8/31 臨時愛知県議会

(臨時議会において、一般会計補正予算総額458億9,837万余円について、可決・承認しました。

 

※福祉医療委員会にて、私からは、まず、新規陽性者が宿泊療養施設に円滑に入所できるよう、①入所希望者の搬送能力の強化(搬送車両の増車等)と、②確保室数における有効稼働室数の最大化、③新規陽性者数増加に連動した必要施設の確保(東三河および尾張地区)を要望しました。

 

次に、④自宅療養者に対する医療の宿泊療養者並み化(24時間体制のオンライン、電話、訪問診療・看護による健康観察、ならびに酸素投与)、医療機関の病床使用率増加に連動した、⑤宿泊療養施設における医療行為の検討(抗体カクテル療法等)、ならびに補完施設として、⑥酸素ステーションや、⑦臨時医療施設の必要性の検討を要望しました。

 

続いて、ワクチン接種を促すインセンティブ付与について、適切な時期と効果的な内容を考慮の上、⑦ワクチンパスポートの運用の検討を要望しました。

 

加えて、国で検討している、⑧交差接種、ならびに⑨ブースター接種の運用を見据えた体制の整備を要望しました。

 

愛知県内の最新感染動向は、新規陽性者数をはじめ、陽性率、入院患者数、ならびに重症者数ともに危険領域を脱することができていません。

 

引続き、医療提供体制の強化をはじめ、9/12までの緊急事態措置の影響を受ける住民生活、事業経営、学校運営の更なる支援を拡充していく必要があります。

 

今後も関係行政当局との経常的な協議の中で、実態に即した支援策を働き掛けてまいります)

 

 

 

 

 

9/3 愛知県財政課レク

(9/17からの定例県議会を前に、提出予定の補正予算案=一般会計192億3,776万余円1件+特別会計2,300万余円2件、並びに条例関係議案7件、その他の議案32件の計42件について、総務局からレク=説明を受け、質疑しました。

 

〇主な補正内容は以下のとおり。

 

 1)新型コロナ対策関連事業

  1. 重点医療機関設備整備費補助金:2,404,610千円

  重点医療機関(病棟単位で新型コロナ患者を受け入れる医療機関を県が指定)における高度医療設備(超音波画像診断装置、CT撮影装置等)の整備への支援

 

  2. 救急・周産期・小児医療機関院内感染防止対策事業費補助金:847,656千円

  院内感染防止のための設備(簡易陰圧装置、HEPA付空気清浄機等)整備への支援

 

  3. PCR検査機関設備整備費:716,401千円

  PCR検査機関(①県と行政検査の委託契約を締結している医療機関、および②県と取りまとめ機関(医師会等)が行政検査の集合契約を締結している時、その医師会等に集合契約締結に関する権限を委任した医療機関、ならびに③上記①、②に該当する医療機関から検体の検査依頼を受け、行政検査を実施する検査機関)における検査機器(次世代シークエンサー、リアルタイムPCR装置等)の整備への支援

 

  4. 愛知県医療従事者応援金:4,563,000千円

  入院医療機関の医療従事者の処遇改善を促進する応援金の交付

  軽症・中等症患者 100万円

  重症患者     200万円

  重篤患者     400万円

  ※いずれも、新型コロナ入院患者一人当たり金額

 

  5. 愛知県回復患者転院受入医療機関応援金:50,000千円

  医療従事者の処遇改善を促進する応援金の増額

  新型コロナ回復患者一人当たり10万円

 

  6. 感染症医療給付費:81,555千円

  入院患者数の増加に伴う医療費本人負担分の公費負担の増額

 

  7. 自宅療養者・宿泊療養者医療費補助金:34,519千円

  療養者の増加に伴う医療費本人負担分の公費負担の増額

 

  8. 相談窓口設置事業費:831,518千円

  保健所設置市(名古屋市 · 豊橋市 · 岡崎市 · 豊田市 · 一宮市)が行う相談窓口の拡充、自宅療養者の健康管理の実施に対する支援

 

  9. 指定管理者支援金:647,000千円

  利用料金収入が減少する中で、感染防止対策を実施しながら県有施設(愛知芸術文化センターはじめ、計23施設)を維持管理・運営する指定管理者への支援

 

 2)新型コロナ対策関連事業以外の事業

  10. 中小企業応援障害者雇用奨励金:16,800千円

  初めて障害者を雇用する中小企業へ交付する奨励金の申請件数増加に伴う増額

 

  11. あいち農業イノベーションプロジェクト推進調査費:23,733千円

  愛知県農業総合試験場と新しいアイデアや先端技術を持つ大学・スタートアップ企業等との産学官連携によって、カーボンニュートラルやコロナ禍に対応するサプライチェーンなど農業分野の新たな課題に対応するための農業イノベーション創出に向けた調査(~2022年3月)

 

  12. 土地改良事業費:100,000千円

 

  13. 治山費:200,000千円

 

  14. 道路・街路事業費:6,321,000千円

 

  15. 河川・海岸事業費:930,000千円

  ※矢作川カーボンニュートラルプロジェクト検討調査費

  矢作川をモデルケースとして水循環をテーマに、森林保全・治水・水道から再生可能エネルギーまでを官民連携してカーボンニュートラルの実現を目指す取組の全体像を作成(~2022年3月)

 

  16. 砂防事業費:448,000千円

 

  17. 土地区画整理事業費:3,142千円

 

  18. 公園事業費:932,707千円

 

  19. 漁港事業費:462,000千円

 

  20. 交通安全施設整備費(警察本部関係):104,774千円

 

  21. ジブリパーク整備費(繰越明許費):1,859,435千円

  愛・地球博記念公園内旧温水プール棟のアスベスト対策実施による工期延長(~2022年4月)

 

  22. 新体育館整備推進費:△239,580千円

  計画地内既存施設工事の取壊し工期見直しに伴う減額と2022年度債務負担行為の設定

 

定例県議会に臨んでは、新型コロナワクチン接種と医療提供体制の強化をはじめ、自粛疲れが見える県民生活と事業経営への支援の拡充について、提案・審議してまいります)

 

 

→ 議員連絡会

(議会事務局と、決算特別委員会の割振り等について、協議・確認しました。

 

決算特別委員会とは、(昨年度の)決算が議会に提出される9月定例議会において、その認定審査のために設置される委員会であり、今年度、私は一般会計決算特別委員会に所属することとなりました。

 

昨年度実施された全事業にわたる審査を厳格に行い、不明な点については関係当局に対してしっかりと問い質していきたいと思います)

 

→ 展覧会「たたなはる」〜星の輝きと香りの中で〜

(ゼネコン勤務名古屋支店時代の先輩女史の展覧会に出掛けました。20数年ぶりの再会でした。

 

当時から字が綺麗で書道を嗜むと聞いていましたが、今は書家として首都圏を中心に活躍されています。

 

少しも変わっていない容姿が、この間経過した時間を一瞬にして忘れさせる一方で、長い時間の経過を実感させる風格を身にまとっていました。

 

”花”の写真に、”香”と筆でしたためた透かし紙を重ね合わせる技法で仕上がった作品は、どれも優しく繊細でした。

 

短い滞在でしたが、昔を懐かしみながら、楽しい時間を過ごすことが出来ました)

 

 

 

→ 愛知入院待機ステーション開設決定

(新型コロナ患者の受け入れ病床がひっ迫した際、自宅療養中に容体が悪化したコロナ患者を一時的に受け入れて、必要な処置を行って入院につなげる”入院待機ステーション”を、愛知県武道館(名古屋市港区)において9/6から開設します。当初20床。

 

このステーションは1泊2日の利用を想定し、その間、医師や看護師が24時間体制で酸素投与等の処置を行うことで、入院先が見つからずに重篤な症状になる事案を防ぎます)

 

9/4 町内美化運動(道直し)

(地元隣組の毎年恒例の道普請に参加しました。

 

コロナ禍でお会いする機会もめっきり減った中とあって、近況をお聞きしながら、作業はあっという間に仕上がりました。

 

甲斐あって、権現さん回りの伸び切った樹木を刈り込み、道端の雑草を根こそぎ抜き取って、見るからにすっかり綺麗になりました)

 

 

9/5 知立山車文楽・山町人形連結成45周年記念公演

(山町人形連さんが結成されて45年の節目を祝し、賑々しく記念公演が開催されました。迫力のある素晴らしい公演でした。

 

知立が誇る山車文楽の継承には、関係の皆さんの並々ならぬ努力の積み重ねがあることを、記録映画を拝見して実感しました。

山町さん固有の連帯力によって、歴史ある伝統芸能を未来永劫、連綿と引き継いでいかれるものと確信します)

 

 

 

 

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