時代変化に対応できず、世の中は一気に暗いムードに転じ、ファシズムへの道に進んでいきます。
今年、100歳を迎えられた先輩方は、我が国の戦争の歴史を含む、大正、昭和、平成、令和を生き抜いた証人であり、後進の私たちに多くの示唆を与えてくださいます。
その経験と知恵にしっかりと学んでいきたいと思います。
先輩世代の皆さんの更なる健康長寿を心からお祈り申し上げます)
9/22 ワクチン大規模集団接種会場における予約なしによる接種の実施決定
(県の大規模集団接種会場においては、従来からLINEアプリを活用した予約受付を行っていますが、このところ、予約枠に空きが生じてきていることから、一部の会場において予約なしで当日、接種を受け付けることとしました。
※予約なし接種可能な会場や日時については、県ホームページにてご確認ください。
https://www.pref.aichi.jp/.../wakuchinsesshu-0924.html
〇9/27月曜日
会場/開設時間/最終受付時間
①名古屋空港ターミナルビル/9~21時/最終20時
②藤田医科大学/12~22時/最終21時
③愛知医科大学メディカルセンター/13~20時/最終19時
④藤田医科大学岡崎医療センター/12~20時/最終19時
「接種対象者」
県内に在住、在勤・在学する若者等
※12歳から15歳までは保護者の同伴が必要です。
「必要書類」
①接種券
②本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証等)
※各会場の2回目接種日は、1回目接種日の4週間後の同一曜日・時間となり、2回目接種の予約は不要です)
→ お!月見JAZZコンサート
(毎年楽しみにしている月夜にジャズ音楽を楽しむ会に出掛けました。
昨晩の仲秋の名月に続き、今晩もあいにくの空模様により、月を愛でることは叶いませんでした。
当日は、ホール内にジャズ好きがつどい、ラテンジャズを楽しむことができました。
最初の曲は、”ブルームーン”。
“Once in a blue moon”というフレーズを、”稀なこと”という意味で使いますが、”ブルームーン”とは現在、一般的には、カレンダー(1~12月)のどれかひと月の間に現れる、”2度目の満月”を指して呼ぶのだそうです。満月はおよそ29.5日間隔で現れるため、”ブルームーン”は2.5年に1回程度しか現れない計算となります。
なお、”ブルームーン”と元々呼ばれていた満月とは、ひとつの季節(春・夏・秋・冬)の間に通常3度現れる満月が4度現れる場合があり、その場合の”3番目の満月”指していたそうですが、現在は前述のとおり、その月に現れる”2度目の満月”のことを指すようになったそうです。
いずれも、”稀な月”と呼ぶに相応しく、神秘的で素敵な情景を思い起こさせます。
当日の”ブルームーン”の演奏はラテンアレンジで、トランペット、トロンボーン、ピアノ、バス、パーカッション、ドラムスそれぞれの超絶技巧なフレーズやアドリブは躍動的でした。
ちなみにこの曲は、古くから様々なアーティストによって唄われていますが、ジュリー・ロンドンが優しい声で唄う”ブルームーン”には心が癒されます。
そして、その歌詞の中には、主人公が夢のない孤独の中でようやく見つけた愛を、”ブルームーン”がそっと見つめている情景が唄われており、涙を誘います。
ふと、今年の秋の夜長に、コーヒーと音楽を楽しむ時間が持てると良いと思いました)
9/24 定例県議会本会議
(県政の重要課題について、知事から答弁がありました)
9/25 ペタンク大会
(このところ、高温続きの毎日ですが、国道高架下は日陰で風が通り抜けるため、秋らしく涼しく感じました。
コロナ禍で久方ぶりにお会いする皆さんはいずれも、変わらずお元気で安心しました。
この球技は非常に戦略性の高い試合運びが必要とされ、マスクで表情が見えない一方、眼は真剣そのものでした)
9/26 ちりゅっ子かふぇ magocoro
(フードパントリーに出掛けてきました。
生憎の雨天にもかかわらず、会場=西町公民館前には長い列が出来上がりました。
知立団地から訪れたお子さん連れの方もいらっしゃり、支援の輪が広域に渡ることを実感しました。
愛知県では、”子どもの貧困対策の推進に関する法律”に基づき、2015年3月、”愛知県子どもの貧困対策推進計画”を策定し、各種取組を進める中で、実効性のある子どもの貧困対策を実施するために不可欠な生活困窮世帯の子どもの生活実態を把握するため、2016年12月、県内全域を対象として”愛知子ども調査”を実施しました。
この調査によって、本県の子どもの貧困率は5.9%、県内で推計7万人以上の子ども(17歳以下)が全国の一般世帯の半分以下の所得で生活している実態が判明するなどの結果を踏まえ、2018年2月、すべての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、夢と希望を持って未来にチャレンジできるよう、”子どもが輝く未来へのロードマップ”を作成し、①教育の機会の均等、②健やかな成育環境、③支援体制の充実の3つの視点から、子どもの貧困対策を進めています。
更には、2019年3月、子どもの貧困対策を一層充実・強化するため、”子どもが輝く未来基金”を創設し、児童養護施設入所児童等の自立支援や子ども食堂への支援、子どもの学習支援の取組を強化しています。
例えば、子ども食堂に関しては、この基金を活用した”愛知県子ども食堂推進事業費補助金”により、子ども食堂の開設や子ども食堂における学習支援、子ども食堂での感染症対策への補助を行っており、2017年度に56か所であった子ども食堂の数は、2020年度には175か所にまで増え、2022年度に200か所という設置目標が達成できる見込みとなっています。
これからも、子どもたちに夢と希望を届けるために、皆さんと力を合わせるとともに、自らの持ち場において力を注いでまいります)
→ 千燈供養祭前夜祭
(遍照院の境内には、思い思いの願いが込められた灯籠が大小、数々献じられていました。
傍らでは、”寺の夜市”が開催されており、例年、静かな境内もこの日(9/26)は大勢の参拝客の皆さんで賑わいました。
明日(9/27)の弘法命日は、柴燈大護摩祈祷が執り行われますが、定例県議会本会議のため、代わりに本日、疫病退散と厄災消除を祈願しました。
千燈祭を迎え、これから本格的な秋の到来となります)