9/28~ 愛知県感染症対策局、保健医療局、経済産業局、教育委員会、総務局ほか打合せ
(新型コロナウイルス感染症対策と追加経済対策、学校支援などについて経常的に関係部局と協議しました)
9/28~30 本会議
(各部局から所管事項について、それぞれ答弁がありました)
10/1 県民環境委員会(県民文化局所管事項)
(県民生活課と①エシカル消費=倫理的消費について質疑しました。主な内容は、以下のとおり。
現在、世界中で、人権や貧困などの社会問題や、地球温暖化に関わる環境問題が深刻化している。2015年に国連で採択されたSDGs、いわゆる“持続可能な開発目標”=平和かつ豊かで持続可能なグローバル社会を構築するための国際目標では、平和的社会や飢餓、持続可能な生産消費などが掲げられている。
我が国でも、グローバル化や少子高齢化、大規模自然災害などが重要課題となっており、その解決に消費者の果たし得る役割が注目を集めている。
そうした中、より良い社会に向けて、“エシカル消費”=倫理的消費への関心が高まっている。“エシカル”(ethical)とは、英語で“倫理的・道徳的”という意味で、“エシカル消費”とは、消費者が社会のために良いと考える製品やサービスを選ぶ倫理的に正しい消費行動を意味し、配慮の対象となるのは、人や社会、動物、環境など多岐にわたる。
近年、欧米の若い世代を中心に広まっており、その影響は、食品やファッションなど幅広い産業分野に及んでいる。他方、エシカル消費の広がりで、サプライチェーンの見える化や、動物や化学由来に代わる素材のニーズが高まっており、新たな事業機会が生まれている。
我が国におけるエシカル消費の動きは始まったばかりで、今年8月に消費者庁が発表した“エシカル消費に関する消費者意識調査結果”によると、その認知度は12.2%で決して高くない。ただし、エシカル消費に対する興味度やイメージはそれぞれ、ポジティブに回答した人の割合が5割を超えている。
そもそも日本人は、エシカルという考え方に馴染みやすい特性、すなわち、他への思いやり、自然への畏敬などの価値観を持ち、どれも古くから大切に受け継がれてきた。
最近では、人や社会、動物、環境などへの配慮のため、消費者行動にエシカル消費の広がりを見ることができる。
また、SDGsにおいて、その17の目標のうち、12番目の“つくる責任つかう責任”は持続可能な消費パターンを確保することを定めた目標であり、エシカル消費との親和性が高い。本県は昨年、SDGs未来都市に選定されており、SDGsの達成期限である2030年に向けて、産業活動が盛んな本県だからこそ描ける“持続可能なまちづくり”を進める中で、エシカル消費の普及促進は重要である。
さらには、ポストコロナにおいては、資源の海外依存、生活・生産拠点の一極集中リスクなどを再認識し、持続可能で復元力を備えた社会を目指す必要がある。現在、ポストコロナに向けて大きな社会変革が求められているが、今こそエシカル消費をより認識し、普遍化していくことが重要である。
〇県には、消費者と企業に対して、ポストコロナに向けて、新しい生活様式の実践と、倫理的に正しい消費行動を促し、持続可能な経済社会を作るための幅広な取組を要望しました。
→ 愛知県議会委員会条例改正
(委員会へのオンライン出席の取扱いについて、本9月定例議会中に条例改正を行います。
導入時期:12月定例議会から運用
オンライン出席を認める場合:新型コロナなどの重大な感染症の蔓延防止又は地震や台風などの大規模な災害の発生等に該当する委員が一人でもいる場合は、当該委員のオンライン出席を認める)
10/4 知立市美術展・小中学生美術展表彰式
(コロナ禍にあって、文化芸術活動に制約がある中で、精力的に創作活動を続け、自信作を出展いただいた皆さんには敬意を表しながら、各賞受賞者の皆さんに祝辞を述べました。会場には秀作がずらりと並び、独特の風味を持った作品をひとつひとつ拝見しながら、芸術の秋を堪能することができました)