6/30 弘法命日

(まん延防止等重点措置期間中ですので、人気を避けて参拝に出掛けてきました。

 

このところ、新型コロナウイルス感染症の重症者数(=人工呼吸器や集中治療室で治療を受けるなど)は全国の1週間平均で571人と緩やかに減少していますが、新規陽性者数は全国の1週間平均で1,499人と下げ止まっており、特に東京都、神奈川県はいずれの指標も突出しています。

 

お大師さんには、一刻も早い疫病退散を祈願しました)

 

 

 

 

 

7/1 人物像の深遠

(知立出身の洋画家である乃村豊和先生の企画展に伺いました。

30年前から書き貯めた作品群は今も輝きを放ち続け、中でも100号の大作は圧巻で、モチーフのバレリーナがキャンパスから飛び出してきそうな臨場感を得ました。

 

乃村先生の生家が柴田事務所の隣組というご縁で、お住まいのあるアメリカから帰国の度に元気な姿を見せてくださいます。

 

コロナ禍で創作活動も困難と聞き、芸術文化活動を盛り上げていかねばと改めて実感しました)

 

 

 

 

7/2 会計局・総務局レク

(まず、2020年度一般会計決算見込みについて会計課および財政課からレクがありました。

 

※決算見込み:

  歳入 2兆8,551億7,200万円

  歳出 2兆7,947億6,000万円

  形式収支 604億 1,200万円

  翌年度繰越財源 66億900万円

  実質収支 538億300万円

 

実質収支を538億円確保する見込みとなったものの、このうち、約250億円は新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金等の概算交付によるものであり、今後、国へ返還する必要があり、要国庫返還額を除く実質収支は約288億円。

 

また、本件財政は極めて厳しい状況。

 

本年度の当初予算では、新型コロナ感染症の影響により、県税および地方譲与税の大幅な減少が見込まれたことから、多額の基金の取り崩し(減債基金999億円、財政調整基金477億円)を計上して対応した。

 

さらに、現下の新型コロナ感染症への迅速かつ適切な対応に万全を期すため、最大限に手元資金を確保しておく必要がある。

今回の実質収支を年度内に生じる行政需要の財源として活用するとともに、年度内の歳入の確保や「あいち行革プラン2020」に沿った行財政改革にしっかりと取り組み、今後の厳しい財政状況に対応していく。

 

〇次に、2020年度県税の決算見込額について税務課からレクがありました。

 

※決算見込額(総括):

  決算見込額 1兆1,552億6,500万円

  最終予算額 1兆1,402億円

  差引増減額  +150億6,500万円

 

2020年度の県税収入が前年度を下回ったのは、県税の主要税目である法人二税が、新型コロナ感染症の影響などに伴う企業収益の減少により減収となったことなどによる。

 

 1)法人二税:輸送機械工業などの製造業の企業収益が減少したことに加え、法人県民税の税率引下げの影響などによる減収

 2)個人県民税:株式等譲渡所得の金額が増加したことなどによる増収

 3)地方消費税:税率引上げの影響などによる増収

 4)その他:

  ①自動車税環境性能割および自動車取得税:新型コロナ感染症緊急経済対策に係る臨時的軽減の影響などよる減収

  ②軽油引取税:給油の引取数量が減少したことなどによる減収

 

※県税徴収率:98.4%

 

※収入未済額:192億8,800万円

 

私も引続きしっかりと、本県における行財政改革が着実に取組まれるよう県政運営各般に渡って厳しく監視するとともに、県税収入の確保に向けて納税利便性の向上と市町村の徴収支援が進むようしっかりと働き掛けてまいります)
 

→ 議員連絡会

(まず、財政課から補正予算についてレクがありました。

 

※生活福祉資金貸付事業費補助金:2,960,000千円

 

 ・生活福祉資金貸付制度の特例措置の申請期間の延長:6/30→8/31

 

  1)緊急小口資金(一時的な資金が必要な方)

   新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯:10~20万円(据置1年・償還2年以内・無利子)

 

  2)総合支援資金(生活の立て直しが必要な方)

   新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯:10~20万円(据置1年・償還2年以内・無利子)

 

 ※生活福祉資金貸付制度の特例貸付

  https://www.pref.aichi.jp/.../covid19.../covid19-aichi.html

 ※新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金(既報)

  https://www.pref.aichi.jp/.../seikatsukonkyusyajiritsushi...

 

〇次に、議会事務局と本会議運営順序などについて確認し、本会議における議案ならびに意見書案などに対する採決態度(賛成か反対か)を伝達しました。

 

※意見書案:

 1)中部国際空港の二本目滑走路の建設促進について

  ①アフターコロナを見据え、本件を含む中部地域の観光・ビジネスの航空需要の高まりに対応していくため、中部国際空港の二本目滑走路の建設を促進すること

 

 2)子どもが健やかに成長できる社会の実現について

  ①子どもの育成に関する施策について、安定的な財源を確保するとともに、国、地方自治体、学校、医療機関などの関係機関の連携強化を図りつつ、一層の充実・強化を図ること

  ②地方自治体が行う子どもの育成支援のための取組への支援を拡充すること

  ③省庁横断の一貫性を確保し、年齢による支援の切れ目を排した取組を総合的に推進する組織体制を早急に構築すること

 

 3)性犯罪に関する刑事法の見直しについて

  ①性犯罪の根絶に資するよう、被害者の視点に立ち、速やかに性犯罪に関する刑事法の見直しを進めること

 

 4)大麻の乱用防止対策の充実について

  ①SNS等の活用や学校における広報啓発活動の充実など、若年層に対する大麻の有害性・危険性に関する正確な情報の普及啓発の強化を図ること

  ②「大麻等の薬物対策のあり方検討会」で示された大麻規制に係る課題や見直しの方向性を踏まえ、より実効性のある大麻規制の実現に向けた検討を速やかに行うこと

 

 5)デジタル教科書等の効果的な活用について

  ①児童生徒や教師が使用しやすいものとなるよう、デジタル教科書等を作成する際のガイドラインを策定し、規格の統一化や機能の標準化を図ること

  ②児童生徒の進学、転校等の際においても、学習の継続性が確保できる環境を整備すること

  ③デジタル教科書等の本格的な導入に向けて、紙の教科書等の両方の特性が効果的に発揮できるよう、十分に検討を行うこと

 

 6)ヤングケアラーへの支援の充実について

  ①ヤングケアラーへの支援施策を一体的、効果的に推進するため、福祉、介護、医療、教育等の関係機関やNPO等の連携強化を図ること

  ②ヤングケアラーの社会的認知度の一層の向上を図るため、広報啓発活動の充実、強化を図ること

  ③小学生や大学生を含めたより詳細な調査を行い、ヤングケアラーに寄り添った切れ目のない支援を検討すること

 

7/9に定例県議会は閉会しますが、7/11までのまん延防止等重点措置を予定どおり解除すべきか否かの判断とともに、県民・事業者の皆さんへの要請事項の精査が急務です)

 

 

 

 

 

7/3 茅の輪くぐり

(夏越の大祓にあたり、疫病除(えやみよけ)を祈願してきました。

 

新型コロナの本日7/3時点の全国の感染者数は1,881人、重症者数は501人、入院中や療養中などの人数は16,192人で、感染状況を示す4つのステージを判断する5つの指標である、①医療のひっ迫具合、②療養者数、③PCR検査の陽性率、④新規感染者数、⑤感染経路が不明な人の割合については、東京都と沖縄県がいずれもステージ3、もしくは4に相当しています。

 

今年も早や半分が過ぎ去りましたが、上半期のほぼ毎日に自粛要請が続いていることから、地域経済や住民生活に一層の支援が必要です)

 

 

 

→ SDGs バイオ&フルーツ農園開設イベント

(遊休農地を活性化するため、ビオトープを作ってホタルの幼虫を放流するなど、バラエティに富んだ活動を市内で展開している地域活性化プロジェクト代表の信原さんが今回、フルーツパークを作られたので知事をお誘いしてともに参加してきました。

 

大勢の子どもたちと一緒に楽しく、ローゼルを植え付け、メダカを放流し、最後に地元産のスイカを美味しくいただきました。

 

折しも時は、SDGs時代に突入。

最近では、”誰一人取り残さない”、”持続可能な社会”を目指すという謳い文句を地方行政が良く使うようになりましたが、身近な所から良く聞こえてくるのは、”市の対応は冷たかった”、”市は頼りにならない”という声です。

 

住民生活に最も近い行政である市には、悩めるすべての市民に寄り添い、何に困っているのか紐解き、その痛みに共感しながら、ともに解決を目指す姿勢を求めたいと思います。

 

また、今日のイベントに参加した子供たちには、将来にわたり、誤魔化しなく事実と向き合い、多様性と包摂性に満ちた社会を力を合わせて作り上げていって欲しいと思います)

 

 

 

 

7/4 山車文楽公演

(知立山車文楽の伝承発展の源である保存会の皆さんの円熟味のある舞台を拝見しました。

 

2年連続で知立まつりが中止となり、晴れ舞台に久しいとはいえ、素晴らしい上演でした。

 

人情の機微に触れる外題に心が響き、特に、愛する人のために命を賭ける哀切極まりない姿に万感胸に迫るものがありました)

 

 

 

→ ハートフルコンサート

(知立市吹奏楽団の皆さんの優雅な演奏を堪能しました。

 

仕事柄、日頃から悪質でhurtful(=心が傷つく)な嫌がらせに見舞われることも少なくありませんが、良質でHeartwarming(=心が温まる)な雰囲気に包まれた会場で聞く音楽は、心を癒し、明日への英気を養ってくれます。

 

特に最終盤に演奏された”レ・ミゼラブル”の”民衆の歌”には勇気付けられました。

 

学生時代にブロードウェイでミュージカルを観賞して以来、劇中歌を耳にするたび、その当時の感動がよみがえるとともに、主人公のジャン・バルジャンやコゼットが生きた時代背景(=政治行政がもたらす貧困)や生活実態(困窮がもたらす罪)、無償の愛(絶望の果ての光)に思いが及ぶと自然と目頭が熱くなります)

 

 

 

 

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