11/12 県民環境委員会
(現地調査のため、県民文化局所管で①11/22に愛知県が清須市にオープンする”あいち朝日遺跡ミュージアム”と、環境局所管で②中間貯蔵・環境安全事業株式会社=JESCO ”豊田PCB処理事業所”をそれぞれ訪れました。


①朝日遺跡は佐賀県吉野ヶ里遺跡に匹敵する全国屈指の集落跡です。弥生時代の初期から終末まで営まれた全国最大規模のこの集落では、土器や石器、木製品、骨角器、金属器など様々なモノづくりが行われ、生産と流通の拠点となった集落でした。この遺跡を広く紹介するための博物館が今般完成し、ミュージアム内には国指定重要文化財の遺跡出土品が展示されているうえ、隣接して弥生時代の遺構、住居や環濠を復元展示しています。特に子供たちには学校行事などでこの遺跡を訪れ、弥生時代に独自の文化を育み、他地域にも影響を与えた東海地方の中核的な集落で営まれた当時の暮らしに思いを馳せてもらいたいと思います。

 

 

 


②JESCOは国などの委託を受けて行う中間貯蔵事業と旧日本環境安全事業株式会社の実施していたPCB廃棄物処理事業を行う政府全額出資の特殊会社で、全国5箇所にPCB廃棄物処理施設を設置し、PCB廃棄物を保管している事業者などの委託を受けてその処理を行っています。豊田事業所では高濃度PCB廃棄物の変圧器とコンデンサーを2023年3月31日までを期限に処理を完了することとされており、現在進捗率は96.5%=73,663台が処理済みである一方、廃棄物の保管事業者がJESCOと処分委託契約を行う期限の2022年3月31日までの早期に契約を締結する必要があるため、事業者に対する指導に加えて未把握のPCB廃棄物の掘り起こしを行っているとのことです。処分に係る経費=処理費用+収集運搬費用には70~99%を助成する制度を設けており、処分委託契約未締結の事業者におかれては速やかな手続きをお願いします)

 

 

→ 安城警察署長着任挨拶

(今秋の人事異動で安城署長に就任された林昌彦警視が柴田事務所に来所されました。54歳の若さみなぎる新署長は元公安1課長。公安捜査で培われた3現=現地・現物・現実主義による違法行為の有無の確認視察作業の徹底など、持ち味を生かした署運営と地域の治安向上を期待いたします)
 

11/15 寺の市

(秋晴れの下、午前中早くから多くの家族連れで賑わっていました。コロナ禍で地域の秋祭りがいずれも神事のみということもあって、お祭り気分を楽しみに各屋台店を回って買い物する皆さんの姿が印象的でした。境内に流れる演奏も軽妙でお祭り気分を盛り上げてくれました)

 


 

→ 上重原町文化展

(コロナ禍で町内会行事が軒並み中止となる中、地元の文化展が賑々しく開催されました。区長さん方が出展作品の由来を丁寧に説明してくださったことで、作者による作業風景を頭に浮かべながら各作品を興味深く観賞できました。それにしても皆さんの腕前は玄人はだしです)

 

 

 


 

→ 秋の山車文楽上演

(”二人三番叟”、”傾城阿波の鳴戸”、”伊達娘恋緋鹿子”と迫真の文楽上演を拝見しました。いつもながら、物語にぐっと引き込まれ、時間が経つのを忘れました。青空の下での上演は、知立まつりさながらでした)

 


 

→ しみん芸術祭”美術部門展”

(日本画、洋画、書、写真の展示会に出掛けました。文化協会50周年を記念した今回は、”知立"をテーマにした作品が製作されて勢揃いし、各作品に親しみを感じながら拝見できました)

 

 

 

 

→ 知立市文化各賞表彰式 

(知立市文化協会では毎年、文化の振興発展に寄与された方、文化活動が顕著な方を対象に文化各賞を授与しています。

今年の①知立文化賞は松尾葉子さん、②文化奨励賞はBALLET STUDIO N 代表の二條光佚汀さん、③文化芸術新人賞は神谷英里佳さんがそれぞれ受賞されました。
 

①文化賞の松尾さんは、毎年文化会館で継続開催されているパティオ・ニューイヤーコンサートの指揮者として知立市に縁があり、愛知県立芸術大学客員教授として後進の指導にも力を注がれています。

②奨励賞の二條さんは、毎年市民芸術祭の洋楽のつどいで創作バレエを発表されており、主宰するバレエ教室では幼児からシニアを対象に音感教育に力を入れておられます。

③新人賞の神谷さんは、知立出身、在住のハーブ奏者であり、愛知県立芸術大学大学院在学しながら幅広く音楽活動を展開されている一方、高校音楽科非常勤講師として音楽家を目指す若者の指導に当たっておられます。

いずれも素晴らしい感性の持ち主であり、弛まぬ努力で文化技量を身に着けておられることから、これからの更なる活躍を期待いたします。


また、文協創立50周年の今回は特別表彰として文化功労賞を授与することとし、長年にわたる功績を称えました。


功労賞にはそれぞれ、①からくり保存会の継承に尽力された坂田盛彦さん、②山車連合ならびに山車文楽会長として尽力された加藤敞三さん、③義太夫の継承・人材育成に尽力された板倉ミチさん、④県文化協会連合会会長を歴任された高須昭宜さん、⑤茶華道の普及に尽力された中野須真子さん、⑥将棋の子どもたちへの普及に尽力された杉原一行さん、⑦囲碁の子どもたちへの普及に尽力された長坂浩安さんが受賞されました。

生涯現役にてこれからも後進の指導に精力的に当たっていただきたいと期待いたします。


皆さん、おめでとうございました)

 


→ 知立市文化協会50周年記念公演”東海道松並木~人生絵巻~”

(文協加盟の会員有志による舞台公演を拝見しました。笑いあり、涙ありの公演は脚本も演技も出来栄えが素晴らしく、あっという間の100分でした。次の知立新喜劇が早く見られることを楽しみに待ちたいと思います)

 

 


→ 光琳・宗達展

(尾形光琳の”八橋図屏風”に加えて、俵屋宗達の”松島図屏風”、”風神雷神図屏風”の本物と見紛う高精細複製品に思わず息を飲みました。会場は貸切状態の上、アテンドしてくださった蔭山教授の解説=うんちくも分かりやすく、時間を掛けて満喫できました。

11/17火曜日からは新たに尾形光琳の”紅白梅図屏風”も追加展示されることから、今一度訪れたいと思います。こちらの屏風はパティオ知立の収蔵品で、その収蔵を知っていた小林先生の一声で急遽展示されることになったそうです)

 



 


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